CLSNetのDLT決済双務サービスをゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが運用開始 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY

CLSNetのDLT決済双務サービスをゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが運用開始

CLSNetのDLT決済双務サービスをゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが運用開始

AsiaNet 76456 (2199)

【ロンドン2018年11月28日PR Newswire=共同通信JBN】
*CLSNetは120以上の通貨で双務支払いネッティングサービスを提供し、日中流動性を最適化し、運用効率を向上させ、リスクを軽減する
*CLSNetはIBMと共同開発され、ブロックチェーン上で動作する初のFXグローバル市場向けのエンタープライズアプリケーションである

CLSは28日、分散型台帳技術(DLT)プラットフォーム上で運用されている120以上の通貨向けの標準化され、自動化された双務支払ネッティングサービスCLSNetがゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーで採用され、使用が開始されたと発表した。中国銀行(香港)を含む北米、欧州、アジアの6行がこのサービスへの参加を確約し、その他の市場参加者数社も今後数カ月で参加を計画しており、着実なオンボードが続いている。

このサービスは、バイサイドとセルサイドの機関と協力して両サイド機関のために開発された。CLSNetは、FX市場での決済ネッティングのレベルをCLSSettlementでの決済ではなくトレードのために標準化し、それを向上させるように設計された。決済ネッティングの勘定を標準化して自動化することによって、CLSNetは市場参加者のコストを軽減し、FX市場の流動性を高めることができる。このサービスはグローバル外為行動規範(FX Global Code of Conduct)の特定の規範とのコンプライアンスもサポートする。

CLSの最高戦略・開発責任者であるアラン・マーカード氏は今回の使用開始について以下のようにコメントした。「DLTプラットフォーム上で運用されるこの種では初のサービスであるCLSNetを立ち上げることができて大変うれしく思う。さらに、このサービスは、当社がFX市場の中心におけるユニークで信頼される地位にあることを活用し、いかにして業界の課題を解決しているかを実証するものでもある」

「標準化され自動化された決済ネッティングプロセスは、日中流動性の向上、コストの軽減、運用効率の向上、そして結果的には企業成長への支援につながる」

現在、標準化および自動化の欠如は、市場参加者にとってリスクと運用非効率をもたらしている。限られた数の市場参加者が現在、業務で互いにネッティングを行っているものの、このプロセスは通常、人手を介したものであり、また完全には標準化されておらず、スケーラブルでもない。限定された決済ネッティングの影響として、新興市場通貨がFX市場参加者にとって関連性が高まっているにもかかわらず、新興市場通貨に付随する決済が高コストになっている。

さらに、多くのFX市場参加者はFXトレードに関して決済でネッティングを利用せずに、総額ベースでの決済を選択している。この総額決済は決済リスクに全面的にさらされるため、日中流動性への需要を高める結果を招き、機関がより多くの資本を用意しなければならなくなっている。

CLSNetはIBMと協力して開発され、Linux FoundationのHyperledger Fabricブロックチェーンフレームワークで動作する。CLSとIBMのコラボレーションによって、DLTがポストトレード・プロセスにもたらす利益に関する貴重な知見が見つかった。CLSはクライアントのためにより高い効率性をうみ出し、コストを軽減することため、DLTアーキテクチャーにこのサービスを構築することから獲得した知見と経験を活用する。

モルガン・スタンレーの債券部門のマネジングディレクターであるアダム・ジョセファート氏は「CLSNetは、CLS決済でないトランザクションに必要な標準化と自動化を提供する。モルガン・スタンレーがこのサービスの初期導入社の1社になれることをうれしく思う」と語った。

中国銀行(香港)Bank-wide Operation Departmentゼネラルマネージャーであるバリー・ロー氏は「われわれはCLSNetに参加できることを大変うれしく思う。これはCNHなどの非CLS決済通貨のトレードマッチングおよび決済ネッティングにおける運用効率を向上させるとともに、リスク管理を強化する。フィンテック・イノベーション推進への当行の強力なコミットメントを明確にするとともに、新しい技術を業務に応用する大きな1歩となる」と語った。

UBM Blockchainのゼネラルマネージャーであるマリー・ウィーク氏は「われわれは約3年前にFX市場でブロックチェーンを先駆けて使用し始めて以来、IBMはグローバル市場で利用できる初のブロックチェーン技術のポストトレード製品展開のためにCLSNetの開発と展開でCLSと緊密に協力してきた。CLSNetが世界最大の銀行2行の主要市場機能で運用されることによって、現行のブロックチェーン技術の成長とCLSNetが実際面で提供できる価値に対する証しとなる」と語った。

▽CLSについて
CLSは、クライアントがリスクを軽減し、効率性を生み出すことで変化するFXマーケットプレースで競争していくこを支援する。当社の広範なネットワークおよび深い市場インテリジェンスによってCLSスペシャリストは、実際の市場課題を解決する標準化ソリューションの開発をリードしている。

ソース:CLS

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