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iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の違いを徹底比較【どっちを買うべき?】

iPhone SE(第3世代)とiPhone SE(第2世代)の違いを徹底比較【どっちを買うべき?】

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の違いについて紹介します。

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の違いについて知りたい方は、参考にしてみてください。

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)を比較【サイズ・スペックの違いは?】

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)を比較していきましょう。

値段を比較|価格は前モデルから値上がり

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の価格比較は、次のとおりです。

新旧iPhoneを比較して、iPhoneが値下げされたのかどうか確認していきましょう。

Apple|iPhone SE3(第3世代)は1.8万円以上の値上がり

Appleで発売されるiPhone SEの価格比較は、次のとおりです。

Apple(税込)iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
64GB62,800円44,800円
※販売終了
128GB69,800円49,800円
※販売終了
256GB84,800円60,800円
※販売終了
特典キャリア版予約:-8,800円

iPhone SE3(第3世代)に関しては、Apple公式サイトの専用ページからキャリア版予約をすると、8,800円(税込)の割引が適用されます。

ただし、昨今の円安の影響を受けてたびたび値上げが行われており、iPhone SE3(第3世代)のキャリア版予約で割引を適用しても、発売当時のiPhone SE2(第2世代)の価格と比較するとかなり割高です。

とはいえ、Apple StoreではiPhone SE2(第2世代)がすでに終売となっているため、ホームボタン付きのiPhoneを少しでも安く購入したい人は、キャリア版を予約するのがおすすめです。

ドコモ|最安73,370円から。キャンペーン適用で実質2万円弱の負担で購入可能

ドコモで発売中のiPhone SEの価格比較は、次のとおりです。

ドコモ(税込)iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
64GB73,370円48,400円
※CertifiedランクA+
128GB82,280円52,800円
※CertifiedランクA+
256GB104,500円
特典・いつでもカエドキプログラム
・5G WELCOME割:20,000pt還元
・U15ポイント特典
・下取りプログラム
・端末購入割引:‐22,000円
・U15ポイント特典
・下取りプログラム

ドコモのiPhone SE3(第3世代)は、最安73,370円(税込)で販売されており、「いつでもカエドキプログラム」を利用すれば、37,730円(税込)で購入できます。

また、他社からの乗り換え(MNP)の場合は20,000ptが還元される「5G WELCOME割」が適用可能なので、これらを併用すると実質17,730円相当にまで値下げ可能です。

一方、ドコモの審査基準をクリアした整備済み製品「docomo Certified」では、ランクA+のiPhone SE2(第2世代)が48,400円(税込)で販売されています。

MNPのりかえで申し込みをすれば「端末購入割引」で22,000円(税込)の割引が受けられるので、26,400円(税込)で購入可能です。

ドコモのiPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の価格を比較すると、将来的に端末の返却が必要なものの、ポイント還元込みでiPhone SE3(第3世代)のほうがお得といえます。

ソフトバンク|各種キャンペーンを併用しても他の携帯キャリアより割高な価格設定

ソフトバンクで発売中のiPhone SEの価格比較は、次のとおりです。

ソフトバンク(税込)iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
64GB73,440円57,600円
※販売終了
128GB81,360円64,080円
※販売終了
256GB99,360円78,480円
※販売終了
特典・【オンライン限定】web割:-21,984円
・新トクするサポート
・U22 web割
・下取りプログラム

ソフトバンク認定中古品iPhoneの「SoftBank Certified」を含め、2024年4月現在、ソフトバンクはiPhone SE2(第2世代)の販売を終了しています。

iPhone SE3(第3世代)は最低価格73,440円(税込)からの販売で、ソフトバンクオンラインショップで他社からの乗り換えで申し込むと、21,984円(税込)の割引が受けられます。

また、48回分割で購入して25ヶ月目に返却すると、残りの24回分の分割支払いが不要になる「新トクするサポート」を併用すると、実質25,728円でiPhone SE3(第3世代)を購入可能です。

ただし、ドコモなどと価格を比較した場合、各種キャンペーンを併用してもソフトバンクのiPhone SE3(第3世代)は価格が割高です。

Apple Storeで購入するよりは安いですが、iPhone SE3(第3世代)をなるべく安く購入したいと考えている人は、基本的に他の携帯キャリアで購入するのが良いでしょう。

