ハードウェアから独立した動的ネットワークを構築・制御する「ネットワーク仮想化技術」の開発が近年進んでいるが、NTTドコモおよびKDDIが、相次いで新たな発表を行った。
インターネットテクノロジーの総合イベント『Interop Tokyo 2016』が、6月8~10日の3日間、千葉市・幕張メッセで開催される。23回目の今年は「セキュリティ」「IoT」「SDI/NFV」の3つのテーマに大きく焦点を当てる。
インターネットイニシアティブ(IIJ)は15日、企業ネットワークの機能を仮想化し、モジュールとして提供する新型ネットワークサービス「IIJ Omnibus」を発表した。9月より提供を開始する。
KDDI研究所らは、移動体設備に加えて固定系設備も仮想化したテストベッドで、運用フローの完全自動化の実証に、世界で初めて成功。「Interop Tokyo 2015」(6月10日~12日@幕張メッセ)で、同実験のデモを行う予定だ。
インターネットテクノロジーの総合イベント『Interop Tokyo 2015』が、6月10~12日の3日間、千葉市・幕張メッセで開催される。今年のテーマは『Endless Possibilities-ここから広がる“コネクテッド・エコノミー”』だ。
東京大学情報学環、日本電信電話(NTT)、KDDI研究所、日立製作所、日本電気(NEC)、富士通は31日、広域仮想網「日米欧ネットワーク仮想化テストベッド」を用いて、新たな仮想網の構築および新世代ネットワークアプリケーション実験に成功したことを発表した。
NTTドコモは14日、アルカテル・ルーセント、シスコシステムズ、エリクソン、ファーウェイ、日本電気、ノキアソリューションズ&ネットワークスの6社と協力して、「ネットワーク仮想化技術」の実用化に向けた実証実験で成功したことを発表した。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は29日、米Virtela社のNFV(Network Functions Virtualization)技術やオペレーションノウハウを活かした、効率的かつ高度な次世代クラウド・ネットワークサービスを世界196カ国/地域で提供することを発表した。
日本電気(NEC)は27日、NTTドコモと、「仮想化モバイルコアネットワークソリューション(Virtualized Evolved Packet Core:vEPC)」に関する共同実証実験に成功したことを発表した。
デルは4月16日、10/40 GbEデータセンター・コアスイッチ「Dell Networking Z9500」、OpenStackに対応するSDNプラットフォーム向け製品「Dell Active Fabric」の2製品を発表した。Red Hatなどの業界パートナー、NFV推進団体との取り組みも行う。
IDC Japanは4月3日、「SDN(Software-Defined Network)」「NFV(Network Functions Virtualization)」に関する国内市場動向の分析結果を発表した。
日本電気(NEC)は3月11日、米国のプリペイド式携帯通信事業者クリケット・コミュニケーションズと、SDN/NFV領域での協業に合意したことを発表した。
日本電気(NEC)は2月18日、MVNO事業者(通信事業者のネットワークを利用してサービスを行う事業者)向けに、世界で初めてネットワーク機能の仮想化(NFV)に対応した「vMVNOソリューション」の販売を開始した。