オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】

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近頃のオンラインサービスの普及に伴い、「オンラインサロン」という言葉をよく耳にするようになりました。

「会員に月額料金を支払ってもらうことで体験や情報を提供する」という、いわばサブスクリプション型ビジネスです。

この記事では、オンラインの始め方やおすすめのプラットフォームを解説します。

記事の内容を参考にすれば、オンラインサロンを開設してコミュニティを作ったり収益化したりする方法がわかります

ユーザーを集められれば収益化できるため、オンラインサロンは在宅での副業にぴったりです。

初めてオンラインサロンを開設するならYOORがおすすめです。

無料で使えるサロン専用ルームがあるため、オンラインサロンの開設費用を抑えて始められます。

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目次

オンラインサロンとは何をする?

オンラインサロンとは、会員制のオンラインコミュニティのことです。オンラインサロンを運営するオーナーと、月額料金を支払う会員で構成されています。

会員は月額料金を支払うことで、求めている体験や情報などの価値をオーナーから得ることができるのです。

急速に広まり注目が集まっているオンラインサロンですが、ここではオンラインサロンが人気な理由を3つご紹介します。

  • 会員限定のクローズドコミュニティ
  • 趣味仲間を作れる
  • 人脈作りも可能

会員限定のクローズドコミュニティ

人気な理由1つ目は、オンラインサロンは会員限定のクローズドコミュニティということです。

オンラインサロンは、一般公開されていません。月額料金を支払うことで、コミュニティに所属できます

オンラインサロンにはそれぞれに集まる目的があり、会員は「目的」に興味を持ったり共感をしたりした人です。

月額料金が発生するため、面白半分で参加する人は少ないでしょう。

つまり、オンラインサロンは意見や考え方が似ている人たちが多く集まっている空間です。

安心してオンライン交流できるといった点は、オンラインサロンが人気である理由の1つと言えるでしょう。

趣味仲間を作れる

オンラインサロンが人気な理由2つ目は、趣味仲間を作れることです。

オンラインサロンにはそれぞれに、運営の目的があります。大きく分けると以下の2つです。

  • 会員同士で話したりイベントに参加できたりする「交流」を目的としたオンラインサロン
  • 知識やスキルなどの「ノウハウの提供」を目的としたオンラインサロン

オンラインサロンのジャンルは、投資やビジネス、語学、美容、カメラ、イラストなど多岐にわたります。

自分の趣味のオンラインサロンもきっとあるはずです。

社会人になると「話が合う友人に出会うのが難しい」と感じている方もいるのではないでしょうか。

オンラインサロンに所属すれば、新しい人間関係の中で親しい友人ができる可能性も高まります

イベントなどいわゆる「オフ会」も開催されるオンラインサロンもあり、実際に会うこともできます。

人脈作りも可能

オンラインサロンでは、人脈作りも可能です。

上記で解説したように、オンライサロンの中には、趣味仲間が作れるようなサークル活動のようなコミュニティもあります。

しかし、起業家や起業に挑戦したい人、フリーランスなど切磋琢磨し合うコミュニティも数多く存在します。

ビジネスをする上で、人脈作りは重要です。しかし、人脈をどうやって広げれば良いのかと悩む人も多いのは事実です。

オンラインサロンであれば、意識の高い人たちと交流できるので、より良い人脈が築けるでしょう。

オンラインサロンは日本に限らず世界中の人たちが参加できます。同じ目的や価値観を持つ世界中の人たちと交流できるのです。

オンラインサロンの種類は4つ

オンラインサロンの目的はさまざまですが、オンラインサロンは大きく4種類に分類できます。

  • コミュニティ型
  • ファンクラブ型
  • スキルシェア型
  • プロジェクト型

会員はオンラインサロンが開設された目的に共感して集まるので、会員同士の交流は活発で楽しいでしょう。

コミュニティ型

オンラインサロンの種類1つ目は、コミュニティ型です。

コミュニティ型のオンラインサロンの目的は、同じ趣味や目標などを持つ会員が集まって交流することです。

オンラインサロンのテーマは、投資やビジネス、語学、美容、カメラ、イラストなど多岐にわたります。

あなたの趣味をテーマにしたオンラインサロンも見つかるでしょう。

オンラインサロン内では趣味についての情報交換をしたり、目標達成のための悩み相談ができたりできます。

サークル活動のような、安心感のある拠り所が得られるのが特徴です。

ファンクラブ型

オンラインサロンの種類1つ目は、ファンクラブ型です。

ファンクラブとは、タレントやアーティストなど著名人のファンが料金を支払って入会する会員制のサービスです。

