ドッグフードにはさまざまな種類がありますが、ドライフードとウェットフードの大きく2つに分けることができます。しかし、普段の食事としてはドライフードが主流であるため、ウェットフードについてはあまり知らないという方も多いのではないでしょう。水分を含むウェットフードにはドライフードとは違った特徴があり、ウェットフードを取り入れることで愛犬に与える食事に幅ができます。
今回は、ウェットドッグフードの特徴や選ぶポイント、おすすめのウェットフード10選を紹介します。
ウェットドッグフードの特徴

ウェットフードにはドライフードとは違った特徴があります。ウェットフードとドライフードで迷っている場合には、それぞれの特徴を知っておくことが重要です。ここでは、ウェットドッグフードの特徴を4つ紹介します。
水分量が約75%
ウェットフードは、その名のとおり豊富な水分が特徴です。一般的なドライフードは水分量が10%前後なのに対し、ウェットフードは約75%の水分量があります。中には、水分量が90%以上となるものもあるようです。
水分量が多いフードには、いくつかのメリットがあります。そのうちのひとつは、食事で水分補給ができるという点です。ドライフードには水分がほとんど含まれないため、とくに水分が不足しがちな夏には、食事以外の水分補給が重要です。
一方、ウェットフードであれば食事と同時に水分補給ができるため、不足しがちな水分を補うことができます。高齢犬も水分が不足しやすくなるのでおすすめです。
また、水分が多く柔らかいという点も特徴と言えます。噛む力が弱い子犬や老犬にも食べやすくなっており、いろいろなライフステージや犬種の犬に与えることができるフードです。
カロリーが控えめ
ウェットフードは、カロリーが控えめになっている商品が多いです。これは水分量が多いこととも関係しています。水分が75%以上で、他の栄養成分や添加物は残りの25%程度に抑えられるからです。
カロリーが控えめであるため、求められるカロリーや栄養を摂取するにはたくさん食べる必要があります。そのため、食が細い犬にはあまり向いていないかもしれません。逆に言えば、たくさん食べたいという犬には適したフードと言えます。愛犬の体重が気になるという方にもおすすめです。
ウェットフードでダイエットをするという際には、総合栄養食であればそれだけを与えることもできますが、普段の食事にウェットフードを混ぜてカロリーを調整するという方法もあります。また、ドライフードからいきなりウェットフードに変えると愛犬のお腹がびっくりして体調を崩す可能性もあるため、最初は混ぜて与えることが推奨されています。
嗜好性が良い
ウェットフードは、ドライフードと比べると香りが強いものが多いです。それによって嗜好性が良くなっており愛犬の食いつきの良さが期待できます。愛犬がドライフードをなかなか食べてくれないというときにも、ウェットフードを混ぜることで食いつきが良くなる可能性があります。
犬の食いつきにも個体差や好みがあるため一概には言えませんが、ウェットフードは1食分の缶詰1缶というように少量から購入できることが多く、愛犬の食いつきを試しやすくなっています。この点もウェットフードのメリットです。
消化しやすい
水分が多いウェットフードは、消化しやすいという特徴もあります。これは、食事に含まれる水分がその食事を消化する際に大事な役割を果たすからです。水分量が多いフードはそれだけ消化しやすくなり愛犬のお腹にも優しくなります。
ドライフードより柔らかく消化しやすいため、消化器官が未発達な子犬や消化器官に衰えがある老犬、そして病気や体質などでお腹が弱い犬にも適しています。
消化が苦手な犬に無理にドライフードを与えると下痢や嘔吐をするだけでなく、消化不良を起こしてさまざまな不調や病気の原因にもなり危険です。ドライフードで何らかの不調があれば消化ができていない可能性もあるため、一度ウェットフードに変えてみることをおすすめします。

ウェットドッグフードを選ぶポイント
ウェットフードの選び方には、ドライフードと同様にいくつかのポイントがあります。自身と愛犬に合うものを選ぶために、これらのポイントを把握することは大切です。ここでは、ウェットドッグフードを選ぶポイントを5つ紹介します。
