オフィス回帰で子育て世代の7割以上が「転職検討」、5.2%は実際に転職を実行 働く親が求めるのは"完全リモート"ではなく「柔軟性」だった - PR TIMES|RBB TODAY
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オフィス回帰で子育て世代の7割以上が「転職検討」、5.2%は実際に転職を実行 働く親が求めるのは"完全リモート"ではなく「柔軟性」だった

~企業が取り組むべき「働きやすさ」の新基準とは~

 株式会社日本デザイン(本社:東京都豊島区、代表:大坪拓摩(おおつぼ・たくま))が運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」(https://japan-design.jp/design-school)は、小学生以下の子どもを持ち、過去1年以内に在宅勤務経験があり、現在は完全出社またはハイブリッド勤務をしている会社員(30~45歳)108名を対象に、子育て世代のオフィス回帰に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査実施の背景
 近年、働き方改革やワークライフバランスの重要性が叫ばれる中、コロナ禍を契機に多くの企業で在宅勤務が浸透しました。しかし現在、各企業で勤務形態の見直しが進められており、特に小学生以下の子どもを持つ働く親世代にとって、出社日数の変化は家庭や育児との両立に大きな影響を与えています。
 株式会社日本デザインでは、子育て世代が直面している実態を明らかにすべく、出社日数の変化が家庭・育児に与えた影響、転職意向、理想の勤務形態を探ることを目的として本調査を実施いたしました。

サマリ

- 01|コロナ禍直後(2020~2021年頃)より出社日数が「増えた」のは53.8%、出社増加層の6割超が「子どもと過ごす時間の減少」を実感
- 02|出社増加により、子育て世代の67.2%が転職はしていないが、「転職を検討したことがある」、5.2%は実際に転職を実行
- 03|企業に求める取り組み、「在宅勤務制度の継続・拡充」が75.0%でトップ、理想の働き方は「ハイブリッド勤務」が74.9%


■調査概要
- 調査名称:子育て世代のオフィス回帰に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年10月24日~同年10月27日
- 有効回答:小学生以下の子どもを持ち、過去1年以内に在宅勤務経験があり、現在は完全出社またはハイブリッド勤務をしている会社員(30~45歳)108名


※1:ハイブリッド勤務とは、出社と在宅勤務(リモートワーク)両方を行っている働き方を指します。
※2:合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社日本デザイン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://japan-design.jp/


■現在の勤務形態、37.0%が「完全出社」、40.7%が「ハイブリッド勤務(週3~4日出社)」
 「Q1.現在のあなたの勤務形態を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「完全出社(週5日以上出社)」が37.0%、「ハイブリッド勤務(週3~4日出社)」が40.7%という回答となりました。

Q1.現在のあなたの勤務形態を教えてください。

・完全出社(週5日以上出社):37.0%
・ハイブリッド勤務(週3~4日出社):40.7%
・ハイブリッド勤務(週1~2日出社):17.6%
・ハイブリッド勤務(月に数回出社):1.9%
・ハイブリッド勤務(月に1回以下出社):0.9%
・答えられない:1.9%

■コロナ禍直後と比べて、半数以上が出社日数が「増えた」実態
 「Q2.コロナ禍直後(2020~2021年頃)と比べて、あなたの出社日数はどう変化しましたか。」(n=108)と質問したところ、「増えた」が53.8%、「変わらない」が33.3%という回答となりました。

Q2.コロナ禍直後(2020~2021年頃)と比べて、あなたの出社日数はどう変化しましたか。

・増えた:53.8%
・変わらない:33.3%
・減った:12.0%
・働いていなかった:0.9%
・わからない/答えられない:0.0%

■6割以上が、出社増加によって「子どもと過ごす時間が減った」と回答
 Q2で「増えた」と回答した方に、「Q3.出社日数の増加によって、家庭や育児にどのような影響がありましたか。(複数回答)」(n=58)と質問したところ、「子どもと過ごす時間が減った」が63.8%、「朝の支度や送迎の負担が増えた」が56.9%、「自分の休息時間が減った」が56.9%、「体力・精神的な疲労が増えた」が56.9%という回答となりました。

Q3.出社日数の増加によって、家庭や育児にどのような影響がありましたか。(複数回答)

・子どもと過ごす時間が減った:63.8%
・朝の支度や送迎の負担が増えた:56.9%
・自分の休息時間が減った:56.9%
・体力・精神的な疲労が増えた:56.9%
・家事・育児の分担が偏った:37.9%
・夕食・寝かしつけ時間の確保が難しくなった:25.9%
・保育園・学童との調整が増えた:15.5%
・育児から離れてリフレッシュできた:8.6%
・家事・育児の分担がより均等になった:1.7%
・その他:0.0%
・特に変化はない:8.6%
・わからない/答えられない:0.0%