楽天モバイル|Appleと同価格で販売中。キャンペーンの活用で実質7,000円台で購入可能

楽天モバイルで販売中のiPhone SEの価格比較は、次のとおりです。

楽天モバイル(税込)iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
64GB62,800円44,800円
※販売終了
128GB69,800円49,800円
※販売終了
256GB84,800円62,800円
※販売終了
特典・iPhoneトク得乗り換えキャンペーン:最大19,000pt還元
・iPhoneアップグレードプログラム
・スマホ下取りサービス
・【ショップ限定】iPhone SE(第3世代)64GBポイントバックキャンペーン:最大34,691pt還元

2024年4月現在、楽天モバイルでは実店舗を含むすべての窓口でiPhone SE2(第2世代)の販売を終了しています。

楽天モバイルで販売中のiPhone SE3(第3世代)は、Apple Storeとまったく同じ価格で販売されており、大手4大キャリアで最安を謳っています。

それに加え、楽天モバイルのキャンペーンが適用されて最大19,000pt相当の楽天ポイントが還元されたり、将来的に端末を返却すると実質半額で購入できたり、実質還元率が非常に高いことが特徴です。

これらのキャンペーンを併用すると、楽天モバイルのiPhone SE3(第3世代)を実質7,392円相当で購入できるので、普段から楽天経済圏を利用している人におすすめです。

ワイモバイル|販売価格はソフトバンクと同じ。「新トクするサポート」が使えないため割高

ワイモバイルで発売中のiPhone SEの価格比較は、次のとおりです。

ワイモバイル(税込)iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
64GB73,440円26,800円
※Certified
128GB81,360円31,900円
※Certified
※販売終了
256GB99,360円
特典・オンラインストア割引:-18,000円
・下取りプログラム
・オンラインストア割引(ヤフー店):-21,600円
・オンラインストア割引:-22,000円

ワイモバイルで発売されているiPhone SE3(第3世代)は、ソフトバンクと同じ価格帯で販売されています。

端末代金の自己負担が実質半額になるソフトバンクの「新トクするサポート」は利用できないため、ワイモバイルのほうがソフトバンクよりも割高な価格設定となっています。

一方、iPhone SE2(第2世代)に関しては「SoftBank Certified」として販売されており、3万円以下の安い価格で販売されています。

また、オンラインストア割引で22,000円相当が値引きされるため、実質4,800円でiPhone SE2(第2世代)を購入できることが特徴です。

ちなみに、Apple StoreでiPhone SE3(第3世代)をカバンに追加すると、ワイモバイルのSIMカードも合わせて追加できます。

契約事務手数料0円でワイモバイルを契約できるほか、条件を達成すると最大15,000円相当のキャッシュバックが還元されます。

他社からのMNP乗り換え、且つワイモバイルの「シンプルL」を契約する場合は、AppleでワイモバイルのSIMカードを購入したほうが割安なので、ぜひ覚えておきましょう。

スペックを比較|性能はほとんど同じ。5G対応・バッテリー持続時間などの細かな点が改良

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のスペック比較は、次のとおりです。

機種名iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
発売日2022年3月18日Apple:2020年4月24日
キャリア:2020年5月11日
本体カラーミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED
サイズ高さ138.4×幅67.3×厚さ7.3mm高さ138.4×幅67.3×厚さ7.3mm
重量144g148g
ディスプレイ4.7インチ
(Rethina HDディスプレイ)
4.7インチ
(Rethina HDディスプレイ)
通信規格5G・4G4G
CPUA15 Bionicチップ
(iPhone13シリーズと同じ)
A13 Bionicチップ
(iPhone11シリーズと同じ)
カメラシングル12MPカメラ(広角)
(Deep Fusion、スマートHDR4、フォトグラフスタイル対応)
シングル12MPカメラ(広角)
バッテリービデオ再生:最大15時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間
オーディオ再生:最大50時間
高速充電対応
ビデオ再生:最大13時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間
オーディオ再生:最大40時間
高速充電対応
その他Touch ID(指紋認証)搭載
Face ID(顔認証)非対応
MagSafe非対応
イヤホンジャック非搭載
IP67等級の防沫耐水防塵性能
Touch ID(指紋認証)搭載
Face ID(顔認証)非対応
MagSafe非対応
イヤホンジャック非搭載
IP67等級の防沫耐水防塵性能

