『地域を学ぶ270時間』インターネット授業開始 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY

『地域を学ぶ270時間』インターネット授業開始



2019年6月13日(木)

宮崎大学みやざきCOC+地元定着推進室

高等教育機関が取組む県内就職率改善対策
『地域を学ぶ270時間』インターネット授業開始
宮崎県の若者定着への取り組み

 地方創生事業の一環として宮崎県内の高等教育機関、産業界、自治体が取組む「みやざきCOC+(シーオーシープラス)」事業は、本年度、宮崎県内の9大学・高専と連携を拡大して取組を開始しました。地域のニーズに対応した人材育成を実践する「みやざきCOC+産業人材育成教育プログラム」では、宮崎県内の働き方や産業・地域について学ぶ18科目の授業をインターネットで配信し、受講する学生はスマートフォンやパソコンで“いつでもどこでも”視聴できます。2016年度よりスタートしたインターネット配信授業の宮崎県内の学生受講者は延べ2,000名を超えています。今年度も多くの大学生が宮崎県での働き方と地域の特徴を学び、県内企業への就職拡大が期待されます。

みやざきCOC+産業人材教育プログラムの概要
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201906127460-O1-zSSRz2i9

「みやざきCOC+事業」とは
 
【動画: https://youtu.be/MKZN0wWZKMQ
地域の人口減少対策と、地域産業の活性化を目的に、文部科学省からの補助を受けて2015年10月より事業を開始いたしました。本事業では宮崎大学が主幹校となり、宮崎県立看護大学、宮崎公立大学、九州保健福祉大学、都城工業高等専門学校の4大学・1高専、産業界から宮崎県商工会議所連合会、宮崎商工会連合会、宮崎県工業会、宮崎県経営者協会、宮崎県中小企業団体中央会、宮崎県農業協同組合中央会、宮崎県経済農業協同組合連合会の7団体、自治体としては宮崎県が参加する事業として開始しました。2017年度には金融機関として宮崎銀行、宮崎太陽銀行が参画し、2018年度には南九州大学、南九州短期大学が新たな教育機関として加わりました。更に、今年度からは県内大学の宮崎国際大学、宮崎学園短期大学が参加し、県内8大学・1高専と拡大しています。
【産業人材育成】と【キャリア支援】の2つの柱で推進する本事業では、参画する大学・高専の地元定着(県内就職率)を33.1%から43.1%へ改善するとともに、県内大卒者の3年以内の高い離職率40.7%を35%へと改善する環境整備を目的として取り組んでいます。

【産業人材育成】
 2016年度に「みやざき授業配信システム(※1)」を構築し、「地域キャリアデザイン」及び「地域産業入門」の2科目の配信がスタートしました。2017年に16科目の配信授業を新たに作成し「みやざきCOC+産業人材育成プログラム(※2)」が完成しました。プログラムの所定の単位を取得した学生には「みやざきCOC+産業人材認定証(※3)」を授与することとしており、取得学生は県内企業の採用優遇等のインセンティブを受けることが可能です。本プログラムを通じて地域を学ぶ参加大学受講生の合計は、2016年度381名、2017年度754名、2018年度953名と順調に増加しており、2019年度前期は545名の登録がありました。

【キャリア支援】
 県内企業の認知や、今の学生の声を企業が知ることを目的として、県内市町村・産業界及びみやざきCOC+が連携し「Weekly Work Café」を開催しています。県内大学の全学部・全学年の学生が自由に参加でき、県内企業で働く先輩と普段着のままで気軽に会話ができる交流の場です。2018年度にはみやざきCOC+に加え市役所、商工会議所、ハローワークが主催し、宮崎大学をはじめ参加大学やシンポジウム会場等で23回開催しました。参加企業113社、学生422名が参加し、学生のキャリア形成での重要な情報収集の場になるっています。県内企業にとってはアピールの場として生産品や仕事の取り組み方も発信でき、インターンシップや採用活動につなげる重要なイベントとなっています。学生と企業がお互いを良く知ることで就職のミスマッチの解消の場としても期待されています。
※1 インターネット授業配信「みやざき授業配信システム」
 宮崎県は山間部から海岸部まで南北200キロ、東西に100キロと広く1箇所に集まって学生が授業を受けるには困難な地域です。そこでみやざきCOC+事業ではインターネットを活用した授業配信システムを構築しました。学生がいつでも、どこでも地域を学べるシステムです。このシステムは宮崎大学の基礎教育に科目を設置して、宮崎県内で活躍する人や産業に焦点を当て、授業が構成されています。

※2 「みやざき産業人材育成教育プログラム」科目の構成
 授業は県内を学生の興味により多角的に学べる構成となっています。基本的な受講の流れは1年次に宮崎県での働き方や活躍している方々のキャリア形成について学ぶ「地域キャリアデザイン」と、宮崎県のこれからの産業政策を学び7つの選択科目の概論を学ぶ「地域産業入門」を履修します。2年次に、今後宮崎県が発展を期待する7つの分野「食品」、「ICT」、「医療・福祉」、「エネルギー・ものづくり」、「国際・観光」、「公務員・教員」、「起業」の全16科目が受講できる構成となっており、県内の産業や活動を多面的に学べる構成となっています。

※3 「みやざき産業人材認定証」
 「みやざき産業人材育成教育プログラム」における配信科目を4科目8単位とそれぞれの大学・高専で単位認定をするインターンシップや研修を1単位以上履修することで「みやざき産業人材認定証」を発行します。この認定証を取得した学生は県内企業の採用試験について一次面接免除や筆記テスト優遇措置が受けられます。また、ダブルスクールで公務員講座など受講する学生には一部受講料免除が受けられます。

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