■出社増加をきっかけに「転職を考えたことがある」が67.2%、「実際に転職した」は5.2%
 Q2で「増えた」と回答した方に、「Q4.出社日数の増加をきっかけに、転職を考えたり、実際に転職しましたか。」(n=58)と質問したところ、「実際に転職した」が5.2%、「転職はしていないが、転職を考えたことがある」が67.2%という回答となりました。

Q4.出社日数の増加をきっかけに、転職を考えたり、実際に転職しましたか。

・実際に転職した:5.2%
・転職はしていないが、転職を考えたことがある:67.2%
・転職を考えたことはない:27.6%
・わからない/答えられない:0.0%

■転職を考えた理由、第1位「家庭との両立が難しくなったため」、第2位「通勤時間や移動の負担が増えたため」
 Q4で「実際に転職した」「転職はしていないが、転職を考えたことがある」と回答した方に、「Q5.出社増加をきっかけに転職を考えた理由を教えてください。(複数回答)」(n=42)と質問したところ、「家庭との両立が難しくなったため」が69.0%、「通勤時間や移動の負担が増えたため」が66.7%、「柔軟に働ける制度・環境がなくなったため」が64.3%という回答となりました。

Q5.出社増加をきっかけに転職を考えた理由を教えてください。(複数回答)

・家庭との両立が難しくなったため:69.0%
・通勤時間や移動の負担が増えたため:66.7%
・柔軟に働ける制度・環境がなくなったため:64.3%
・仕事量や勤務時間が増え、負担が大きくなったため:52.4%
・リモート時に感じていた働きやすさ・効率が失われたため:31.0%
・上司やチームの理解が得られず、サポートが減ったため:21.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.4%

■企業に求める取り組み、「在宅勤務制度の継続・拡充」が75.0%で最多
 「Q6.家庭と仕事の両立を実現するために、企業に求めたい取り組みを教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「在宅勤務制度の継続・拡充」が75.0%、「フレックスタイム制度の導入・拡充」が62.0%、「時短・時差勤務制度の柔軟化」が53.7%という回答となりました。

Q6.家庭と仕事の両立を実現するために、企業に求めたい取り組みを教えてください。(複数回答)

・在宅勤務制度の継続・拡充:75.0%
・フレックスタイム制度の導入・拡充:62.0%
・時短・時差勤務制度の柔軟化:53.7%
・子育て支援手当の充実:49.1%
・育児休暇を取得しやすい環境づくり:40.7%
・保育・学童サービスの利用支援(設置・費用補助など):34.3%
・上司やチームが子育てへの理解を深める仕組みづくり:29.6%
・その他:0.0%
・特にない:6.5%
・わからない/答えられない:1.9%

■「育児休暇中でも給料が変わらない制度」や「就業規則にとらわれない柔軟な対応」などを求める声も
 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、企業に求める取り組みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=106)と質問したところ、「育児休暇中でも給料が変わらない制度」や「就業規則にとらわれない柔軟な対応」など39の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- 育児休暇中でも給料が変わらない制度。
- 家事育児をしながら働く人の労働時間や拘束時間の軽減。
- 就業規則にとらわれない柔軟な対応。子供がぐずって全部後ろ倒しになり、会社に5分だけ遅刻することもあると思うので、それは急遽フレックスで挽回できるような柔軟な対応ができると、安心して働ける。
- 育休を前提とした人員配置にしてほしい。
- 顧客重視の姿勢。
- 特別休暇。
- 女性が育児をして当たり前というアンコンシャスバイアスの認識への取り組み。


■今後の働き方で最も大切にしたいこと、「家族との時間やプライベートを大切にできること」が45.3%で最多
 「Q8.今後の働き方を考える上で、あなたが最も大切にしたいことを教えてください。」(n=108)と質問したところ、「家族との時間やプライベートを大切にできること」が45.3%、「仕事の成果を出し、成長を実感できること」が16.7%という回答となりました。

Q8.今後の働き方を考える上で、あなたが最も大切にしたいことを教えてください。

・家族との時間やプライベートを大切にできること:45.3%
・仕事の成果を出し、成長を実感できること:16.7%
・通勤や時間の負担を減らし、効率的に働けること:13.9%
・自分の裁量で場所や時間を柔軟に選べること:10.2%
・職場の人とのつながりやチームの一体感を感じられること:2.8%
・その他:0.9%
・特にない:9.3%
・わからない/答えられない:0.9%

■7割以上が、「ハイブリッド勤務」を希望
 「Q9.あなたが今後、理想とする働き方を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「ハイブリッド勤務(週3~4日出社)」が37.9%、「ハイブリッド勤務(週1~2日出社)」が29.6%という回答となりました。