ファンクラブの会員になることで非公開情報を入手できたり、ライブやイベントのチケットの先行販売に応募したりできます。

ただしオンラインサロンではないファンクラブでは、事務所からファンへの一方通行のコミュニケーションです。

著名人とファンの交流や、会員同志の交流はほとんどないでしょう。

一方ファンクラブ型のオンラインサロンでは、著名人とファンの交流や会員同士の交流が活発です。

運営者であるオーナーを応援し支持するのが大きな目的ですが、ファン同士の交流もコミュニティに参加する目的となります。

スキルシェア型

オンラインサロンの種類には、スキルシェア型もあります。

オンラインサロンを運営するオーナーが会員に対して、知識やスキルを提供するという形です。

提供の方法も様々あり、例えば以下のような方法があります。

  • セミナー
  • レッスン
  • スクール
  • 動画配信

オンラインサロンによっては、対面でのサービス提供もあるでしょう。

オンラインサロンではオーナーと直接やりとりができます。情報やスキルを得られるだけでなく、オーナーの思考方法や行動などに感化されることは大いにあるでしょう。

プロジェクト型

オンラインサロンの種類4つ目は、プロジェクト型です。

プロジェクト型のオンラインサロンは、オーナーが掲げるプロジェクトを達成するために、活動するコミュニティです。

プロジェクトはオーナーの独断で進むわけではなく、会員の意見を取り入れながら進められます。

会員は自分が持っている知識やスキルを、発揮する機会があるのです。

クラウドファンディングのように、プロジェクト達成のための資金を集めを目的としたオンラインサロンもあります。

こちらも会員になる特典として、プロジェクトの進捗を共有してもらえたり、意見交換の場が設けられたりします。

オーナーと他の会員と一緒に活動することで、1人では成し得れることのできないプロジェクトの達成が可能です。

オンラインサロンに所属することで、貴重な経験とやりがいが得られます。

オンラインサロンにおすすめのプラットフォームやツール

オンラインサロンにおすすめのプラットフォームは以下の5つです。

  • YOOR
  • fan.salon
  • FANTS
  • CAMPFIRE
  • DMMオンラインサロン

YOOR

IMG 5274 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:YOOR

YOORは、流通取引総額が16倍※に成長したオンラインサロンサービスです。

※2022年と2023年の1月〜3月の比較

クリエイターやインフルエンサーなど、様々なタイプの人々がオンラインサロンを主催しています。

無料で使えるサロン専用ルームがあり、テーマやプランごと以下の内容を楽しめます。

  • 写真投稿
  • 動画投稿
  • メンバーとのコミュニケーション

オンラインサロンの開設にかかる費用は無料です。月額料金も無料なので、負担なくオンラインサロンを始められます

金額や特典が異なる複数プランのオンラインサロンを開設できます。ランク制を導入したりより密接にコミュニケーションを取ったりと、運営しやすいのがメリットです。

SNSの連携が不要で、ほかの人にバレることなく利用できます。ニックネームでも参加できるため、誰でも参加しやすいです。

多くのユーザーを集めたい人は、秘匿性の高いYOORを利用しましょう。

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fan.salon

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画像出典:fan.salon

fan.salonは、LINEで操作できるオンラインサロンシステムです。

使い慣れたLINEで各サービスと連携できるため、ユーザーが登録する際のハードルが下がります。

以下の機能をLINE内で展開できるため、他社のオンラインサロンツールに比べて操作・管理しやすいです。

  • ライブ配信
  • 動画・写真投稿
  • ブログ
  • ショッピング
  • アンケートなど

初期費用は無料で、クレジットカード決済込みのオンラインサロン運用手数料が20%かかるだけ。

初めてオンラインサロンを開設するなら、集客力が高くコスパがいいfan.salonを利用しましょう。

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FANTS

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画像出典:FANTS

FANTSは、オンラインサロンに特化したプラットフォームです。有名人も利用しています。

FANTSの特徴は以下の通りです。

  • 最短2週間でオンラインサロンの立ち上げが可能
  • オンラインサロンに必要な管理機能が揃っている
  • 決済データと会員データの自動連携が可能
  • 専用アプリが作成できる
  • 専任プロデューサーがオンラインサロンの運営を支援してくれる