年齢・ライフステージ
1つ目のポイントは、年齢やライフステージに合っているかという点です。ラインナップはメーカーによって大きく異なり、1種類のみのブランドもあれば多様な種類があるブランドもあります。対象年齢は基本的に明記されているため、確認してから購入しましょう。
ライフステージは、子犬・成犬・老犬の大きく3つに分けられます。それぞれ必要な栄養成分などが少しずつ異なるため、愛犬の
年齢に合わせて選ぶことは重要です。たとえば、子犬用は成長のために栄養価が高めになっているなどの違いがあります。
全年齢対象のウェットフードもあり、こちらは基本的にどの年齢の犬にも適した栄養成分となっているため便利です。ただし、年齢や犬種に応じて与える量を変える必要はあります。
健康状態に合っているか
続いて、愛犬の健康状態に合っているかどうかも重要なポイントです。ウェットフードは形状や原材料だけでなく、栄養成分によってもいくつかの種類に分かれます。愛犬の体に負担をかけないために、愛犬の健康状態に合ったフードを選びましょう。
栄養成分による種類は、「総合栄養食」や「栄養補完食」、「食事療法食」などがあります。総合栄養食はそれだけを与えていれば必要な栄養がすべて摂れるというもので、主食として使うことができます。基本的には総合栄養食を与えれば問題ありません。
一方、栄養補完食は他に「一般食」や「副食」とも呼ばれるもので、主に主食のドライフードにプラスして嗜好性や栄養を補うものです。食欲がないときにウェットフードを混ぜて嗜好性を高めたり、体重が気になるときに混ぜてカロリーを抑えたりといった対策ができます。
そして、食事療法食は病気や加齢で特別な配慮が必要な犬のためのものです。こちらは基本的に獣医師の判断などを参考に与えるようにしましょう。自身の判断で与えると、逆に愛犬の健康を害してしまうこともあります。
質の良い動物性タンパク質が使われているか
ウェットフードは、ドライフードと比べると動物性たんぱく質が多くなっています。健康を気にするのであれば、この動物性たんぱく質が良質かどうかも確認することが大切です。
質が悪い動物性たんぱく質を使ったフードを使い続けると、長期的に見て体調を崩す原因となってしまうリスクがあります。粗悪なたんぱく質を使っているフードはできれば避けたいところですが、これはパッケージの原材料表を見るだけではわからない場合があります。
良質な動物性たんぱく質を使っているかどうかは、パッケージだけでなく公式サイトの情報などを確認することでわかります。原材料にこだわりのあるメーカーであれば、パッケージや公式サイトでアピールしていることが多いです。逆に言えば、原材料の品質に関して言及がない場合には疑う必要があります。詳しい部位や生産地などが明らかにされていると安心です。
余分な添加物・保存料のチェック
命にかかわるような危険な添加物の使用は、もちろん法律で許可されていません。そのため添加物が入っていてもある程度は安心ですが、愛犬の長期的な健康を考えるのであれば余分な添加物は避けたほうが無難です。気になるのであれば、避けるようにしましょう。
とくにウェットフードは、ドライフードより劣化が速いため人口保存料などの添加物が多くなりがちです。しかし、ウェットフードにも添加物を使っていない商品はたくさんあります。また、同じ添加物でも人工的な化学合成で作られた添加物より、自然由来の添加物を使っているほうが安全です。
アレルギー食材の有無
愛犬にアレルギーがあるのであれば、まずはアレルギー食材が含まれていないかを確かめることが重要です。アレルギー対策商品という表記だけでなく、パッケージや公式サイトに掲載されている原材料表から確認してください。
ウェットフードは肉を主体としている商品が多いですが、複数の動物の肉が使われているものもあるため、原材料表を細かくチェックしなければなりません。また、愛犬が穀物アレルギーを持っている場合はグレインフリーの商品を選んでください。

【人気】おすすめのウェットドッグフード10選!