両者の特徴を簡単にまとめると、次のとおりになります。

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のスペックを比較すると、両者はほとんど同じ仕様となっていることがわかります。

5G対応やバッテリー持続時間、一部のカメラ機能が異なる点を除いて、ほとんど同じ使用感のiPhone SEといえそうです。

カメラを比較|基本的な性能は同じ。一部の新機能が追加

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のカメラを比較すると、次の違いがあることがわかります。

なお、リーク情報にあった「ナイトモード」は、残念ながら搭載されませんでした。

Deep Fusion|iOS13.2から追加された機械学習を活用した画像合成技術

iPhone SE3(第3世代)では、16コアのNeural Engineが搭載され、前モデルでは利用できなかった「Deep Fusion」が使えるようになりました。

Deep Fusionは、iPhone11シリーズ以降で利用可能となった画像合成技術です。

写真を撮影すると、短時間露光・標準画質をそれぞれ4枚、長時間露光を1枚、合計9枚の画像を合成して、より高画質な写真を自動生成してくれます。

スマートHDR4|これまで以上に明暗差のある写真撮影が可能に

iPhone SE3(第3世代)は、iPhone SE2(第2世代)と比較して、より進化したスマートHDR撮影が可能となりました。

HDR(ハイダイナミックレンジ)は、露出度の異なる複数の写真を高速撮影し、それらを合成して明暗差がくっきりとした画像を生成します。

iPhone SE2(第2世代)でも利用可能な機能ですが、さらに進化した高性能CPUにより、実物に近い色とコントラストで写真撮影が可能となっています。

フォトグラフスタイル|あらかじめ用意されたプリセットでの写真撮影が可能に

iPhone SE3(第3世代)は、2021年発売のiPhone13シリーズから使えるようになった「フォトグラフスタイル」に対応しています。

フォトグラフスタイルは、あらかじめ用意された「標準」「リッチなコントラスト」「鮮やか」「暖かい」「冷たい」などのプリセットを選択できる機能です。

撮影後に編集することに加え、撮影前からトーンや色味の値を調整した写真撮影ができるようになりました。

ディスプレイを比較|画面サイズは4.7インチで仕様も全く同じ

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のディスプレイは、どちらも4.7インチのRetina HDディスプレイです。

コントラスト比は1,400:1、解像度は1,334×750ピクセル(326ppi)、最大輝度も625ニトと全く同じ仕様となっています。

Apple公式サイトの比較画像を見ても、画面本体のベゼル(黒い淵の部分)も同じ太さのように見えるので、違いはほとんどないことが伺えます。

本体サイズを比較|前モデルと同一の筐体で大きさも同じ。重量はやや軽くなった

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の本体サイズを比較すると、次のとおりになります。

機種名iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
サイズ高さ138.4×幅67.3×厚さ7.3mm高さ138.4×幅67.3×厚さ7.3mm
重量144g148g

iPhone SE3(第3世代)の筐体は、前モデルと全く同じサイズ感となっています。

一方、重量に関しては4gほど軽くなっているとのことです。

ただし、これまで使用していたiPhoneケースや、余っている保護フィルムが再利用できるかは今のところ不明です。

その理由は、iPhone SE2(第2世代)はiPhone8と同じサイズ感で発表されたものの、画面本体の丸みが若干変更されていたためです。

そのため、iPhone8と同じ保護フィルムを再利用しようとすると、画面のフチが密着せず、浮いてしまう事態となっていました。

iPhone SE3(第3世代)においては現時点で不明ですが、サイズが微妙に変更となっている可能性も考えられるので注意が必要です。

カラーを比較|色はミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDの3色展開

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の本体カラー比較は、次のとおりです。

iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
  • ミッドナイト
  • スターライト
  • (PRODUCT)RED
  • ブラック
  • ホワイト
  • (PRODUCT)RED