FANTSの専用アプリは使いやすく、専用アプリだけで完結できるので他と併用しなくて済みます。オーナーにとっても、会員にとっても便利と言えるでしょう。

気になるFANTSの利用料金ですが、公式からは公開されていません。利用方法によって料金プランが変わるようなので、気になる方は公式に問い合わせてみましょう。

CAMPFIRE

IMG 5278 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:CAMPFIRE

CAMPFIREは、国内最大のクラウドファンディングです。CAMPFIREでオンラインサロンを始める場合は、CAMPFIRE Communityというサービスを利用します。

CAMPFIRE Communityの特徴は以下の通りです。

  • オンラインサロンの開設が簡単
  • 決済システムが豊富
  • チャットによるサポートが受けられる
  • 手数料は売り上げの10%

CAMPFIRE Communityの利用料金は、売り上げの10%です。IDOBATAは15%の手数料でしたが、それをさらに下回る料金です。CAMPFIRE Communityはかなり安いと言えます。

ただし、CAMPFIRE Communityはライブや動画配信などが行えません。配信方法に合わせて、他のシステムと併用しているオンラインサロンも多いようです。

CAMPFIRE Communityは、テキストでコンテンツを配信するオンラインサロンにおすすめです。

DMMオンラインサロン

DMMオンラインサロンは日本最大級のオンラインサロンサービスで、多くの有名人も利用しています。

DMMオンラインサロンのトップページを見ると、様々なオンラインサロンが宣伝しているのが分かります。入りたいオンラインサロンを探している人にもおすすめなのです。

DMMオンラインサロンの特徴は以下の通りです。

  • オンラインサロンに必要な管理機能が揃っている
  • 24時間365日対応可能なサポートがある
  • オーナー向けの勉強会や相談会などのフォローがある
  • 初期費用や年間更新費用がかからない
  • DMMの公式SNSやメルマガ配信などでDMM会員へ宣伝できる

オンラインサロンの運営に必要な機能が揃っているため、初めてでもすぐにオンラインサロンを始めることができます。困ったことが起きても24時間365日対応可能なサポートがあるため、初めて始める方でも安心です。

DMMオンラインサロンは初期費用や年間更新費用はかかりませんが、売り上げの一部が手数料として引かれます。手数料の料率は公開されていません。

オンラインサロンにおすすめの決済システム

オンラインサロンにおすすめの決済システムは以下の4つです。

  • Stripe
  • PayPal
  • ネットショップの活用
  • 既存プラットフォームの活用

Stripe

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画像出典:Stripe

Stripeはアメリカ生まれの決済代行サービスです。世界中の有名大企業も含め、10万社以上の企業が利用しています。

日本での利用は、オンライン決済のみ対象です。

Stripeが優れている点は、電話やチャット、メールによる24時間サポートがある点です。決済に関するトラブルが発生した際も、すぐ対応してもらえるので安心です。

Stripeの利用料金は決済ごとの手数料のみで、手数料の料率は3.6%です。初期費用やシステム利用料などの月額固定でかかる費用はありません。

PayPal

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画像出典:PayPal

PayPalは、アメリカ生まれの決済代行サービスです。PayPalのユーザー数は3億人以上で、2400万以上の店舗で利用されています。

PayPalの優れている点は、メールにリンクを貼るだけで決済の受付が可能なことです。決済のためのホームページを作成する必要がありません。

PayPalの利用料金も決済ごとの手数料のみで、手数料の料率は3.6%+ 40円です。初期費用やシステム利用料などの月額固定でかかる費用はありません。

ただし、出金する際は注意が必要です。出金金額が5万円未満の場合は250円の手数料がかかるので、引き出す際は5万円以上貯まってから引き出しましょう。

ネットショップの活用

オンラインサロンの決済システムとして、ネットショップを活用するのも一つの手です。

ネットショップサービスの中には、物品販売だけでなくサービスやオンラインレッスンなどを販売できるものがあります。定期便や月額サブスクなど、定期支払いの機能が利用できるのです。

