
「ブログの運営といえばWordPress」とよく聞くものの、WordPressの始め方は色々あって迷いますよね。ブログ運営にあまり費用をかけたくない方は、WordPressの無料版が気になっているかもしれません。
この記事では、WordPressの無料版で収益化は可能なのかについてまとめました。初心者におすすめのWordPressの始め方から注意点まで、徹底解説します。

2021年5月31日にリリースされた、エックスサーバーのシステムをベースにしたシン・レンタルサーバー!
月額料金がスタンダードプランで1,540円〜(税込)なので、コスパよく爆速なサイト運営が可能に!
管理画面はエックスサーバーと同じで使いやすくなっているので、これからサイト運営をする方にはおすすめです!
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CONTENTS
WordPressを完全無料で始める方法はある?
以下の2つがあれば、WordPressを完全無料で始められます。
必要なもの | サービス例 |
---|---|
無料レンタルサーバー | Xfree |
無料独自ドメイン | freenom |
初期費用や契約料金などが無料です。コストがかからないため負担になりません。
しかし上記サービスは、機能が大きく制限されます。例えば無料レンタルサーバーは容量が圧倒的に小さいです。ブログに画像を掲載するのが難しくなるでしょう。
WordPressを完全無料で始めること自体は可能です。しかし長期的なサイト運営やアフィリエイトでの収益を考えているなら、レンタルサーバーからWordPressをインストールしましょう。コストはかかるものの、安定性や信頼性などは比べものになりません。
無料でホームページを作成する方法
WordPressには2種類ある
WordPressには2種類があり、利用方法によってWordPressの名称が異なります。
- 無料・有料版があるWordPress.cpm
- サーバーからインストールするWordPress.org
WordPress.comはアメーバブログやはてなブログのように使えるレンタル型、WordPress.orgは自分でサーバーにインストールして利用するインストール型です。
WordPressを契約する前に、それぞれにどんな特徴があるか確認しておきましょう。
無料・有料版があるWordPress.cpm
WordPress.comは、無料で使えるバージョンが存在します。始め方も至って簡単で、WordPress.comに掲載されているプランから「無料プラン」を選ぶだけです。
はてなブログなどの有名なブログサービスのように、サブドメインでWordPressを利用できます。サブドメインとは「◯◯◯.wordpress.com」のように、本体ドメイン「wordpress.com」の前に適当な文字列を挿入して作った新しいドメインのことです。費用をかけずに複数のURLを取得できます。
WordPress.comを利用するのは、ブログ初心者が陥りやすいミスです。収益化を目指すなら、次で説明する方法でWordPressをインストールしましょう。
サーバーからインストールするWordPress.org
WordPress.orgは、WordPressをダウンロードしレンタルサーバーにインストールすることで利用できます。
しかし、今は公式サイトからWordPressをダウンロードする必要はありません。多くの有料レンタルサーバーサービスで、WordPressを簡単に始められる機能を提供しているからです。
WordPress.orgは運用費用がかかるものの、機能制限がありません。収益化を目指しているブロガーやアフィリエイターは、レンタルサーバーからWordPressサイトをインストールしています。WordPressの始め方を参考に、ブログを開設しましょう。
WordPressを無料で始めるデメリット
「無料でWordPressが使えるなら、WordPress.comが良いのでは?」と思うかもしれません。しかしWordPress無料版には、機能制限があります。機能制限によるデメリットは、以下の4点です。
- 収益化が難しい
- プラグインが使えない
- サブドメイン運用しかできない
- デザインのカスタマイズに制限がある
それでは、詳細を解説していきます。
収益化が難しい
WordPress.comの収益化が難しい理由は以下の通りです。
- 広告表示の制限がある
- プラグインでSEO対策ができない
- プラグインでSNS拡散設定ができない
WordPressで収益化する方法で、一番簡単な方法は「広告」です。広告表示の制限は、収益化を目指すには致命的なデメリットです。
サイトを開設して日が浅いうちは、ブログがGoogleから評価されていないため、検索上位に表示されません。その上、SNSでも記事コンテンツを拡散ができないのは大きな痛手です。