iPhone SE3(第3世代)は、ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDの3色展開です。

iPhone SE2(第2世代)と比較すると、ほぼ同色でのカラー展開となっています。

ただし、Apple公式サイトの比較ページを見ると、スターライトはややベージュがかった色、(PRODUCT)REDは濃い目の赤であることがわかります。

デザインを比較|iPhone8シリーズ以前と同じ

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)は、どちらも全く同じデザインとなっています。

iPhone12シリーズから筐体が角張ったデザインに変更されましたが、iPhone SE3(第3世代)は丸みを帯びたデザインのままです。

画面上部には黒いベゼル、画面下部にはホームボタンが搭載されており、昔からのiPhoneシリーズをイメージしたデザインが踏襲されています。

ホームボタンを比較|どちらも感圧式で本体下部に搭載

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)は、どちらも感圧式ホームボタンを搭載しています。

感圧式とは、iPhoneに内蔵されているソフトウェアによって、押し込んだ感覚を疑似的に再現する機能のことです。

iPhone6sシリーズまでは物理的なホームボタンを搭載していますが、iPhone7シリーズ以降は感圧式ホームボタンに切り替わっています。

感圧式はiPhoneのソフトウェアによって「押したときの触覚」を再現しているので、電源が切れている場合には機能しません。

一方、感圧式ホームボタンの採用によって、iPhoneの設定画面から、ホームボタンを押し込む際の強さを自由に設定可能です。

Touch IDを比較|ホームボタンに指紋認証機能を搭載。リーク情報の側面への以降はナシ

iPhone SE3(第3世代)のホームボタンは、iPhone SE2(第2世代)と同様で、指紋認証機能が搭載されています。

中国メディアのMy Driversのリーク情報では、iPhone SE3(第3世代)ではXRの筐体が採用され、指紋認証が本体側面に移行されると報じられていました。

現に、2020年に発売されたiPad Air(第4世代)は、本体側面のトップボタンにTouch IDが搭載されました。

iPhone SE3(第3世代)でも本体側面のTouch IDが期待されていましたが、残念ながら従来と同様のTouch IDを搭載する形となっています。

ストレージ容量を比較|64GB・128GB・256GBの3種類が登場

iPhone SE3(第3世代)のストレージ容量は、64GB・128GB・256GBの3種類となっています。

これは、前モデルのiPhone SE2(第2世代)と同じラインナップです。

なお、iPhone SE2(第2世代)の256GBモデルは在庫数が少なかったためか、比較的早い段階で発売が終了となりました。

昨今のiPhoneはカメラ機能が進化して高画質となっているため、写真や動画を撮影するだけでストレージ容量を圧迫してしまう場合があります。

また、多種多様なアプリも数多く登場しているので、64GBモデルのiPhone SE3(第3世代)を購入する場合は、ストレージ容量にご注意ください。

バッテリー持ちを比較|第2世代より向上。ただし、iPhone12 miniと同レベル

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のバッテリー持ちを比較すると、次のとおりになります。

iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
ビデオ再生:最大15時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間
オーディオ再生:最大50時間
ビデオ再生:最大13時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間
オーディオ再生:最大40時間

前モデルのiPhone SE2(第2世代)と比較すると、iPhone SE3(第3世代)のバッテリー持ちはかなり向上していることがわかります。

ただし、iPhone SE3(第3世代)のバッテリー持ちは、2020年に発売されたiPhone12 miniと同レベルとなっています。

iPhone12 miniは、iPhone SE(第1世代)に次ぐサイズ感の小ささで、手の大きさが小さめの日本人から高い評価を受けていました。

ですが、本体サイズを小さくするためかバッテリー持ちには難があるといわれており、ハードな使い方をすれば1日保たないことも珍しくありません。

20W以上のアダプタを使えば、30分で最大50%相当の充電が可能ですが、充電切れの心配がある点には注意が必要です。

充電端子を比較|残念ながらUSB-Type-Cには非対応

iPhone SE3(第3世代)の充電端子は、これまでのiPhoneシリーズと同様でLightningとなっています。

iPadシリーズではUSB Type-Cが搭載されているものの、残念ながらiPhoneシリーズではUSB Type-Cが搭載されたケースは存在しません。

また、iPhone SE3(第3世代)は、iPhone12シリーズから採用されている「MagSafe」にも非対応です。

ワイヤレス充電自体は可能ですが、MagSafeを活かしたスタンド機能が使える充電器やモバイルバッテリーを使っている人は気をつけましょう。

プロセッサ・CPUを比較|2世代の差がある高性能チップを搭載

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)のプロセッサ・CPUを比較すると、次のとおりになります。

iPhone SE3(第3世代)iPhone SE2(第2世代)
A15 Bionicチップ
高性能コア2つと高効率コア4つを搭載した新しい6コアCPU
新しい4コアGPU
新しい16コアNeural Engine
A13 Bionicチップ
高性能コア2つと高効率コア4つを搭載した6コアCPU
4コアGPU
8コアNeural Engine