ここでは、おすすめのウェットドッグフードを10個を紹介します。それぞれの特徴を詳しく解説しますので、ぜひご参考ください。
ブッチ
ブッチ(Butch)は、生肉と同等の栄養成分・水分含有量を追求して作られたドッグフードです。基準が厳しいニュージーランド産のヒューマングレード食材を使用しており、自然由来の栄養成分が豊富に含まれています。人口の添加物は使われていません。
缶詰やレトルトパウチ、トレイ型のウェットフードが主流ですが、ブッチはソーセージのようなパッケージを採用しています。与える分だけ切り分ける必要があり、多少の手間がかかります。
さらに添加物を使っていないため安心ですが、それにより冷蔵保存が必須です。一方で冷凍保存もできるという点は嬉しいポイントと言えます。途中まで使った商品を保存する際には、公式サイトで専用のキャップが販売されており便利です。
「ブラックレーベル」「ホワイトレーベル」「ブルーレーベル」の3種類が展開されており、それぞれ価格は同じですが原材料や特徴が異なります。
初めての方はスタンダードなブラック、赤身肉が苦手という愛犬にはホワイト、魚も与えたいという方にはブルーなど、好みや悩みに合わせて対応可能です。すべて基準を満たした総合栄養食であり、犬種・年齢を問わず与えることができます。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | ブッチ |
価格 | 通常価格(800g):1,430円 定期価格(800g):1,287円 通常価格(2㎏):2,860円 定期価格(2㎏):2,574円 |
内容量 | 800g2㎏ |
主原料 | ブラック:ビーフ、ラム、チキン ホワイト:チキン ブルー:チキン、フィッシュ(サバ等) |
原産国 | ニュージーランド |
対象年齢 | 全年齢対応 |

カナガン
骨抜缶詰タイプのウェットフードであるカナガン(CANAGAN)です。健康への配慮と食いつきの良さの両立が追求されており、特に食いつきには定評があります。国際規格を満たしたドイツの工場で製造されているため、徹底した品質管理が期待でき安心です。
チキンの含有量が多い高たんぱくのフードでありつつ、野菜や果物もバランスよく配合された商品です。穀物不使用のグレインフリーという点も特徴で、アレルギーのある愛犬にも与えることができます。また、ビタミンやミネラル以外の添加物は一切使われていません。高品質の原材料にこだわっているのです。
総合栄養食として設計されており、主食としてもトッピングとしても使用できます。内容量は1缶400gとなっており、購入の際は3缶セットとなっています。公式サイトから定期コースの申し込むとお得に利用でき、さらにまとめ買いする最大20%オフです。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | カナガン |
価格 | 【1セット:400g×3缶】 通常価格:3,520円 定期コース:3,168円 |
内容量 | 400g |
主原料 | 骨抜きチキン生肉 |
原産国 | ドイツ |
対象年齢 | 全年齢対応 |

シーザー
シーザー(Cesar)は、低カロリーが特徴のヘルシーなウェットフードです。他のウェットフードに比べると価格は安めになっています。公式通販はありませんが、Amazonや楽天などの通販サイトでは24個や36個などのまとめ買いができるという点も魅力です。
シーザーの特徴は豊富なラインナップで、トレイタイプ、パウチタイプ、カップタイプの3つのシリーズがあります。トレイタイプは主食としても使うことができ、パウチタイプとカップタイプはトッピングとして使うことが推奨されています。
それぞれ原材料やライフステージによって製品が展開されており、トレイタイプは15種類、パウチタイプは18種類、カップタイプは5種類です。
子犬用やシニア犬用の商品もあります。シニア犬用は11歳から用、14歳から用、16歳から用と細かく区分されているため、愛犬の年齢や体調に合わせやすいです。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | シーザー |
価格 | 【トレイタイプ:24個セット】2,575円~ 【パウチタイプ:36個セット】10,440円 【カップタイプ:5個セット】800円~ |
内容量 | トレイタイプ:100g パウチタイプ:70g カップタイプ:37g |
主原料 | ビーフ、まぐろ、チキン、ささみ、白身魚 |
原産国 | トレイタイプ:オーストラリア パウチ・カップタイプ:タイ |
対象年齢 | 子犬用、成犬用、11歳から用、14歳から用、16歳から用 |
K9ナチュラルジャパン
