すべての10代が学びの機会と居場所にアクセスできる世界をめざして。NPOカタリバ、「居場所づくり」支援で総額1億円規模の助成、公募スタート - PR TIMES|RBB TODAY

すべての10代が学びの機会と居場所にアクセスできる世界をめざして。NPOカタリバ、「居場所づくり」支援で総額1億円規模の助成、公募スタート

カタリバ×エティックで日本全国の”10代の居場所をつくる仲間”を応援

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)と特定非営利活動法人エティックが協働して立ち上げた、10代のための場づくりに携わりたい人や団体を応援するインキュベーションプログラム「ユースセンター起業塾」の公募をスタートしましたのでお知らせします。



■地方で育った子どもならではの視点を活かして羽ばたけるように。10代向けの「居場所づくり」事業を応援

いま日本社会では、子どもたちの約20人に一人が「どこにも居場所がない」と感じていることが、今年6月に内閣府から国会へ提出された報告書「子ども・若者の状況及び子ども・若者育成支援施策の実施状況」で示されています(*1)。

カタリバは創立以来20年間、日本のさまざまな地域で10代の子どもたち向けに、学校でも家庭でもない第三の「居場所」と「ナナメの関係(*2)」を届ける活動をしてきました。設立当時は想像もしていなかった素晴らしい出会いによって、現在では年間約10万人の子どもたちに支援やプログラムを届けています。

一方で、そういった居場所や関係性は、日本全国に存在しているわけではありません。特に地方部では、学校・家庭以外の居場所へ物理的にアクセスしづらい環境もあることから、何かをやりたいと思ったときや、何かにつまずいた時に、ふと相談できる場や大人との出会いが少なく、子どもたちの選択肢や可能性が広がりづらいという課題も抱えています。

「地方で育ったからこその良さや視点を、もっと伸ばして羽ばたいていけるようにできないだろうか」。そんな想いから、子ども支援に20年取り組んできたカタリバと、社会起業家の支援に25年取り組んできたエティックが連携し、日本全国で10代の子どもたちのための居場所づくりや学習支援をしている/したい方々を対象に、事業の立ち上げを支援するインキュベーションプロジェクト「ユースセンター起業塾」が実現しました。

それぞれの想いや事業の段階に合わせた2つのコースを用意し、日本全国で「子どもたちの居場所づくり」を担う個人や団体を、資金面・事業面から支援していきます。


■コース1.助成および事業立ち上げ伴走「事業創造コース」

ひとつめは、3年間で総額1億円規模の助成と事業の立ち上げ支援を行う「事業創造コース」。休眠預金等交付金に係る資金を活用した事業(*3)として、日本国内のこれまで子ども支援体制が十分でなかった地域において、子どもたちが包括的な支援を受けられる地域や社会になることを目指し、3年間の助成と伴走支援を行います。11/22(月)より、公募要領を公開、公募をスタートしました。


<事業創造コース対象者・対象団体>
子どもにとっての多様な学びの機会や居場所へのアクセスがしにくい地域(*4)において、その地域に根ざしてその地域の子どもたちのための活動を行う、目安として創業10年未満(創業期~成長拡大期)の団体

<取り組み事例>
・子どもたち一人一人の興味関心に応じた探究的な学びの提供
・不登校の子どもたちを対象とした体験活動や学習の提供
・日常的に立ち寄ることができる学び場・居場所の運営
・ICTを活用した個別最適な学びの提供
・オンラインを活用した時間や場所にとらわれない学びの提供
・地域では出会えない人材との出会いのコーディネート 等

<事業創造コース支援内容>
(1)助成金支援
1団体当たり700~1,500万円(2022年5月~2025年3月)
(2)伴走支援
・10代の子どもを対象とした学びの機会や居場所づくりに関する研修及び助言の提供
・経営面に関する研修及び助言の提供
・事務局機能の整備・強化に対する支援
・実行団体同士のネットワーキング・ノウハウ共有
・人材採用支援、メンターやアドバイザー、評価の専門家等の紹介
・連携候補となる他のNPOや企業、自治体・官公庁関係者、研究者等の紹介
・資金調達支援

<公募期間>
2021年11月22日(月)~2022年1月17日(月)15:00

<説明会>
・11月25日(木)16:00-17:00@オンライン(zoomウェビナー)
・12月4日(土)10:30-11:30@オンライン(zoomウェビナー)