iPhone SE3(第3世代)は、2021年に発売されたiPhone13シリーズと同じ「A15 Bionicチップ」が搭載されています。

一方のiPhone SE2(第2世代)に搭載されているのは、2019年に発売されたiPhone11シリーズと同等の「A13 Bionicチップ」です。

2世代もの差があるチップを搭載しているので、iPhone SE3(第3世代)の操作感はこれまでより格段にアップしていることが予想できます。

RAM(メモリ)を比較|第2世代の3GBに対して、第3世代は4GBに増量か

iPhone SE2(第2世代)ではRAM(メモリ)が3GBでしたが、iPhone SE3(第3世代)では新たに4GBのRAMが搭載されるとのことです。

チップの性能を計測する「Geekbench」の結果によると、iPhone SE3(第3世代)の性能は次のとおりです。

これらのスコアは、前モデルのiPhone SE2(第2世代)と比較して、シングルスコアはおよそ3割、マルチスコアは4割増し程度となっています。

また、同チップを搭載するiPhone13シリーズは、シングルスコア1,672、マルチスコアが4,481とほぼ同等の数値です。

そのため、iPhone SE3(第3世代)は、ホームボタン付きのiPhoneシリーズのなかで最高性能を誇る機種といえるでしょう。

通信方式を比較|SE(第3世代)は5G対応。ただし米国でもミリ波非対応の模様

iPhone SE3(第3世代)は、ホームボタン付きのiPhoneで待望の5G対応モデルとして登場しました。

ただし、iPhone SE3(第3世代)の5Gが対応しているのは「Sub-6」のみで、「ミリ波」には対応していません。

また、アメリカで発売予定のiPhone SE3(第3世代)もミリ波には対応していないとのことです。

お得な購入方法を比較|実質価格は楽天モバイルが最安値。Apple本家で安く入手する裏技あり

iPhone SE3(第3世代)のお得な購入方法を、Appleを含む各キャリアで比較した結果は、次のとおりです。

【ドコモ】他社からの乗り換えで22,000円(税込)割引+残価設定型24回分割の購入がおすすめ

ドコモのiPhone SE3(第3世代)で利用可能なキャンペーンは、次のとおりです。

ドコモのiPhone SE3(第3世代)を購入する場合は、残価設定型24回払いの「いつでもカエドキプログラム」とその他の割引キャンペーンの併用がおすすめです。

いつでもカエドキプログラムは、将来的にiPhone SE3(第3世代)のドコモに返却する必要がありますが、最終月の残価分が支払い不要になるプログラムです。

「5G WELCOME割」と併用すれば半額以下の価格でiPhone SE3(第3世代)を購入できるので、とにかく購入費用を安く抑えたい人におすすめです。

一方、ドコモの認定整備済み製品「docomo Certified」では、iPhone SE2(第2世代)が販売されており、新規・MNPのりかえのどちらの場合でも22,000円(税込)の割引が適用されます。

【ソフトバンク】購入時点の割引キャンペーンはやや控えめ。代わりに契約後のキャンペーンが充実

ソフトバンクのiPhone SE3(第3世代)で利用可能なキャンペーンは、次のとおりです。

ソフトバンクオンラインショップでMNPのりかえを申し込むと、iPhone SE3(第3世代)が最大21,984円(税込)も値引きされるキャンペーンが適用されます。

それに加えて「新トクするサポート」を使って48回分割で購入すると、25ヶ月目に端末を返却すれば最大24回分の端末代金の支払いが不要になります。

ただし、他の携帯キャリアに比べて元々の販売価格が高めで、割引キャンペーンもやや控えめなので、実質的な自己負担額は他社よりも割高になる点にご注意ください。

【楽天モバイル】複数キャンペーンの適用で最大19,000ptが還元。Appleと同価格で4大キャリア最安値

楽天モバイルのiPhone SE3(第3世代)で利用可能なキャンペーンは、次のとおりです。

楽天モバイルでは、楽天ポイントが還元されるさまざまなキャンペーンが行われています。

初めての申し込みに加えて、「iPhoneアップグレードプログラム」を利用してiPhone SE3(第3世代)を購入し、さらに対象のiPhoneを下取りに出すとポイント還元率が最大になります。