例えば、オンライン販売サービスであるMOSHも定期支払いの機能が利用できます。MOSHは初期費用やシステム利用料が無料です。かかる費用は手数料だけで、料率は3.6%です。

MOSHはスマホで簡単にオフィシャルサイトが作成でき、顧客管理機能も使えます。一度登録して使い勝手を確認してみるのも良いでしょう。

既存プラットフォームの活用

最後は既存プラットフォームの決済システムの活用です。

上記でご紹介した、既存プラットフォームであるCAMPFIREやDMMオンラインサロンでは、便利な決済システムが備わっています。

既存プラットフォームの決済システムを利用するのであれば、オンラインサロンで利用するツールがまとまります。複数のツールを管理しなくても済むため、便利になるでしょう。

しかし、既存プラットフォームの決済システムの手数料はかなり大きいのが事実です。例えば、CAMPFIREは10%、IDOBATAは15%かかります。

既存プラットフォームにはオンラインサロンに必要な機能が揃っています。多様な機能が利用できる分、手数料が高く設定されているのは仕方ないことかもしれません。

オンラインサロンの始め方や作り方

どの種類でもオンラインサロンの始め方・作り方は同じです。始め方の手順は以下の7ステップです。

  1. テーマを決定
  2. プラットフォームを選択
  3. 月額料金を決定
  4. コンテンツを作成
  5. 決済システムを決定
  6. 運用開始
  7. 収益化

①テーマを決定

オンラインサロンの始め方ステップ1は、オンラインサロンのテーマを決めることです。

そのためには、「なぜ」「どのような目的」でオンラインサロンを始めたいのかを明確にする必要があります。例えば、以下のように方向性を考えてみましょう。

  • プロジェクトを立ち上げたいので人や資金を集めたい
  • 趣味について話せる場所が欲しい
  • 自分が持っている知識やスキルを共有したい

自分自身がオンラインサロンのオーナーとなるので、大まかなテーマを決める際は上記のように自分の「したい」「やりたい」で構いません。

「どんなオンラインサロンであれば入会したいと思うか」という客観的な視点から、詳細を決めていきましょう。オンラインサロンに参加することで、会員は何を得られるのかも考えておくのも必要です。

オンラインサロンは掲げるテーマや目的で、人が集まるのか集まらないのかが決まると言っても過言ではありません。テーマの決定は一番時間をかけて慎重に決めたいポイントです。

テーマが決まったら、オンラインサロンに入会するターゲット層も決めておきましょう。ターゲット層によって、集客方法やコンテンツの内容は異なります。

②プラットフォームを選択

テーマが決まったら、オンラインサロンを運営するプラットフォームを選択します。

プラットフォームの選び方には以下の2パターンがあります。

  • 既存のオンラインサロン用プラットフォームを利用する
  • 一から自分でプラットフォームを作成する

オンラインサロン用のプラットフォームを利用するメリットは、以下の通りです。

  • 立ち上げるまでの手間と時間がかからない
  • 管理が簡単
  • オンラインサロンの運営に必要な機能が揃っている

既存のプラットフォームは、1人で運営する予定の方や大規模なオンラインサロンを立ち上げたい方におすすめです。管理が簡単な反面、利用料がかかったり、プラットフォームの形が縛られる点はデメリットです。

一から自分でプラットフォームを作成する場合は、既存のプラットフォームを利用する際のデメリットをカバーできます。とにかく手数料を抑えたいという方におすすめです。

しかし、一から自分でプラットフォームを作成する場合は、立ち上げに手間と時間がかかってしまいます。オンラインサロンを運営するためには、アプリや決済機能など様々なシステムが必要です。

③月額料金を決定

次に、会員の月額料金を決定しましょう。

オンラインサロンの相場は、月額1,000円から10,000円程度です。始めようとしているオンラインサロンと似ているジャンルのオンラインサロンの相場を、いくつか調べて決めるのがおすすめです。