K9ナチュラルジャパン社が輸入・販売しているK2ナチュラルシリーズは、ニュージーランドを原産国とするヒューマングレードのドッグフードです。一般的なドライフードとは違った生食のフリーズドライ製品も有名ですが、ウェットフードのプレミアム缶シリーズも人気となっています。
動物性たんぱく質が非常に豊富に含まれるフードで、肉類の原材料比は90%以上です。穀類・イモ類・豆類は不使用で、香料・着色料・人口保存料も一切使われていません。増粘剤や、缶の錆止め用のBPAも不使用となっています。
また、原材料だけでなく工場での品質管理も徹底されているため、安心・安全なフードです。
プレミアム缶のラインナップは「ラム」「ビーフ」「チキン」「ホキ&ビーフ」「ラム&キングサーモン」の5種類があり、愛犬の好みや与えたい原材料に合わせて選ぶことができます。
総合栄養食として栄養もバランスよく配合されており、主食としてもトッピングとしても利用可能です。
公式サイトではまとめ買いもできる他、お試し商品のテイスティングセットも送料無料の1,375円(税込)で購入できます。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | K9ナチュラルジャパン |
価格 | 1缶506円 |
内容量 | 170g |
主原料 | ラム、ビーフ、チキン、ホキ、キングサーモン |
原産国 | ニュージーランド |
対象年齢 | 全年齢対応 |
デビフペット
缶詰タイプの定番となっているウェットフードに、デビフペット(d.b.f)の製品があります。素材の旨味を活かした味つけと使いやすさでロングセラーとなっているシリーズです。デビフの商品はすべて日本の工場で生産されており、原材料も一部を除き基本的に国産でとなっています。
豊富なラインナップもデビフの特徴です。150g缶シリーズ、85g缶シリーズ、65g缶シリーズと大きく3つに分かれ、それぞれ味や原材料で細分化されています。
シニア犬の健康を考えた商品もあり、こちらは高齢犬の体にも負担が少ない鶏ささみなどが主原料です。さらに細かいニーズに合わせ、離乳食用や介護食用などもあります。
デビフのウェットフードはすべてが総合栄養食というわけではなく、栄養補完食の商品もある点には注意が必要です。
総合栄養食は主食として与えても問題ありませんが、栄養補完食は主食と一緒におかずとして与えなければなりません。こちらは公式サイトやパッケージで確認できます。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | デビフペット |
価格 | 132円~ |
内容量 | 150g、85g、65g |
主原料 | 牛肉、鶏肉、豚肉、馬肉、まぐろ、かつお |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全年齢対応 シニア犬の食事シリーズ 流動食・ムース・離乳食・介護食シリーズ |
シュプレモ
シュプレモ(Spuremo)は、90年以上の歴史があるニュートロが製造・販売しているブランドです。自然素材にこだわった健康的なフードが、健康志向の方に人気となっています。厳選された原材料を独自の方法でブレンドしており、安全性や栄養バランスが魅力的です。
シュプレモのウェットフードはパテタイプを採用しており、開封してそのまま与えることができるという使いやすさもポイントです。ラインナップは6種類で、成犬用・シニア犬用・子犬用の他、成犬用には味の種類もあります。
味はチキンを基本に、サーモンやターキーをブレンドした味もあって愛犬の好みに合わせやすく、飽きてしまった場合の対策も可能です。
また、子犬用以外の5種類はカロリーケア用品となっており、カロリーを抑えたヘルシーなフードとなっています。総合栄養食なので主食としても与えられますし、普段のフードに混ぜてカロリーを調整することもできます。
愛犬の体重が気になるという方にもおすすめの商品です。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | シュプレモ |
価格 | 217円~272円 |
内容量 | 100g |
主原料 | チキン、サーモン、ターキー |
原産国 | アメリカ |
対象年齢 | 成犬用、シニア犬用、子犬用 |

ちょいめし
さまざまなペットフードを販売しているわんわん社の人気商品に、ちょいめしシリーズがあります。レトルトパウチタイプのウェットフードで、非常に使いやすくゴミ捨ても手間取らないという点がメリットです。
店舗での取り扱いも多いため買いやすく、値段も他の商品と比べるとリーズナブルな価格設定です。
低価格でも買える国産のウェットフードであり、日本のものにこだわりがある方にはおすすめできます。原材料も安心できるものがほとんどで、香料や着色料、人口保存料などの添加物は使われていません。
