
今回の記事ではWordPress(ワードプレス)をローカル環境にインストールする方法をお伝えします。
ですが、結論からお伝えすると大変なので初心者にはおすすめできません。AWSなどのサーバーに上げる時などは、一旦公式サイトからのダウンロードが必要となると思いますが、それ以外の方はレンタルサーバーからインストールした方が簡単です。
レンタルサーバーのエックスサーバーに契約すれば、管理画面にWordPressの簡単インストール機能がありますので、個人運用の場合はレンタルサーバーと独自ドメインを契約するのが一番コスパも良く簡単な始め方かとは思います。
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CONTENTS
ローカル環境にWordPressをインストールする場合について
それでは、WordPressをローカル環境にインストールする方法についてご紹介します。
なお、WordPressはレンタルサーバー上で動かすのが基本です。ですが、たとえばテーマを自作する場合などは、いきなりレンタルサーバー上に公開してしまうと、編集などの作業を実施しづらかったりします。
そのため、WordPressの動作確認や、デザインの確認の際はローカル環境で試してみることもあるかと思います。また、ローカルで行うことで、事前にトラブルを避けることもできます。
WordPressを動かすためにローカル環境を構築するためには?
ローカル環境でWordPressを動かすためには、WordPressが動作する環境を構築する必要があります。
そして、その構築した環境の中にWordPressをインストールする必要があります。まず、WordPressが動作する環境は、「Webサーバー」と「MySQL(データベースサーバー)」、「PHP」の3つをインストールする必要があります。
この3つが揃って初めてWordPressの動作環境が整います。そこで今回は、「XAMPP」を使ったローカル環境の構築方法を紹介します。
XAMPPをインストールする手順を7STEPで解説
XAMPPのインストール手順は以下のようになります。
- XAMPPをダウンロードする
- XAMPPをインストールする
- XAMPPの文字化けを直す
- データベースを作成する
- WordPressをインストールする
- WordPressの初期設定をする
- WordPressのログインに必要な設定を行う
1.XAMPPをダウンロードする
以下のURLからをダウンロードしてください。
https://www.apachefriends.org/jp/download.html
なお、ページには32bit版のインストーラーしか用意されていませんが、64bit版のパソコンでも同様に使用することができます。
2.XAMPPをインストールする
続いて、XAMPPのインストールを行います。ダウンロードしたら、インストーラーを開いてください。すると、以下のような画面が表示されますので、「Next」をクリックして次の画面に進みます。
次に、インストールするソフトウェアを選択するための画面が表示されます。
今回はすべてのソフトウェアをインストールするので、全ての項目にチェックを入れて「Next」をクリックしてください。
※既にインストールされているソフトウェアは灰色で表示され、選択できないようになっています。
ここまでできたら、インストールするフォルダの選択を行います。
デフォルトでインストール先は「C:xampp」に指定されています。このまま変更せずに「Next」をクリックします。
※「C:xampp」は約1GBほどのフォルダになります。Cドライブの空き容量には注意が必要です。
次に、「BitNami」というオープンソースプロジェクトの説明画面が表示されます。ここでチェックを外して、「Next」をクリックします。
「Ready to Install」という画面が表示されたら、「Next」をクリックしてインストールを行います。
インストールが始まると以下のような画面が表示されます。インストールには5分程時間が掛かりますので、しばし待ちます。
以下のような画面が表示されたら、インストール完了です!
このまま「XAMPP」の動作確認をするので、チェックを入れて「Finish」をクリックしてください。
3.データベースを作成する
まずは「XAMPP」の管理画面から「Apache」と「MySQL」を起動させます。「Start」をクリックすると起動します。
こうして以下の画像のように表示されていれば、起動されています。次に「MySQL」の「Admin」をクリックしてください。
すると、以下のように「phpMyAdmin」が表示されます。その中の「データベース」をクリックしてデータベースの作成を行います。
ここでデータベースの名前を決めます。今回は「sample1」としました。続いて、「照合順序」を設定します。
「utf8_general_ci」を選択してください。その後、「作成」をクリックしてください。
これでデータベースの作成は完了です!
4.WordPressのインストール
次にWordPressの公式サイトから「WordPress」をダウンロードします。
公式サイト:https://ja.wordpress.org/
zipファイルでのダウンロードになります。ダウンロード後、解凍しておきます。XAMPPをデフォルトのままインストールしている場合は「C:/xampp」になっています。
ダウンロードした「WordPress」は、「C:xampp/htdocs/wordpress」になるように移動しておきましょう。
5.WordPressの初期設定をする
次に「http://localhost/wordpress/wp-admin/setup-config.php」にアクセスしてください。すると、以下のようなページが表示されます。
「さあ、始めましょう!」をクリックしてデータベース接続のための設定を行いましょう。データベース作成の設定と同じデータベース名を入力します。
以下のように表示されればOKです。
準備が整っていたら、「インストール実行」をクリックしてください。
なお、これ以外の画面が表示される場合は設定が間違っている可能性があります。その場合はもう一度やり直しが必要です。
6.WordPressのログインに必要な設定を行う
ここからは、WordPressのログインに必要な設定を行います。先ほどのデータベース名の設定とは、全く別物になります。
ここで設定するサイト名やユーザー名などは、WordPressの管理画面にログインする情報です。
後から修正可能なので、現時点で考えているサイト名で入力していただければOKです。
今回はローカル環境なので、「検索エンジンがこのサイトをインデックスすることを許可する」という項目のチェックは外しておきます。
すべての項目の入力が終わったら「WordPressをインストール」をクリックしてください。インストールが終わり、以下のような画面が表示されればOKです。
「ログイン」をクリックすると、以下のようなログイン画面が表示されます。ここまでできれば、ローカル環境でもWordPressが使えるようになります。
WordPress自体の基本的な使い方はローカル環境でも同じです。
WordPressをローカル環境にインストールする方法は初心者には難しい…
以上になりますが、基本的には初心者の方がローカル環境にインストールする必要がある場合は、殆どないかと思います。
初心者の方がWordPressを導入する場合は、簡単インストール機能があるレンタルサーバーのエックスサーバーに契約して、そこからインストールをするのが一番簡単です。これからWordPressでのサイトの運営を始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。