また、「スマホ下取りサービス」を利用することで最大84,780円相当の楽天キャッシュが還元されるほか、店舗限定でiPhone SE3(第3世代)が割引特価で購入できるキャンペーンも行われています。

元々の販売価格がAppleと同価格であることも踏まえると、4大キャリアのなかで最も安い金額でiPhone SE3(第3世代)を購入できることが特徴です。

【ワイモバイル】ソフトバンクに比べて割引額はやや控えめ。窓口が複数ある点に注意

ワイモバイルのiPhone SE3(第3世代)で利用可能なキャンペーンは、次のとおりです。

ワイモバイルでは、ソフトバンクが運営する「ワイモバイルオンラインストア」と、Yahooが運営する「Yahoo!モバイルオンラインストア ヤフー店」の2種類があります。

ワイモバイルオンラインストアで申し込みをすると最大18,000円(税込)の割引が適用されますが、ヤフー店で申し込みをした場合は最大22,000円(税込)の割引が受けられます。

申し込む窓口によって割引額や適用可能なキャンペーンが異なるので、申し込むタイミングで適用可能なキャンペーンを事前に確認したうえで申し込むようにしましょう。

【Apple Store】アップル本家でもiPhoneの割引キャンペーンが実施中【ただし注意点もあり】

Apple StoreのiPhone SE3(第3世代)で利用可能なキャンペーンは、次のとおりです。

Apple公式サイトでは、ドコモ・au・ソフトバンク版のiPhone SE3(第3世代)を予約購入できます。

手順としては、Apple公式サイトの専用ページから「店頭在庫のiPhone」を予約し、アップルストア(店舗)でキャリア契約をする流れです。

あえてキャリア版のiPhoneを予約すると、Appleの販売価格から8,800円(税込)の割引が適用されます。

なお、楽天モバイルを除く携帯キャリアは、自社の利益分を上乗せしていることから、Appleよりも高い価格で販売されています。

いまの携帯キャリアに乗り換える予定がある場合は大手携帯キャリアの乗り換えキャンペーンを利用したほうがお得ですが、乗り換えの予定がない場合はAppleで購入するのがおすすめです。

どっちを買うべき?iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)がおすすめな人

iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)がおすすめな人を見ていきましょう。

iPhone SE3(第3世代)がおすすめな人:5G対応で指紋認証が使えるiPhoneがほしい人ならコレ!

iPhone SE2(第2世代)と比較して、iPhone SE3(第3世代)がおすすめな人の特徴は、次のとおりです。

指紋認証が使える高性能iPhoneがほしい人|Touch IDが使えて5G対応の唯一のモデル

iPhone SE3(第3世代)は、指紋認証が使える高性能iPhoneがほしい人におすすめです。

5G対応モデルとして登場したiPhoneのなかで、唯一Touch IDを搭載していることが特徴です。

Face ID(顔認証)には非対応ですが、昨今ではマスクをして外出をする機会が非常に多いので、なかなかスリープを解除できないことも珍しくありません。

Apple Watchがあれば疑似的にマスクをしていてもスリープ解除が可能ですが、iPhoneユーザーでもApple Watchは持っていない人も多いことでしょう。

