料理と文化で世界の注目を浴びる中国・成都の双流 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY

料理と文化で世界の注目を浴びる中国・成都の双流

料理と文化で世界の注目を浴びる中国・成都の双流

AsiaNet 76550 (2238)

【成都(中国)2018年11月29日新華社=共同通信JBN】2018年9月20日、World Federation of Chinese Catering Industry(世界中餐業連合会)が主催し、成都市双流区経済局が後援する第1回World Sichuan Cuisine Conference(WSCC、世界四川料理カンファレンス)が成都市双流区で開幕した。「Let the World Love Sichuan Cuisine(世界に四川料理を)」をテーマとするWSCCには、産業団体、四川料理企業、15カ国・地域からの様々なメディアの500人余りが結集した。参加者は四川料理の基準、ブランド開発、世界進出戦略について意見交換した。

第1回WSCCが双流で開催されたのは、空港地区としての優れた立地、堅固な基盤、四川料理業界が発展する勢いのおかげである。

▽双流フレーバーの世界進出
双流のさまざまな農・副産品の中でも「双流冬イチゴ」「双流二荊条辣椒」「双流永安ブドウ」は「中国地理的表示保護産品」になり、双流農産品の豊かで優れた品質を証明している。「双流フレーバー」を代表できるのはどの産品か。その答えは「双流二荊条辣椒」である。四川料理の体系全体にとって、シェンリ町ムマ山産出の「双流二荊条辣椒」は、本物の四川料理を作るために不可欠の食材である。唐辛子を使うどの料理にも、「二荊条辣椒」は最高品質にとって最良の選択である。

2017年3月、双流区の成都空港経済デモンストレーションゾーンが承認され、地区の航空物流産業への支援を大幅に拡充した。双流は現在、標準収納施設3.8平方キロの拠点になっており、このうち70万平方メートルが稼働中で、UPS、DHLなど世界の物流企業トップ100社中13社が進出している。また、成都農産品センター卸売市場のeコマース育成パークは主にネットワーク事業に関わり、eコマースサービスを立ち上げた。

巨大な市場スペース、設備の整った物流・輸送システムによって、双流の高品質農・副産品は世界市場に出荷されている。双流二荊条辣椒は2017年、中国農産品として初めて米ニューヨークのタイムズスクエアに出品された。

二荊条辣椒の世界販売は双流に年間1億6500万元の生産額をもたらした。その結果、双流は津々浦々に知られ、多くの人がこの地を訪れる考えを抱くようになった。

現在、四川料理を目的にますます多くのビジターが双流にやって来て、最も本格的な四川料理を味わいたいと願っている。四川の地元住民の間には、「There is no problem that cannot be solved by a meal of hot pot. Otherwise, two meals of hot pot will work」(火鍋料理一品で解決できない問題はない。さもなければ、火鍋料理二品が解決する)という有名なことわざがある。担々麺、薄切豚肉ニンニクソースかけ、回鍋肉などおいしい四川料理は数々あるが、人々の間では火鍋料理の人気が高くなっており、それは楽観的、調和的、開放的なトーンも帯びている。双流はまた、独特の風味がある火鍋料理を楽しめるところでもある。

WSCC期間中の2018年Global Competition of Sichuan Hotpot(四川火鍋料理国際コンペ)では、双流の地元ケータリング企業Shengshi Kirin Restaurant Management Co., Ltdが「International Famous Hot Pot(国際著名火鍋)」に選ばれた。傘下のKirin Pangge Hotpotは1995年に開店し、そのスープベースは食事客の評判になった。スープベースは明るい赤色をしており、新鮮で味がよく、スパイシーさと辛味のバランスがとれている。さらに、スープの唐辛子と四川山椒は乾燥度が最も低くなっている。過去20年余り、Kirin Panggeは双流火鍋の代表になり、そのスープベース製品は米国、スペイン、カナダ、その他の諸国に達して、双流フレーバーを世界に届けている。

▽外国人観光客は独特な文化的魅力を味わうため双流に
双流農産品の世界進出を可能にする一方、ここの空港産業も双流に対する世界の認知度を高め、独特な文化的魅力を味わう多数の外国人ビジターを集めている。成都双流国際空港は2017年、離着陸の3万400便で4980万2000人の旅行を扱った。このうち539万8600人はインバウンドだった。膨大な乗客の流れは豊かな観光資源を意味している。双流の革新的な観光発展により、四川省に来る際に主要目的地として双流を選ぶ観光客が増加している。

双流の呼び物のうち、2000年以上の歴史がある黄龙溪古镇は最も人気が高いものの1つである。三国時代の歴史の豊かさ、絵のように美しい風景、西四川料理、西四川現地の習慣を求めて、ここには観光客が絶え間なく押し寄せる。2018年のドラゴンボート・フェスティバル期間中、黄龙溪古镇には21万7000人が訪れ、2657万元の収益を生み出した。今年の国慶節にこの町は46万8000人を迎えた。成都市内で錦里歩行街、チャイナレーンに次ぐ3位の人数である。

双流のもう1つの景勝地は輝南にある老茶館で、BBCとガーディアン紙は「中国で唯一無二の保存状態のよい老茶館」と報じた。観光客はこの老茶館で、変化の速い現代世界における双流住民のスローライフや歴史遺産、名高い文化を間近に見ることができる。

このようにして、開放的な双流はその文化と料理を世界の隅々まで広げている。双流が将来、料理と風景で魅力的な場所だけでなく、空港を基盤とする熱気と魔力のある庭園風都市としても記憶されることは間違いない。

ソース:Business Bureau of Shuangliu District, Chengdu

page top