ちょいめしは5種類のラインナップがあります。基本の原材料は鶏肉で、青汁やわかめを配合した特徴的な商品です。
中でも、にんじん・かぼちゃ・さつまいも・ブロッコリーの4種類の国産野菜をブレンドした「とり肉とベジ4」は、栄養バランスにすぐれており人気の商品です。通販では5種類の味をセットで販売しているところもあります。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | ちょいめし |
価格 | 79円 |
内容量 | 80g |
主原料 | 鶏肉 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全年齢対応 |
犬日和
犬日和は、わんわん社が販売しているウェットフードです。トレイタイプとレトルトパウチタイプがあり、一般食としてトッピングなどに使いやすくなっています。
国産のフードで安心感があり、そして低価格なコスパの良さも魅力的な商品です。レトルトタイプには寒天が使われているため、ゼリー状で取り出しやすくなっています。
ラインナップはトレイタイプ6種類、レトルトタイプ6種類の全12種類です。基本の原材料は鶏肉ですが、トレイタイプには牛肉、レトルトタイプには鹿肉を主体とした商品もあります。
角切りのごろごろとした商品もあれば、緑黄色野菜をブレンドしたバランスの良い商品もあるというように、豊富なバリエーションがメリットです。
全体としてやわらかめのフードになっているため、高齢犬にも食べやすくなっています。さらに、トレイタイプには高齢犬用の「アラウンド10歳」シリーズも2種類あり、噛む力が落ちてきたという愛犬にはおすすめです。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | 犬日和 |
価格 | トレイ:102円 レトルト:74円 |
内容量 | トレイ:100g レトルト:60g、80g |
主原料 | 鶏肉、鹿肉、牛肉 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全年齢対応 アラウンド10歳 |
愛情物語
イースター社の愛情物語は歯の健康を維持するドライフードが有名ですが、ウェットフードの「愛情物語 霧島鶏」シリーズも人気です。
こちらはレトルトパウチタイプで、養鶏が盛んな南九州で育てられた新鮮な鶏肉を使っています。鶏肉は国産ですし、製造も国内の工場でなされているため安心感もあります。
通常のシリーズは粒の大きな鶏ささみの角切りが入っており、満足感のあるドッグフードです。7歳から用や11歳から用も含めると10種類があり、シニア犬用には緑黄色野菜が多く配合されています。
その他にも、鶏そぼろタイプやムースタイプ、シチュータイプがあり、愛犬に合わせやすい豊富なバリエーションが特徴です。
基本的には70gの3個セットで販売されています。同じ商品で買うこともできますが、別の種類が3つ入ったバラエティパックもあり便利なシリーズです。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | 愛情物語 |
価格 | 207円~ |
内容量 | 210g(70g×3個) |
主原料 | 鶏肉 |
原産国 | 日本 |
対象年齢 | 全年齢対応 7歳から用 11歳から用 |
日本の魚
日本の魚は、その名のとおり魚を主原料とした珍しい缶詰タイプのウェットフードで、いなばペットフード社の商品シリーズです。DHAやEPA、カルシウムなどの魚に豊富な栄養成分を摂ることができます。
魚肉を主体としたウェットフードは少ないため、愛犬が魚好きだという方やアレルギーがあるという方にとっては貴重な選択肢のひとつです。
製造はタイで行われているため国産ではありませんが、原材料のサバは日本で水揚げされたものが使われています。原材料が少し異なる3種類が用意されており、サバを基本としてまぐろ・かつお・ささみ・野菜などがブレンドされています。
人間の食品と同じような魚の香りがするフードで、魚好きな愛犬にとってはたまらない商品です。
項目 | 詳細 |
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ドッグフード名 | 日本の魚 |
価格 | 69円~ |
内容量 | 170g |
主原料 | さば、かつお、まぐろ |
原産国 | タイ |
対象年齢 | 全年齢対応 |
ウェットドッグフードに関するよくある質問

最後に、ウェットドッグフードに関するよくある質問を3つ解説します。
ウェットドッグフードはドライフードの代わりになるの?