オンラインサロンの月額料金を決める際は、以下も合わせて検討しましょう。

  • プランは1つか複数か
  • 年単位の支払いを用意するか
  • 数ヶ月分のまとめ支払いで割引を設定するか
  • 無料お試し期間を用意するか

オンラインサロンの月額料金は高すぎてもダメですが、安すぎてもダメです。月額料金が安いと会員は集まりやすいですが、マナーが良くない人たちが増える可能性もあります。

④コンテンツを作成

プラットフォームが決まったら、オンラインサロンで配信するコンテンツの作成を始めましょう。

コンテンツの内容はもちろん、以下のような内容も決めましょう。

  • メインとなるコンテンツ
  • 配信の方法(コラム記事、動画、ライブ配信など)
  • 配信の頻度

配信の内容や方法に応じて、プラットフォームにチャネルやスレッドなどの投稿場所を用意します。オーナーが発信する場所だけでなく、会員同士が交流する場所も作成しておくと良いでしょう。

「会員が参加できるコンテンツを多く用意した方が盛り上がるのではないか」と考える方もいるかもしれません。しかし、実際は配信された内容を見るだけの会員の方が多いことがほとんどです。

発言やイベント参加をしなくても、見たり読んだりするだけで会員が楽しめるコンテンツを多めに用意するのがおすすめです。

コンテンツの配信は定期的に行った方が、会員の離脱率が下がります。オンラインサロンを開いたら、すぐにコンテンツを配信できるように準備をしておきましょう。何事も初動が大切です。

⑤決済システムを決定

次に、決済システムを決めましょう。

オンラインサロンの収入は会員が支払う月額料金です。月に1度会員から自動的に引き落とししてくれるシステムを、利用しなくてはいけません。

既存のプラットフォームを選べば決済システムがついていることが多いため、特に問題はないでしょう。

一からプラットフォームを作成した場合は、別で決済システムを検討しなくてはいけません

後の章で、オンラインサロンに決済システムを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

⑥運用開始

いよいよ、オンラインサロンの運用を開始します。運用開始までの流れは以下の通りです。

  1. 告知
  2. 募集
  3. オンラインサロン開始

まずは、オンラインサロンの告知です。告知にはSNSやWebメディアを利用しましょう。例えば以下のようなサービスです。

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • noteなどのブログ

SNSによって届きやすい層が異なります。オンラインサロンのターゲット層に合わせて選びましょう。

告知する時はオンラインサロンのキャッチフレーズや概要だけではなく、紹介ページのURLも載せてください。たくさんの人に見てもらえるように、告知期間は1週間以上設けて定期的に発信しましょう

告知ができたら、会員を募集します。入会の申し込み期間とオンラインサロンの開始はずらしておくのがおすすめです。ある程度会員が集まってからオンラインサロンをスタートした方が、盛り上がりやすいからです。

会員がある程度集まったら、いよいよオンラインサロンの運用開始です。会員はアプリなどのプラットフォームにアクセスすることができます。

アクセスした会員が楽しめるように、いくつかのコンテンツは配信しておきましょう。

⑦収益化

オンラインサロンの始め方自体は、ステップ6で終わりです。

次に、オンラインサロンの運用を開始したら、収益化を目指しましょう。

収益化にはまず会員数を増やすことが大切です。オンラインサロンを開設した後もSNSなどによる宣伝を続け、募集を呼びかけましょう。

そして一度入会した会員が離脱しないように工夫が必要です。定期的なコンテンツの配信に加え、会員同士の交流を積極的に盛り上げましょう。会員同士に生まれるコミュニケーションは、離脱率をグッと下げられるのです。

最初は会員が支払う月額料金だけで収益を上げるのは、少し難しいかもしれません。

継続的にアピールして募集をかけ、コンテンツを定期的に配信するという地道な努力が必須です。

芸能人が作ったオンラインサロンの成功事例・一覧

成功させるポイントを解説する前に、まずは芸能人が作ったオンラインサロンの成功事例を見てみましょう。

ここでは以下の3つをご紹介します。

  • PROGRESS
  • 西野亮廣エンタメ研究所
  • 堀江貴文イノベーション大学校

PROGRESS

IMG 5287 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:PROGRESS

PROGRESSとは中田敦彦が運営するオンラインサロンで、会員費は月額980円(税込)です。

中田敦彦といえば、「YouTube大学」の印象が強い方も多いのではないでしょうか。

PROGRESSは仲間と学び、共有し、成長する学校のようなコミュニティです。中田敦彦の考え方をより早く・より細部まで聞くことができるので、「勉強したい!」と思って入る方が多いようです。

