ポケトーク株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町7-1 取締役 代表執行役社長:松田 憲幸)は、当社が提供するAI同時通訳を搭載した人力車が歌舞伎座を発着点として走行する新プロジェクトを、12月4日(木)から12月26日(金)まで東銀座エリアで実施することをお知らせします。
本取り組みは、訪日観光が抱える「言葉の壁」という社会課題に向き合い、人力車体験を多言語で楽しむことができる、日本初の文化体験モデルです。


日本への訪日観光客数は過去最高水準に達しつつある一方、多言語対応の課題は解消されていません。
歌舞伎をはじめとする伝統芸能や下町の文化体験では、訪日観光客との「言葉の壁」が原因で、十分な理解が得られないという課題が続いています。
多言語対応を求められる場面が急速に増えるなか、文化施設や観光事業者にはこれまで以上に高度なコミュニケーションが求められています。現場では対話の質を高めるための工夫が進む一方で、訪日客の多様化に伴い、より幅広い言語で文化を伝える新たな手段が必要とされています。
こうした社会課題を背景に、当プロジェクトでは、東銀座の象徴である歌舞伎座と人力車、そして当社が提供するAI同時通訳技術を組み合わせ、多言語ニーズに応える日本初のモデルとして、伝統文化と多言語対応を両立させることを目指しています。
人力車に搭載されたAI同時通訳「ポケトーク - Sentio」が、俥夫と訪日旅行者の会話を41言語でリアルタイムに通訳し、文化的背景や地域の歴史、街の魅力を、旅行者の母語で理解できる環境を整えます。
地元に根ざす俥夫にとっても、多言語対応の負担を軽減しつつ、自身が伝えたい文化や街の物語をより豊かに届けられる利点があり、「伝統文化を案内する人」と「体験する訪日客」の双方にとって「言葉の壁」のないコミュニケーション環境を実現します。
ポケトークは、「言葉の壁をなくす」ことをミッションに掲げ、AI同時通訳が個人の利便性を超えた社会インフラへと発展することを目指しています。AI同時通訳を搭載した人力車の走行は、伝統文化、技術、そして街が連携する新しい観光のかたちを検証する第一歩になると考えています。今後も、日本の観光価値向上に貢献してまいります。
【 AI同時通訳機 「ポケトークX(エックス)」とは 】
「ポケトーク X」は、多言語による対面での自然な会話を実現するために開発された据え置き型のAI同時通訳機です。
両面ディスプレイを搭載し、互いの言葉を瞬時に翻訳して表示することで、自然な対話がそのまま成立する体験を可能にします。さらに、高感度マイクによる精緻な音声認識や、人の存在を感知して自動で画面が起動するスマートセンサー、会話履歴をワンタッチで消去できるプライバシー設計など、公共空間でも直感的かつ安心して利用できるように設計されています。
<販売開始時期>
・ 2026年を予定
<販売価格・プラン>
・ 月額レンタルまたはサブスクリプションプラン:10,000円(+税)/月
・ 年額レンタルまたはサブスクリプションプラン:100,000円(+税)/年
・ 買い切りプラン:200,000(+税)(※2年間・3年目以降は70,000(+税)/年

【 AI同時通訳 「ポケトーク - Sentio (センティオ)」とは 】
AI同時通訳「Sentio」は、相手の話す 41言語を 76 言語の音声とテキストでリアルタイムに通訳して理解でき、まるで専属の同時通訳者がいるように相手の話が分かるサービスです。
ウェブブラウザ上で使用でき、インターネット接続が可能なスマートフォンやパソコン、タブレット端末で使用できます。またオンライン会議だけでなく、対面でも使えることも大きな特長です。
詳細 URL:https://pocketalk.jp/forbusiness/livetranslation

【 AI通訳機 「ポケトークS2」とは 】
「ポケトーク S2」は 2024 年 10 月に販売を開始した最新機種で、91言語を音声・テキストに翻訳し、1 言語をテキストのみに翻訳できます。従来機種より Wi-Fi がなくても通信可能な国と地域か拡大し、世界 170 以上の国と地域で、Wi-Fi のない所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵しています。また、バッテリーの持続可能時間も大幅に改善し、あらゆるシーンでお使いいただけるようアップデートいたしました。
「ポケトーク アナリティクス」との連携によりセキュリティ面もさらに強化され、グローバルにおけるセキュリティ基準に準拠することで、個人でのご利用はもちろん、企業や団体、自治体での導入において安心してお使いいただけます。
詳細 URL:https://pocketalk.jp/device

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