IFF Annual Global Conferenceで中国の展望が世界的コンセンサスと共鳴 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY

IFF Annual Global Conferenceで中国の展望が世界的コンセンサスと共鳴

IFF Annual Global Conferenceで中国の展望が世界的コンセンサスと共鳴

AsiaNet 76469(2216)

【広州(中国)2018年11月26日新華社=共同通信JBN】第15回Annual Global Conference of International Finance Forum(IFF)は11月24-25日、中国南部の都市、広州で開催された。このイベントは、中国が世界金融システムの改革と国際協力に貢献するためのプラットフォームとして、世界中から金融・経済のリーダー200人超を引き寄せた。世界の経済・金融システムの維持を支援するため、金融の基礎に関するオープンな対話が行われた。

われわれはグローバリゼーションの新時代にどこへ向かっているのか?世界は貿易自由化への逆風に直面し、貿易紛争と金融リスクは増大している。このような状況下で、金融コミュニティーはより強大なグローバル経済への道を議論し、洞察力のある人々は改革・開放政策のため苦闘している中国を注視している。広州は、中国における最大の、金融面で最も活力に満ちた国際的な経済の1つとして、発展における長期の経験で世界に刺激を与える。

グローバリゼーションの新時代に金融はより大きな役割を果たしている。ショーカット・アジーズ元パキスタン首相は同イベントで「グローバルな金融市場は相互につながっているため、金融協力はわれわれが発展するためのより大きな潜在力を発揮することをサポートする」と語った。IFFが会議で発表した基調報告の中で示されたように、国際金融協力は人類の未来を共有するコミュニティーを形成するうえで不可欠な部分である。「Financial Cooperation Along the Maritime Silk Road: Jointly Building the Greater Bay Area into an International Financial Hub(海のシルクロードに沿った金融協力:大湾岸圏を国際的金融ハブに共同で構築)」などのトピックスは細目に注力し、中国が世界と協力しより強力なグローバル経済を目指し金融協力をどのように進めているかを垣間見せた。広州の南沙地区は、国際的革新的金融サービスの新たな「一帯一路」センターとして間違いなく脚光を浴びている。

IFF会長で前中国人民銀行総裁の周小川氏は「会議の焦点は、経済グローバリゼーションの将来、国際貿易システム・メカニズム、イノベーションとグローバリゼーション進展、改革・開放である。参加者はこれに基づき意見交換とブレーンストーミングを重ね、われわれが直面している課題への解決策を見出そうとしている」と述べた。提案された「一帯一路構想(BRI)」を推進するとの中国のコミットメントおよびグローバリゼーションは広く認識された。中国の知恵は会議で盛んに議論されたトピックスとなり、国際的コンセンサスと同調した。

これらの中国の解決策は成功した実践の結果である。IFFの恒久的開催地である広州は、BRIの実行と広州-香港-マカオ大湾岸圏建設により、成長へのさらなる機会を得てきた。UBSのジェームズ・J・シー上級副社長は「中国は事業環境を引き続き改善し、金融市場を開放し、広州が位置する大湾岸圏は有望視されている」と語った。

基本的には、金融コネクティビティーは経済の原動力の1つである。周氏は「金融はグローバル経済成長の新たな原動力であるため、国際的金融協力により共通の発展がもたらされることが期待される」と述べた。中国の近代的金融の発祥の地である広州は経済的にも、金融的にも最も活力のある中国の都市の1つである。広州は世界に、経済と金融が相互に強化しあう好例を提示している。

広州は、世界金融センター指数(Global Financial Centres Index)第24回報告(GFCI24)で19位となり、これは国際的為替センターおよび試験的自由貿易地区(ないし港湾)として出現するとのコミットメントによるものとしている。このほか、広州は一層国際的となるべく、積極的に「一帯一路」諸国との協力を積極的に促進し、大湾岸圏建設を進展させ、金融改革と開放を推進してきた。Park Sutton Advisorsの創設者であるスティーブン・M・レビット氏は、大湾岸圏の建設は広州に国際金融センターを形作るための新たな刺激を注入しよう、と語った。

世界が新興経済の出現を目の当たりにする中で、中国が進化するグローバリゼーションに対応するために採用する解決策は品質開発と変革を目指すものである。そう仮定すると、国際金融は特に革新的となる必要性がある。南沙地区党委員会のカイ・カオリン書記は「外部世界に自らの金融開放を示す窓としての南沙は香港およびマカオとの金融協力を深化させ、実体経済にサービスを供給する能力を強化する。当地の企業はビジネス登録と課税請求書の手続きを1日以内に完了することができる」と述べた。地球上の他のいかなる国とも挑戦することのできるそのような機能的環境は南沙、ひいては広州の金融部門の成長を加速させることになろう。

実際のところ、会議参加者は世界経済減速の中で新たな経済的原動力を見出すとの重要任務を帯びている。「Created by China and Made in China: Innovative Attitudes and Environment(中国で生み出され、中国製:革新的姿勢と環境)」、「New Capital Leading New Era(新たな資本が新時代をリード)」などのテーマのセッションが活発な議論を引き起こした。

バンク・オブ・アメリカのモデル開発・リスク管理部のゼネラルマネージャーであるラジェシュ・シン氏はかつて、広州は近年、金融的革新を実体経済に応用し、新しい技術を金融と結合させ、安全で、スリム化した、効率的な健全な金融エコシステムの構築を図ってきた、と語った。同氏は、これらの試みは最先端の金融技術を革命的に変化させる大きな機会となろう、と述べた。

広州は近年、金融イノベーションにおける自らの決意を示すため、南沙新地区(15の政策が承認)・南沙自由貿易地区およびグリーン金融におけるように、金融改革を深化させ、自らを中国で最も多くの試験的金融改革プログラムを擁する都市にした。そして、6000超の金融企業を抱える南沙はイノベーションのためのさらなるリソースを獲得してきた。中国初の米ドル建てクロスボーダー・リーシングアセット取引であるグリーンボンドのような試験的プログラムは自由貿易地区での上位10位の慣行の1つにあげられている。データによると、広州の金融部門の付加価値は過去5年間に106%増大し、伸び率は他の中国の都市を上回った。これらの驚異的な数字のすべては世界に刺激を与える可能性もある。

中国は改革・開放40周年にあたり、開放をさらに進め、国際協力を強化することにコミットしている。「Jointly creating the future of the Greater Bay Area -- the prospect of financial cooperation between Nansha and Hong Kong & Macao(共同で大湾岸圏の未来を創造する--南沙と香港&マカオとの金融協力の展望)」というテーマの並行セッションで、この会合に参加した専門家は一様に、広州、香港、マカオ間の金融協力にとり最重要な地位にある南沙は、広東省が香港およびマカオと結びつき、世界に進出するための最前線であり、国際的リソースを引き付ける窓であるとみている。

中国の縮図としての南沙は、グローバリゼーションの新たな進展に直面し、人材、資本、企業を引き付けるチャンネルおよびプラットフォームを構築し、国際協力を通じフィンテク開発の潜在力を強化してきた。IFFでの対話や交流により示されたように、衆知を引き寄せ、すべての人々に利益を供給する、人類のための共通の未来を持つコミュニティーを構築することは世界的規模のコンセンサスである。

ソース:International Finance Forum



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