<公募詳細>
詳細は下記webサイトよりご確認ください。
https://www.katariba-kigyojuku.com/course-1


■コース2.カタリバの居場所づくりを実地で学びながら創業準備を進める「研修生コース」

ふたつめは、カタリバの拠点でスタッフとして働きながら創業準備を進める「研修生コース」。ユースセンター起業塾の理念に共感し、教育支援の経験を積みながら起業を目指す方を応援するコースです。東北、東京、島根など全国のカタリバの拠点で実際に活動を行いながら、全国の地方で将来ユースセンターを起業することを目指します。12月中旬より、募集をスタートする予定です。

<研修生コース対象者>
・ユースセンターの起業を考えている方
・ユースセンター起業塾の理念を理解し、共感している方
・ユースセンターを起業する地域を特定し、何らかの足がかりを既に持っている方
・成長意欲を持ち、自身の夢を実現したいと強く考えている方
・社会人経験が2年以上ある方

<支援内容>
カタリバの各拠点での実務研修および起業支援
※詳細は後日公開予定
※研修拠点候補(予定)
・アダチベース(東京都足立区)
・文京区青少年プラザb-lab(東京都文京区)
・コラボ・スクール大槌臨学舎(岩手県大槌町)
・コラボ・スクール双葉みらいラボ(福島県広野町)
・おんせんキャンパス(島根県雲南市)

<募集期間>
2021年12月中旬~2022年1月下旬

<説明会>
・12月15日(水)20:00-21:00@オンライン(zoomウェビナー)
・12月18日(土)13:00-14:00@オンライン(zoomウェビナー)
・12月27日(月)20:30-21:30@オンライン(zoomウェビナー)
・1月11日(火)20:00-21:00@オンライン(zoomウェビナー)

<募集詳細>
詳細は下記webサイトにて12月中旬頃に公開予定です。
https://www.katariba-kigyojuku.com/course-1-1


■カタリバ代表理事 今村久美からのメッセージ



子どもと大人の中間地点にあたる思春期の10代。「自由になりたい」と思いながら「自分だけで自立することはできない」というアンバランスさを抱えた彼らにとって、その時期の出会いや経験は、その後の人生を大きく変化させるほどのパワーを秘めています。そんな10代に必要なのは、学校にいる仲間や先生、親とは違う視点で「みんなと違ってもいい」「こんな考え方もあるよ」と言ってくれる「ナナメの関係」がある居場所なのではないかと考えています。

しかし、人も文化資本も圧倒的に少ない地方には、そんな場所や人が手の届くところに存在していないことも少なくありません。これまでカタリバの様々な現場で経験してきたことをもとに、思春期である10代に、家庭でも学校でもない、だけど安心安全を感じられ、未知の人や経験と出会える居場所とナナメの関係を届けていくことが、地方に不足する機会や選択肢を増やしていくことにつながるという仮説を持ちました。しかし、同じ課題を持つ全国の地域に広げていくことを、カタリバだけで実現することは困難です。

だからこそ、地域の団体とともに、子どもたちの状況に目をこらしながら、それぞれの地域で今必要な支援を届けていきたい。キャリア教育、不登校、学習支援など、届けるテーマは皆様に委ねさせていただきます。地域の子どもたちにとって本当に必要なものを届けることにチャレンジしたい、というリーダーシップを、私たちに応援させてください。

皆様のご応募をお待ちしています。


■認定特定非営利活動法人カタリバとは

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 :2001年11月1日
代表 :代表理事 今村久美
本部所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL : https://www.katariba.or.jp/


■問い合わせ
取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/ (担当:カタリバ広報 高木)

公募に関するお問い合わせは下記迄ご連絡ください。
・incubation@katariba.net (担当:カタリバ ユースセンター起業塾事務局 吉田)


―――

(*1)内閣府「子ども・若者の状況及び子ども・若者育成支援施策の実施状況」(子供・若者白書)https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r03gaiyou/pdf/r03gaiyou.pdf
(*2)親や教員(タテ)、同級生の友だち(ヨコ)とは違った“一歩先を行く先輩”との関係
(*3)本事業は「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律(平成28年法律第101号)」において、2021年度の資金分配団体として採択され、同法に基づく指定活用団体である一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)からの助成を受け実施します。
https://kyuminyokin.info/articles/498
(*4)政令指定都市・東京23区およびその近郊以外の地域での取り組みを優先して採択します。ただし上記における取り組みでも、「地方と都市の子どもたちの教育資源の格差の解消」という本助成事業の目的・趣旨に合致する場合は対象となりえます。

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