会員になると以下のような特典が享受できます。

  • 中田敦彦による毎日の生配信の視聴
  • 「YouTube大学」収録のZoom観覧
  • ​​「Win Win Wiiin」収録のスタジオ観覧

PROGRESSの特徴は、会員同士の交流が非常に活発なことです。会員による動画投稿やイベント企画が盛んです。オンラインサロンで出会った人と意気投合し、一緒にプロジェクトを立ち上げることもあります。

中田敦彦が提供するコンテンツはYouTubeで無料で見ることができます。しかし、中田敦彦の想いや考え方に共感し、高い意識をもった人たちと出会える場所はPROGRESSしかありません。

会員同士の交流がオンラインサロンの所属意識を高め、更なるモチベーションを呼んでいる成功例です。

西野亮廣エンタメ研究所

西野亮廣エンタメ研究所はキングコングの西野亮廣が運営しているオンラインサロンで、会員費は月額1,000円(税込)です。

西野亮廣エンタメ研究所では、西野亮廣が発案・企画するプロジェクトが形になっていく様子を一番近くで見られます。さらに、クリエイターとして直接プロジェクトに参加できることもあります。

会員になると以下のような特典が享受できます。

  • 西野亮廣が毎日投稿する記事の閲覧
  • ライブ動画の視聴
  • 非公開のプロジェクトで試行錯誤する様子、思考の過程を観察できる
  • クリエイターとしてプロジェクトを企画する

西野亮廣エンタメ研究所の特徴は、非公開の記事が毎日配信され西野亮廣の想いや考え方に触れられることです。

記事の配信だけで成功できるのかと思ってしまうかもしれませんが、コンテンツの中身が重要です。

西野亮廣が映画「えんとつ町のプペル」を手がけたことについては、ご存知の方も多いのではないでしょうか。「えんとつ町のプペル」のプロジェクト進行中は「資金をどう工面するか」「広告戦略はどうしていくか」など、踏み込んだ内容が配信されていました。

進行中のプロジェクトについてリアルに知れることは、オンラインサロンに所属する目的となるのです。

プロジェクトの発案から運営まで、完全な一から十まで全て見られるのは確実にビジネスの糧となることでしょう。

堀江貴文イノベーション大学校

堀江貴文イノベーション大学校は、堀江貴文によるオンラインサロンです。

堀江貴文イノベーション大学校では、分科会と呼ばれる専門分野のグループに分かれて活動します。会員はやりたい事に近い分科会に入り、テーマに沿って自由に活動することができるのです。

会員になると以下のような特典が享受できます。

  • ホリエモン万博への参加
  • 合宿での事業立案・企画イベントへの参加
  • 各種勉強会、セミナー、体験会、スポーツ、アート、食事会、飲み会などへの参加

堀江貴文イノベーション大学校の特徴は、会員によるプロジェクトの発足が活発で、起業を実現できる環境が整っていることです。

毎日何かしらのイベントや勉強会が開催されていたり、事業立案について学ぶ合宿に参加できたり、起業に必要な知識や仲間を得ることができます。

さらに国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」とコラボしており、プロジェクトの支援が受けやすくなっています。

堀江貴文イノベーション大学校の会費は月額11,000円で、オンラインサロンとしては比較的高額です。生半可な気持ちで参加できる料金ではないため、会員同士のコミュニケーションも質の高いものになっています。

オンラインサロンを成功させるポイント

成功事例から分かるオンラインサロンを成功させるポイントは、以下の4つです。

  • コンテンツの質を高める
  • ほかのサービスと連携する
  • 継続的にサービスを提供する
  • コミュニケーションに力を入れる

コンテンツの質を高める

1つ目は、コンテンツの質を高めることです。

会員はオンラインサロンのコンセプトや目的に興味を持って入会します。前提として、オンラインサロンの目的に沿ったコンテンツを配信しなくてはいけません。

さらに会員は、オンラインサロンでしか得られない情報やスキル・経験を求めています。完成度の高さも重要ですが、何より自分にしか提供できないコンテンツが質の高いコンテンツと言えるでしょう。

リアクションやコメントを返すなど、能動的に動く会員はそこまで多くいません。

コンテンツを考える時は、「見るだけ・読むだけ」で楽しめるものを意識しましょう。

ほかのサービスと連携する

2つ目は、ほかのサービスと連携することです。ほかのサービスと連携するメリットは、2つあります。

  • 会員:求めているサービスを受けられる
  • オーナー:月額費以外の収益を得られる

例えば、堀江貴文イノベーション大学校は国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」と連携しています。事業を立ち上げるときに支援が受けやすいということは、オンラインサロンに所属する大きなメリットです。