Q9.あなたが今後、理想とする働き方を教えてください。

・完全出社(週5日出社):9.3%
・ハイブリッド勤務(週3~4日出社):37.9%
・ハイブリッド勤務(週1~2日出社):29.6%
・ハイブリッド勤務(月に数回出社):7.4%
・完全リモート(出社なし):5.6%
・状況に応じて柔軟に働きたい:9.3%
・わからない/答えられない:0.9%

■まとめ
 今回は、小学生以下の子どもを持ち、過去1年以内に在宅勤務経験があり、現在は完全出社またはハイブリッド勤務をしている会社員(30~45歳)108名を対象に、子育て世代のオフィス回帰に関する実態調査を実施しました。

 まず、現在の勤務形態については、「完全出社(週5日以上出社)」が37.0%、「ハイブリッド勤務(週3~4日出社)」が40.7%でした。コロナ禍直後(2020~2021年頃)と比べて出社日数が「増えた」と回答した方は53.8%に上り、その層の63.8%が「子どもと過ごす時間が減った」と実感していることが分かりました。また、この出社増加をきっかけに、67.2%が「転職を考えたことがある」、5.2%が「実際に転職した」と回答しており、その理由として「家庭との両立が難しくなったため」(69.0%)や「通勤時間や移動の負担が増えたため」(66.7%)が上位に挙がりました。さらに、企業に求める取り組みとしては「在宅勤務制度の継続・拡充」(75.0%)が最多となり、今後の働き方で最も大切にしたいこととして「家族との時間やプライベートを大切にできること」(45.3%)が挙げられました。最後に、理想の働き方については、「ハイブリッド勤務」の合計が74.9%に達しました。

 今回の調査では、オフィス回帰が進む中、子育て世代が仕事と家庭の両立に新たな課題を抱えている実態が明らかになりました。オフィス回帰が育児との両立バランスやキャリア観に影響を与えている背景には、「家族との時間」を何よりも重視する価値観の変化がうかがえます。特筆すべきは、理想の働き方として完全リモートではなくハイブリッド勤務が大多数に支持された点です。これは、画一的な制度を求めるのではなく、個々の状況に応じて出社と在宅を使い分けられる「柔軟性」こそが、今の子育て世代にとって最も重要なニーズであると言えるでしょう。

■ゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」



未経験から最短45日でプロレベルのWEBデザイナーになれる「デザスク」では、WEBデザイナーの基礎知識を知りたい方のためのセミナーをご用意しています。他にも未経験からプロレベルのデザインスキルが身につく講座、人脈ゼロからの集客術、SNSを使った受注方法、卒業後もフリーランスに向けて実績を積みたい方のために勉強会や交流会、デザインコンペなどをご用意しています。

無料動画レッスン開催中:https://japan-design.jp/design-school/
■株式会社日本デザインについて

株式会社日本デザインロゴマーク

株式会社日本デザインは、「生き方・働き方を幸せにし、より良い日本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013年に創業いたしました。2015年にリリースした、メイン事業「ゼロイチ」では、未経験から45日という短期間で即戦力レベルのITスキル習得を完全オンラインで実現し、ノマドワーク・在宅ワークができる副業・フリーランスの方を輩出するオンラインスクールの先駆けとなっています。個人が手に職と言えるスキルを身につけ、職業選択の自由を手に入れることで、より良い日本の実現に貢献しています。

■代表 大坪拓摩について
 武蔵野美術大学、大手ゼネコンの現場監督を経て、クリエイターとして独立。大手ゼネコンでは地図に残る仕事として、東京ミッドタウンの現場監督・法務・積算・営業などの総合職に従事。

 大企業の一員として働くことで、アンラーンやリスキリングなど個でも生きる力が求められる時代の到来に気づき、PC一台、一人でできる仕事を独学で習得し独立。プロの暗黙知が一般的とされるクリエイティブ業界で、デザインやライティングなどのスキルの言語化と体系化に注力してきた。

 フリーランス時代の挫折や無為に過ごした負け組からの成功体験を基に、才能や個性に影響されずに新しい働き方を手に入れ、個人が自分らしく輝けるようになるアンラーンやリスキリングの教育法を編み出す。現在は教育者として、オンラインスクールや大学での講義や講演などを通じて、50,000人以上の生き方と働き方の支援に取り組んでいる。

■会社概要
会社名  :株式会社日本デザイン
パーパス :日本人の生き方・働き方をより幸せに変え、より良い日本をデザインする
所在地  :東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F
設立   :2013年2月18日
代表取締役:大坪拓摩
従業員数 :20名
事業内容 :WEBマーケティング、WEBプロデュース、コンサルティング
URL   :
WEB デザインスクール https://design-school.online/
WEB ライティングスクール https://writer-college.jp/
映像編集スクール https://movie-academy.jp/
プログラミングスクール、写真スクールなど
飲食事業 「麒麟」 https://www.instagram.com/chukasoba.kirin/
整体事業 女性向け「美容整体ラボ HANA 池袋店」
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000733190/

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