プラグインが使えない
WordPress.comではプラグインが使えません。
プラグインとは、ブログの機能拡張ツールです。プラグインを使うと、WordPressで運営するサイトに様々な機能を追加することができます。
しかしWordPressの無料版では、プラグインを利用した機能追加ができないのです。
例えば、SEO対策(検索エンジン上位表示対策)やSNSへの拡散設定ができません。他にも人気記事のランキングを作れなかったり、お問い合わせフォームを搭載できなかったりなど、ブログのカスタマイズも困難なのです。
サブドメイン運用しかできない
WordPress.comでは、サブドメインでしか運用できません。
サブドメインとは「◯◯◯.wordpress.com」のように。本体ドメイン「wordpress.com」の前に適当な文字列を挿入して作った新しいドメインのことです。
サブドメインのメリットは費用をかけずに複数のURLを取得できることですが、サイトに訪問してきた人から「手抜きサイトなのかな?」という印象を持たれる可能性があります。
さらにサブドメインでしか運用ができない場合は、広告収入を得られる「GoogleAdsense」の設置ができません。
デザインのカスタマイズに制限がある
最後に、WordPress.comではデザインのカスタマイズ制限があります。
デザインに制限があると自分の思うようなブログが作れません。コードを書くプログラマーやデザイナーにとっては致命的なデメリットです。
デザインに関心のある方ほど、WordPressの無料版は利用しないという方も多いのです。
一般的なWordPressの始め方はレンタルサーバーを利用
WordPressでブログを始める一般的な流れは以下のとおりです。
- レンタルサーバーを契約
- ドメイン業者から独自ドメインを取得
- レンタルサーバーからWordPressをインストールする
「最初からお金を払ってレンタルサーバーに契約し、WordPressで運営していくのは気が引ける……」という方もいるかもしれません。無料のレンタルサーバーを使えば、費用を最小限に抑えてブログの運営が可能です。しかし、「プラグインが使えない」「容量が少ない」など、使い勝手はよくありません。
収益化を目指したブログを運営するなら、レンタルサーバーの料金は必要経費として割り切りましょう。多くのレンタルサーバーでは最初に10日間程度の無料お試し期間があります。WordPressの始め方を参考に、ブログを開設してみてください。
レンタルサーバーを利用するメリット
WordPressは無料で利用できるものの、実際収益化には向いていません。本気でブログを運営するなら、レンタルサーバーでWordPressを利用しましょう。レンタルサーバーを利用するメリットは以下の3つです。
- 無料SSL化に対応している
- セキュリティ対策が施されている
- WordPressのインストールが簡単
無料SSL化に対応している
SSL化対応とは、サイトを「https化」することを言います。
近年Googleは、「http〜」から始まるサイトは危険性のあるサイトと認識するようになりました。ユーザーがせっかくアクセスしてきてくれても、http〜から始まるサイトは表示されません。そこで、ブログのURLを「https〜」に変更し、ブログが安全であることを表明する必要があります。この作業を、SSL化対応(https化対応)と言います。
レンタルサーバーを利用すると、無料でSSL化の対応ができるのです。
セキュリティ対策が施されている
レンタルサーバーを利用するメリットは、セキュリティ対策ができるということです。セキュリティ対策は、Webサイトを狙うサイバー攻撃を防ぐために必須です。
セキュリティ対策の機能は、例えば以下のようなものがあります。
- SSL:ネットワーク上の通信を暗号化する
- WAF:不正な攻撃通信を遮断
- IDS:不正侵入検知
- IPS:不正侵入防御システム
セキュリティ対策を自分で施すのは、かなり難しい上に時間がかかります。しかし、有料レンタルサーバーは最低限のセキュリティ機能を押さえているので、初心者でも暗影んしてWebサイトを運営できます。
サイバー攻撃によるWebサイトの閉鎖を防ぐためにも、セキュリティ対策がしっかり施されているレンタルサーバーを選びましょう。
WordPressのインストールが簡単
レンタルサーバーを利用すれば、WordPressのインストールが簡単にできます。
WordPressのインストールは、WordPress公式サイトにアクセスすれば可能です。しかし、サーバーやドメインの契約は別途必要です。さらに「サーバーとドメインの紐付け」や「SSLの設定」など、難しい作業が発生します。