会員が求めているサービスを提供できる企業や専門分野の人と、コラボすることも検討してみましょう。

ほかのサービスと連携することで、オーナーにとっては月額費以外の収益を得られるようになります。月額費だけで収益を出すためには、かなり会員数が必要です。

小規模なオンラインサロンでは、商品やサービスを紹介することで紹介料がもらえるアフィリエイトを利用するのも、一つの手段です。

継続的にサービスを提供する

3つ目は、継続的にサービスを提供するということです。

例えば、西野亮廣エンタメ研究所では、会員だけが読める記事が”毎日”配信されています。非公開のプロジェクトが進行していく様子をリアルタイムで知れることは、オンラインサロンに所属する目的の一つです。

オンラインサロンは、飽きてしまえばいつでも退会できてしまいます。

退会率を下げるためには、質の高いコンテンツを継続的に配信し「飽きが来ない」状態を維持するようにしましょう。

コミュニケーションに力を入れる

最後は、コミュニケーションに力を入れることです。

例えば、PROGRESSでは会員同士の交流が非常に活発で、会員によるイベント企画が盛んです。中田敦彦の思いや考え方に共感する人たちのコミュニティなので、気の合う仲間とたくさん知り合えます。

人は心の拠り所として他者とのつながりを求めています。会員同士の交流もオンラインサロンに所属する目的になり、結果的に退会率を下げることに繋がるのです。

オンラインサロンを運営する際は、交流専用のチャネルやスペースを用意し会員が発言しやすい場所を作りましょう。オフラインでのイベントを企画するのも良いかもしれません。会員が発言しやすい雰囲気を作ることが大切です。

メルマガスタンドを活用しよう

コンテンツ配信には、メルマガスタンドを活用しましょう。

一から自分でプラットフォームを作成する場合、機能に合わせてシステムを検討しなくてはいけません

多数の会員に対してどのようにコンテンツを配信するか、どのシステムを活用するか迷いますよね。

メルマガスタンドとは、メールマガジンスタンドの略です。メルマガスタンドは、メールマガジンの配信や購読を可能にするサービスを提供しています。

この章では、メルマガスタンドのメリットやおすすめのメルマガスタンドをご紹介します。

  • メルマガスタンドのメリット
  • おすすめのメルマガスタンド

メルマガスタンドのメリット

メルマガスタンドのメリットは以下の3つが挙げられます。

  • 大量かつ自動配信が可能
  • 効果測定が可能
  • マーケティングに活用できる

個人のサーバーから会員に向けて大量に送付すると、利用制限がかかることがあります。一方、メルマガスタンドを利用すれば、大量配信が安全に行えます。

さらに自動配信ができるため、配信したいメールを設定しておけば定期的に配信できるのです。

さらに、メルマガスタンドによっては効果測定が可能です。メールごとの開封率を見て、コンテンツ内容や送付する時間帯を調整することができます。

おすすめのメルマガスタンド

多数の会員にコンテンツを配信するには、メルマガスタンドがおすすめです。しかし、メルマガスタンドは数多く展開されているため、どのメルマガスタンドを利用したら良いか迷いますよね。

