ファイル共有ソフト、全ネット利用者の「9.1%」がまだ使用中 〜ACCS調べ
2009年9月24日〜30日の期間、Webアンケート調査を実施(現在利用者を対象とした調査:1,903サンプル、過去利用者を対象とした調査:2,493サンプル)するとともに、各ファイル共有ソフトネットワークに対応した手法を用いてネットワークを巡回し、実際に流通している情報を取得・分析して実施した。
今回の調査では、ファイル共有ソフトの「現在利用者」(2008年10月以降にファイル共有ソフトを利用したことのある者)がインターネット利用者の9.1%という結果となり(2008年9月の調査では10.3%)、5年ぶりに減少したとのこと。なお「過去利用者」(2008年9月以前にファイル共有ソフトを利用していた者)については11.7%だった。「現在利用者」が主に利用しているファイル共有ソフトは、上位から「Winny・Winnyp」23.1%、「Cabos」19.0%、「Limewire」16.3%、「BitComet・BitTorrent」14.5%、「Share」9.6%の順。昨年4位だったWinMXの名前がなくなった。ダウンロード経験のあるファイルのジャンルの内訳は、「音楽関連」77.7%、「映像関連」63.7%、「ソフトウェア」21.9%、「書籍関連」17.8%、「写真・画像関連」14.6%となり、昨年と順位に変動はなかった。
利用率低下の要因としては、6月12日に成立した改正著作権法(2010年1月1日施行)が大きいと同調査では見ている。ファイル共有ソフトの「現在利用者」のおよそ4人中3人(74.7%)は、同法について認知をしているとのことで、「ダウンロードが違法になることは知っていた」34.6%、「見聞きしたような気がする程度」25.6%、「詳しい内容まで知っていた」14.5%という内訳になっている。「現在利用者」の著作権法改正後のファイル共有ソフトの利用意向は、変化が見られる割合が合計で44.3%(「継続利用は減ると思う」 30.7%、「利用をやめようと思っている」13.6%)。「継続利用するかどうかわからない」は34.6%、「今まで通り利用したい」は21.1%だった。なお、「過去利用者」がファイル共有ソフトの利用をやめた理由では、「違法コンテンツのダウンロードが違法化されると聞いた」は15.6%に上る。
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