レンタルサーバーを利用すれば、上記にあげたような難しい作業が自動で完了します。契約するレンタルサーバーによってインストール方法は少々異なりますが、指示通りに作業すれば簡単に短時間でインストールが可能です。
WordPress初心者におすすめのレンタルサーバー
WordPress初心者におすすめのレンタルサーバーを3つ紹介します。
レンタルサーバー | 初期費用 | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
エックスサーバー | 無料 | 495円~ (8/25木曜日まで) |
国内シェアNo.1 |
シン・レンタルサーバー | 無料 | 539円〜 (9/1木曜日まで) |
圧倒的なサイトスピードを実現 |
ConoHa WING | 無料 | 660円〜 | WordPress利用者満足度No.1 |
※金額は税込
エックスサーバー
画像出典:エックスサーバー公式サイト
エックスサーバーは、国内シェアNo.1のレンタルサーバーサービスです。エックスサーバーは容量が大きくサーバーが安定しています。ブログへのアクセス数やPV数が増えてきても安定してブログが高速表示されます。
さらに、不正ログイン対策や海外からのIPアクセス制限がなされているため、セキュリティ面も安心して利用です。
エックスサーバーを利用したWordPressの始め方は簡単で、エックスサーバーを契約したのちにWordPressを管理画面からインストールするだけです。
エックスサーバーは、最初に10日間のお試し期間があります。まずは使い勝手などを試してみてください。
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シン・レンタルサーバー
画像出典:シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーのシステムがベースになっているレンタルサーバーです。エックスサーバーよりも、高速化や新技術のより早い実装を目指しています。
シン・レンタルサーバーではエックスサーバーと異なり、ユーザー当たりのリソースの割り当てが厳格に設定されています。CPUやメモリの割り当てが決まっているので、常に安定した環境が利用できるのです。
シン・レンタルサーバーもエックスサーバー同様に、10日間のお試し期間が用意されています。他のレンタルサーバーと比較・検討できるのがメリットです。
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ConoHa WING
画像出典:ConoHa WING
最後に紹介するのは、東証一部上場企業のGMOインターネットが提供しているConoHa WINGです。最近では表示が早くてコスパが良いレンタルサーバーとして、人気があります。
Conoha WINGは表示速度が早い事や月額料金が安い点が特徴です。ブロガーに人気のレンタルサーバーを使いたい人は、Conoha WINGを検討しましょう。
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エックスサーバーからWordPressをインストールする手順
ここまでWordPressを利用するなら、無料版よりレンタルサーバーからダウンロードして利用するのがおすすめと解説しました。
上記で紹介したレンタルサーバーなら、初心者でも簡単にWordPressを始められる機能がついています。ここでは、例としてエックスサーバーからWordPressを無料でインストールする手順を解説します。
- エックスサーバーを契約
- 独自ドメインを取得
- ネームサーバー変更
- WorsPressをインストール
①エックスサーバーを契約
まずはエックスサーバー公式サイトにアクセスし、以下の手順で契約を完了させます。
- エックスサーバー新規申込
- 各種情報入力
- エックスサーバーから登録完了メールが届く
登録できたら、エックスサーバーの管理画面にログインできるか確認しましょう。
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②独自ドメインを取得
次は、独自ドメインの取得です。お名前.comなら、「.com」などの独自ドメインを1円から取得できます。
以下の手順で独自ドメインを取得しましょう。
- お名前.comでアカウントを作成
- 希望するドメインを検索
- 購入・支払い
③ネームサーバー変更
エックスサーバーのネームサーバーを、お名前.comで取得したドメインに反映します。ネームサーバーとは、IPアドレスとドメイン名を紐づける役割をするサーバーです。
まずはお名前.comの管理画面にログインしましょう。
画像出典:お名前.com
お名前.comの管理画面のドメイン一覧から、ネームサーバーの変更をクリックします。
