RFID工具管理におけるRFタグの読取課題を解決するため【KISCO株式会社、株式会社Uni Tag】と23年3月より実証実験をスタート! - PR TIMES|RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

RFID工具管理におけるRFタグの読取課題を解決するため【KISCO株式会社、株式会社Uni Tag】と23年3月より実証実験をスタート!

製造業DXを推進する東洋電装株式会社がRFタグを開発するKISCO株式会社、株式会社Uni TagとRFIDを活用した工具管理の課題解決に臨む





社会的背景

日本の製造業においては、ほとんどの企業がDX(デジタル化)への取り組みが進んでいないことが大きな課題となっています。経産省ものづくり白書版2020(※1)では製造業がデジタル技術の活用理由として、人の作業負担の軽減が58.8% 労働時間の短縮46.5%と回答している一方で、 総務省デジタルで支える暮らしと経済(※2)では製造業の約80%がDXに取り組めていないという結果が出ており、デジタル推進には既存のアナログ脳からデジタル(以下、デジ脳)に切り替えていく必要があります。



※1 (https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2020/honbun_pdf/pdf/honbun_01_02_01.pdf)
※2 (https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd112400.html)



工具管理のデジタル化に着目

製造業での人の作業負担で考えると工具管理もその課題の一つとして挙げられ、作業内では工具を「探す・管理する・無くす」など無駄な作業が常に発生しています。工具管理のデジタル化としてRFIDを活用した管理方法が代表的ですが、RFタグを活用した工具管理では現状全ての工具に取り付ける事は困難です。理由は工具ごとに適した「タグの選定・取り付け方法・読み取り距離」が定まっていないことが導入への足枷となっています。


工具管理解決に向けて業務提携を締結

製造現場のDXソリューションを提供する東洋電装株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役:桑原弘明、以下東洋電装)は、化学品・電子材料等を取り扱う専門商社 KISCO株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岸本剛一以下KISCO)及びRFIDのコンサルティング会社である株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:半野巧也、以下Uni Tag)と、工具管理のRFタグ課題を解決するため、2022年10月より技術提携を行いました。


RFタグの実証実験に関して

3月からスタートする実証実験では工具ごとに選定したRFタグの読取検証を東洋電装のDX工場にて行います。実際の作業現場で実験することで作業者のフィードバックが貰えてリアルな声と対策が行えます。「タグの選定・取り付け方法」に関してはKISCO、UniTagと協議し、数十種類のRFタグを選定しました。この選定したRFタグが実際の作業環境下で想定通り管理できるかの検証を行っていきます。

また製造業でのRFIDの導入ハードルが下がることで現場作業員自身にデジタル技術に触れてもらう事でデジ脳へ切り替えのきっかけも狙いです。



企業情報

■東洋電装株式会社
公式サイト:https://t-denso.com/

東洋電装株式会社は配電盤及び自動制御盤の設計を主な事業としてスタートした企業であり、現在では制御盤システム事業だけでなく高速道路システム事業、IoTシステム開発事業、介護医療システム事業など多岐に渡る事業展開を行っております。


■KISCO株式会社株式会社
公式サイト:https://www.kisco-net.co.jp/

合成樹脂から化成品、エレクトロニクス材料、包装材料、パリレンコーティングまで、
そして原材料の調達・製造から製品・加工品・サービスの提供まで、共創を実現する幅広い提案力でお客様と時代のニーズにお応えします。


■株式会社Uni Tag
公式サイト:https://www.unitag.co.jp/

RFタグの設計・開発を中心に試作・検査・製造および読取評価などの技術サービス全般を担っております。
豊富な実績と安心の技術力に基づき、お客様のご使用環境に最適なRFタグをご提案致します。



企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
page top