ここでは以下の3つをご紹介します。

  • アスメル
  • オートビズ
  • blastmail

アスメル

IMG 5284 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:アスメル

アスメルは、株式会社アスメル・ステップメールが提供しているメルマガスタンドです。多くのメディアが取り上げている人気のサービスです。

アスメルの利用料は月額3,333円の固定料金で、追加料金は一切かかりません。登録アドレス数や配信に関わらず、値段が固定されているのが特徴です。

メール配信に関する機能は全て備わっていますが、開封率などの効果測定の機能は使えないようです。

オンラインで説明会が定期的に開催されているので、疑問点があれば直接聞いてみるのが良いかもしれません。

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オートビズ

IMG 5285 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:オートビズ

オートビズは、株式会社ビズクリエイトが提供しているメルマガスタンドです。”お客様との「ご縁を育む」メール配信システム”というコンセプトを掲げています。

オートビズの特徴は充実のサポート体制です。電話窓口があるため、トラブルや不明点が発生してもすぐ解決できます。初めて利用する方でも安心ですよね。

料金は初期費用が11,000円、月額は1,980円から利用できます。定型文であるステップメールだけでなく、メルマガを配信したい場合は月額3,520円からです。

オートビズでは無料のWEBセミナーが提供されています。メルマガの書き方やステップメールの活用術が学べるので、確認してみてください。

blastmail

IMG 5286 - オンラインサロンにおすすめのプラットフォームを比較【始め方とやり方も徹底解説】
画像出典:blastmail

blastmailは、株式会社ラクスライトクラウドが提供しているメルマガスタンドです。メール配信業界シェアNo.1を誇っています。

本当に必要な機能だけを厳選して取り揃えているため、初めて利用する方でも簡単に操作できるのが特徴です。

料金は初期費用が10,000円、月額は3,000円から利用できます。利用したい機能や登録メールアドレス数によって値段が上がりますが、メール配信数は無制限です。

blastmailは7日間の無料お試し期間があるため、使い勝手を試してみるのがおすすめです。

オンラインサロンの始め方に関してよくある質問

オンラインサロンの始め方に関して、よくある質問に回答します。

  • 人気ランキングを知りたい
  • 収入を得たら確定申告は必要?
  • 無料で使えるプラットフォームは?
  • 女性に人気のオンラインサロンは?
  • 胡散臭いオンライサロンの特徴は?

人気ランキングを知りたい

オンラインサロンの人気ランキング、つまり会員数ランキングは日々入れ替わっています。オンラインサロンは、いつでも退会できるため会員数の増減が激しいのです。

人気ランキングは、オンラインサロンのおすすめ人気ランキングのサイトで見られます。確認してみてください。

人気のオンラインサロンを参考に、立ち上げたいオンラインサロンの目的やコンテンツ内容を考えてみましょう。

収入を得たら確定申告は必要?

オンラインサロンに関わらず、収入を得たら原則確定申告の手続きをしなければいけません

確定申告とは、税金を納める手続きのことです。確定申告をしないと「申告漏れ」のペナルティとして、追加で税金を納めなくてはなりません。

副業であれば、20万円以下の収入は確定申告が必要ありません。「年間20万円から確定申告をする」ということは意識しておきましょう。

無料で使えるプラットフォームは?

オンラインサロンの運営で無料で使えるプラットフォームは、以下のようなSNSやチャットツールです。

  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Slack

すでに利用している会員も多いため、オンラインサロンに活用するハードルは低いです。コンテンツの配信方法によって、利用するSNSを変えるのも手です。

女性に人気のオンラインサロンは?

女性に人気のオンラインサロンは、自分磨きができるオンラインサロンです。例えば、以下のようなオンラインサロンが人気を集めています。

  • ボディメイク
  • ヘアアレンジ
  • 食事法
  • 恋愛相談
  • 占い

胡散臭いオンライサロンの特徴は?

オンラインサロンは運営者と会員の非公開のコミュニティです。外部からの視線がない閉鎖的な空間では、詐欺にあってしまう可能性があります。

以下のようなオンラインサロンは詐欺にあう可能性が高いため、注意が必要です。

  • オンラインサロンの募集文と活動内容が異なる
  • テーマに関係ない投資の話や儲け話が出る
  • 高額な商材を買わされる
  • ただ働きを強制される

オンラインサロンを始めよう

この記事では、近頃注目が集まっているオンラインサロンの始め方についてたっぷりと解説しました。

オンラインサロンは、会員が支払う月額料金が収入になるサブスクリプション型ビジネスです。オンラインサロンを成功するためには、会員数を増やしていくことが何より必要です。

会員が求める質の高いコンテンツを定期的に配信し、会員同士がコミュニケーションしやすい空間作りが重要になります。

この記事では成功事例として芸能人が作ったオンラインサロンをご紹介しましたが、一般の方でも成功しているオンラインサロンはたくさんあります。

まずは、どんなオンラインサロンを運用したいか考え始めてみましょう!

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この記事を書いた人

株式会社ドミニオンの代表取締役として、2016年4月18日に会社を設立。WEBメディアの企画・立案・運営の経験から、WordPressやレンタルサーバー、さらには副業含むフリーランス育成に関することも行っています。

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