確認画面が出ますので「登録情報は正しいので、手続きを進める」をクリックします。その後、「他のネームサーバーを利用」をクリックしてください。
画像出典:お名前.com
ネームサーバー情報を入力する箇所がありますので、下記エックスサーバーの情報を入力します。それぞれコピペOKです。
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
---|---|
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
情報を入力し、確認画面に進んで問題がなければ、そのまま設定をして完了です。
④WordPressをインストール
エックスサーバーにドメインの追加が完了して、ネームサーバーも変更できたら、WorPressをインストールします。
エックスサーバーのサーバーパネルの「WordPress」の項目から、WordPress簡単インストールをクリックしてください。
画像出典:エックスサーバー公式サイト
画像出典:エックスサーバー公式サイト
WordPressの簡単インストール画面から、先ほど取得したドメイン名を選択します。
ブログのタイトルと、管理画面にログインするためのIDとパスワードを決めれば、インストールは完了です。
エックスサーバーであれば、WordPressを始めるのは簡単な操作で済みます。WordPressの始め方も参考にすれば、初心者でも迷わずにブログを開設できるでしょう。
WordPressの無料版に関してよくある質問
この記事では、WordPressの無料版を利用するデメリットを解説しました。機能制限によるデメリットが多いため、おすすめできないことがお分かりいただけたかと思います。
最後にWordPressの無料版に関して、よくある質問をまとめてみました。
- 無料で使えるレンタルサーバーはある?
- 無料でおしゃれなテーマはある?
- WordPressの有料プランは使いやすい?
- WordPressの始め方を教えてほしい
無料で使えるレンタルサーバーはある?
無料で使えるレンタルサーバーはあります。しかし、サイトを長く続ける予定なら無料レンタルサーバーはおすすめできません。無料レンタルサーバーには、以下のようなデメリットがあるからです。
- サーバーが安定しない
- 商用利用ができない可能性がある
- 突発的にサービスが終了する可能性がある
さらにWordPressの無料版は機能制限があり不便なため、結局有料版を使うことになるでしょう。レンタルサーバーを乗り換えるのも手間なので、初めから有料のレンタルサーバーを利用するのがおすすめです。
おしゃれな無料テーマはある?
WordPressにはたくさんの無料のテーマがありますが、その中でもCocoonがおすすめです。見た目もシンプルかつおしゃれで、初心者でも感覚的に編集できます。
Cocoonの特徴は以下の7通りです。
- シンプル
- 内部SEO施策済み
- 完全なレスポンシブスタイル
- 手軽に収益化
- ブログの主役はあくまで本文
- 拡散のための仕掛けが施されている
- カスタマイズがしやすい
無料とは思えないほど機能が充実しているので、無料テーマを使いたい時はCocoonを選んでおけば間違いありません
WordPressの有料プランは使いやすい?
結論からお伝えすると、WordPressの有料プランは基本的にはおすすめしません。
有料プランでは独自ドメインが利用できます。さらに、無料プランに比べてカスタマイズ性も高くなります。しかし、料金が高い割には利用可能な機能が制限されているのです。
料金面でも機能面でも、WordPressはレンタルサーバーからインストールして利用するのがおすすめです。
WordPressの始め方を教えてほしい
一般的なWordPressの始め方は以下のとおりです。
- レンタルサーバーを契約
- ドメイン業者から独自ドメインを取得
- レンタルサーバーからWordPressをインストールする
どのレンタルサーバーを選んでも、同じ手順でWordPressを始められます。
数あるレンタルサーバーのうち、初心者におすすめなのはエックスサーバーです。国内シェア率No.1を誇る人気のレンタルサーバーで、セキュリティ対策など難しい設定も簡単に行えます。
レンタルサーバーを使えばWordPressを無料でインストールできる
これからWordPressでブログ運営を始めてみようかなという初心者の方にとっては、レンタルサーバーに契約してインストールする方法が一番簡単です。
WordPressの無料版は機能制限があり不便なため、結局有料版を使うことになるでしょう。有料版はレンタルサーバーで運営するよりも費用もかかる上に、ある程度の機能制限もあり、特にメリットがありません。
WordPressでブログ運営をこれから始めようと考えている方は、まずは無料お試し期間のあるレンタルサーバーを利用するのがおすすめです。