また、iOS15.4からマスクをしていてもFace IDを使える機能がリリースされるものの、正常に動作しないことも十分に考えられます。

iPhone SE3(第3世代)なら、外出先でもポケットからサッと取り出して、手軽にiPhoneのスリープ解除が可能なので、操作性に優れているといえます。

iPhone8シリーズ以前のモデルを使っている人|高性能チップにくわえてバッテリー持ちも向上

iPhone8シリーズ以前のモデルを使っていて、これまでと変わらない使用感のiPhoneに買い替えたい人にはiPhone SE3(第3世代)がおすすめです。

iPhone SE3(第3世代)には、2021年に発売されたばかりのiPhone13シリーズと同じ、高性能なA15 Bionicチップが搭載されています。

それにくわえてバッテリー性能も向上しているので、iPhone8シリーズ以前のモデルと比較して、これまでにないほど快適な操作性を実現しています。

使用期間が長くなるほどスマホのバッテリー寿命は短くなっていくので、3年以上前のモデルを使っている人は、これを気に乗り換えるのがおすすめです。

小型で最新のiPhoneがほしい人|2022年の14シリーズはminiが登場しない可能性あり

2020年に初登場したiPhoneminiシリーズは、残念なことに売上不振の理由から、2022年のiPhone14シリーズでは登場しないとされています。

また、2022年3月9日に開催されたアップルイベントでも、事あるごとに小型のiPhoneであることを強調していました。

そういった経緯を踏まえると、2022年9月以降のiPhoneシリーズでは、日本人が好む小型モデルのiPhoneは登場しないものと思われます。

つまり、小型で最新のiPhoneがほしい人は、いまのうちにminiシリーズを購入するか、以降はiPhone SE3(第3世代)を購入するかの選択となります。

ただし、現時点で発売中のiPhone13 miniは、最安価格でも86,800円(税込)で販売されており、スマホとしてはかなり高額です。

一方のiPhone SE3(第3世代)は、3万円以上も安い価格から購入できるので、小型で最新のiPhoneに買い替えたい人にうってつけのモデルといえます。

iPhone SE2(第2世代)がおすすめな人:ホームボタン付きでとにかくコスパ重視で選びたい人にはこちら!

最新モデルのiPhone SE3(第3世代)よりも、iPhone SE(第二世代)を選んだほうがいい人の特徴は、次のとおりです。

とにかく安いiPhoneに買い替えたい人|在庫一掃セールで一括1円販売が多い

iPhone SE3(第3世代)のリーク情報が登場してから、iPhone SE2(第2世代)の在庫一掃セールがおこなわれています。

Twitterでの口コミを見ると、大手家電量販店や一部のキャリアショップで大幅値下げの割引特価で販売されているとのことです。

とくに、土日祝の限定キャンペーンと称して、ヤマダ電機やヨドバシカメラ、ビックカメラなどの携帯カウンターで大安売りとなっています。

とにかく安いiPhoneに買い替えたい人にとって、一括1円のiPhone SE2(第2世代)は非常に魅力的といえるでしょう。

ただし、一部の店舗では「2年後に端末を返却する必要があるプログラム」に加入するケースもあります。

その場合、せっかく安く購入したiPhone SE2(第2世代)を、故障や水漏れがない正常な状態でキャリアに返却しなければならないので注意が必要です。

地方や田舎に住んでいる人|日本国内では5Gエリアがまだまだ狭い

iPhone SE3(第3世代)の売りは、高性能チップを搭載したことに加え、新たに5G対応のホームボタン付きのiPhoneであることが挙げられます。

ですが、日本国内で5Gが使えるのは、首都圏や都市部に限られており、サービスエリア内でも5Gと4Gを行ったり来たりするケースが非常に多いです。

大手キャリアも5Gのサービスエリアを拡充するために尽力していますが、世界的な半導体の供給不足の影響を受けて、エリア拡大が遅れています。

そのため、地方や田舎に住んでいる人にとっては、iPhone SE3(第3世代)の5G対応というメリットがほとんど意味を成さないことになります。

上述のとおり、iPhone SE2(第2世代)のほうが販売価格は非常に安くなっているので、5Gのサービスエリアを確認した上で購入を検討してみてください。

家族用やサブ機としてiPhoneを追加購入したい人|スペック面での性能差はSE3とSE2でほとんどない

iPhone SE2(第2世代)とiPhone SE3(第3世代)を比較すると、スペック面での性能差はほとんどないことがわかります。

そのため、iPhone SE3(第3世代)の「5G対応・A15 Bionicチップ・バッテリー持ち」に魅力を感じない人は、iPhone SE2(第2世代)のほうがおすすめです。

また、iPhone SE3(第3世代)は最安でも5万円から購入できるのに対し、iPhone SE2(第2世代)なら一括1円で購入できる可能性があります。

家族用やサブ機としてiPhoneを追加購入したい人は、SE3よりもSE2を購入したほうがコスパもいいのでおすすめです。

まとめ:価格重視ならSE(第2世代)、最新チップの高性能モデルがほしいならSE(第3世代)がおすすめ

今回は、iPhone SE3(第3世代)とiPhone SE2(第2世代)の違いについて紹介しました。

とにかく安いiPhoneに買い替えたい人は、iPhone SE2(第2世代)。

指紋認証が使える高性能iPhoneがほしい人は、iPhone SE3(第3世代)がおすすめです。

それぞれの違いを比較して、自分に合ったiPhoneを購入してみてください。

※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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