ウェットフードの使い方としては、おやつやドライフードへのトッピングという方法が一般的なようです。
しかし、愛犬がウェットフード好きだという方の中には、ドライフードの代わりにウェットフードを使いたいという方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、ウェットフードをドライフードの代わりとして使うことは可能です。
ただし、ウェットフードを主食とするなら必ず総合栄養食を選んでください。総合栄養食はフードと水だけで必要な栄養成分が満たせるものであり、毎日の食事として使うことができます。他の一般食や栄養補完食などは主にトッピング向けに作られている商品で、主食とすることができません。
また、ウェットフードはドライフードに比べるとグラムあたりの単価が高くなりがちという難点もあります。すべての食事をウェットフードにするのは経済的に厳しいという理由で、トッピングやおやつとして使う方が多くなっていると考えられます。
しかし、予算に余裕があるのであれば総合栄養食のウェットフードで代替することに問題はありません。
ウェットフードに賞味期限はある?
ウェットフードの賞味期限は、開封前と開封後で大きく変わります。
開封前の賞味期限であれば、基本的にドライフードよりも長くなっています。ドライフードは製造日から1年程度が一般的ですが、ウェットフードは缶詰タイプでは3年程度、レトルトパウチタイプでは2年程度となっているものが多いです。人間用の保存食と同じく、密閉されているため長期保存ができます。
ただし賞味期限は保管する環境にもよるため、あまり大量に買いだめなどはせず早めに使い切るほうが無難です。
一方、開封後のウェットフードは迅速に使い切らなければなりません。ドライフードは開封後でも1か月程度はもちますが、開封後のウェットフードは1日程度、長くても3日程度しかもちません。
水分が多く含まれるため菌が繁殖しやすく、基本的に開封後はその日のうちに使い切るのが望ましいです。
開封後におすすめの保存方法は?
開封後のウェットフードはその日のうちに使い切ることが推奨されますが、どうしても使い切れないときもあるかもしれません。その場合はそのまま置いておくのではなく、容器に移し替えて保存しましょう。
容器は菌の侵入を防ぐために、密閉できるものが良いです。また、密閉容器で冷蔵保存することで長めにもたせることはできます。ただし、それでも長くて数日しかもたないため、2~3日で使い切る必要があります。
商品によっては冷凍保存ができるものもあり、それならある程度は長めに保存することができます。

まとめ
今回は、ウェットドッグフードの特徴や選ぶポイント、そしておすすめのウェットフード10選を紹介しました。
ウェットフードは水分量が多いことが特徴のドッグフードであり、それによって水分補給ができたり消化しやすかったりといった点がメリットです。香りが強いため嗜好性が良く、カロリーが低めな商品も多くなっています。種類も缶詰タイプ、レトルトパウチタイプ、トレイタイプなどと多様にあるため、愛犬の好みや使いやすさで選ぶことができます。
ウェットフードが気になっているという方は、一度試してみてはいかがでしょう。
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