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電子ブック作成ソフト「ActiBook」のiPhone版が販売開始――iPad版も近日公開予定

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「ActiBook」のiPhone版
  • 「ActiBook」のiPhone版
 スターティアラボは28日、同社の電子ブック作成ソフト「ActiBook(アクティブック)」のiPhone対応版「ActiBookCustom 2(アクティブックカスタム)」の提供を開始したと発表した。ActiBookは、PDFや画像データなどから電子ブックやWebカタログを作成できるソフトウェア。

 「ActiBookCustom 2」では、オーサリングツール(編集画面)にて、iPhone用の電子ブックデータを作成することができる。同ソフトウェアで作成した電子ブックでは、表示されている電子ブックのページがサムネイル表示される「目次・ビジュアル機能」や、任意のページにしおりをつけられる「しおり機能」、予め指定した順番で拡大ページが自動遷移する「拡大ステップ送り機能」などが搭載されている。iPhoneでの基本操作に対応しているため、ページめくりや拡大縮小はタッチで行うことが可能で、画面を回転した際の縦横表示の切り替えにも対応している。
 
 同社は「ActiBookCustom 2」のターゲットとして、主に安価にiPhone用のコンテンツを提供したい出版社を想定。今後はiPadも含めた様々な電子書籍端末への展開を進めていくという。

 価格は初期費用が200万円。初期費用10万円、月額2万円のバージョンアップサポートプランに加入しているユーザー企業は、無料で同機能を追加することができる。

 「ActiBook」は、小学館、角川グループパブリッシングなど出版社を中心に現在までに670社以上の導入事例がある。制作冊数やページ数、保存用サーバなどにかかる追加費用はなく、何冊でも制作可能。同社によるとActiBookのiPhone対応へのユーザー企業からの要望は以前から多く、同社が5月中旬に実施したActiBookユーザー向けのiPhone対応版説明会では100社以上の企業が集まったという。
《RBB TODAY》
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