中国古来の町が演劇界を楽しませる - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY

中国古来の町が演劇界を楽しませる

中国古来の町が演劇界を楽しませる

AsiaNet 76001 (1988)

【烏鎮(中国)2018年10月30日新華社=共同通信JBN】17カ国・地域から参加した中国と海外の俳優が出演した11日間の演劇祭、第6回Wuzhen Theatre Festivalが28日閉幕し、中国東部は演劇界に喜びを与えた。

烏鎮は浙江省(中国東部)にある1300年以上の歴史を誇る古代からの川沿いの町だ。毎年興味深い公演を提供する場となり、芸術と文化のハブとして発展し、この長い歴史のあるコミュニティーを変貌させた。

浙江省にあるこの町は、多様性の受入れをテーマとして100以上の公演を開催し、また、さらに29の主要作品も上演された。異なる5大陸からの作品が後援者に楽しんでもらえるようになったのは今回が初めてだ。

傑出した演劇には、日本の巨匠、鈴木忠志氏の「北国の春」、ロシアの名高いアレキサンダー・モロチニコフ監督による「19.14」、ドイツのThalia Theatreの「Dancer in the Dark」、オーストラリアの現実主義的作品「Desert」があった。

開会日上演作品の一部として演出された1950年代の戯曲「Teahouse」は、初日に1000人以上の観客を集めた。これはドイツの有名劇作家セバスチャン・シーザー氏によるドラマツルギーで、演劇祭の芸術監督である孟京輝氏に率いられ、このコラボレーションには中国と西洋の芸術形式の融合が見られる。

全国から集まった18の青年劇団が11日間にわたる「Young Theatre Artists Competition」で競った。一方、パフォーマンスと並行して、演劇理論・発展の主題について数多くのフォーラムや朗読会が行われた。

舞台外では、1800を超える大道芸が1300年の歴史がある町中で行われたフェスティバルの雰囲気を盛り上げた。演劇祭が中国の大都市以外で開催されるのは初めてのことだ。

Wuzhen Theatre Festival創設者の1人であるスタン・ライ氏は「今では、多くの国際的エリート層が烏鎮を訪れたいと思っている」と述べた。同氏は、世界各地のエリート層が熱心に参加したがり、このイベントは今アジアで最も影響力を持つと感じている。

フランスのアビニョン演劇祭や英国のエディンバラ国際フェスティバルなどの演劇界の集まりと比較すると未熟な段階だが、烏鎮のイベントは急速な成長を遂げてきた。

アビニョン演劇祭のプログラムディレクター、アグネス・トロリー氏は「町全体が1つの巨大な劇場になったようで、数分足らずで劇場から別の劇場へと足を運ぶことができる。しかも各劇場に観客を歓迎する雰囲気がある。私はこの素晴らしいフェスティバルに出席したことで多くを学び、中国の現代的でコンテンポラリーな演劇の形を理解し始め、クリエーターに会う機会も得た。私は特に次世代の劇作家をよりよく知ることを享受した。ここで彼らがいかに劇場の未来を形作るかを見るのが楽しみだ」と述べた。

主催者が、この演劇祭が烏鎮の長年続くストーリーに注目に値する1章を追加しながら、より名声が確立された現代劇が築いてきた世界的な評価を伸ばし続けるだろうと期待しているのは間違いない。

ソース:Culture Wuzhen Co., Ltd.

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