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【2025年最新版】mineoとIIJmioを徹底比較!あなたに最適な格安SIMはどっち?

格安SIMの筆頭候補「mineo」と「IIJmio」。

料金は低容量プランで月1,000円前後と横並びなのに、速度傾向、家族シェアの柔軟性、フリータンクなどの独自機能といったカラーは対照的です。

この記事では最新キャンペーンを含む実質コスト、平均通信速度、eSIMやサポート体制まで両社を徹底比較し、あなたの使い方にぴったりハマるプランを導き出します。

読み終わった後には、“自分はどちらを選ぶべきか”がわかるようになるでしょう。

目次

そもそもmineoとIIJmioはどんなサービス?違いを早わかり

“mineo” と “IIJmio” はどちらも大手キャリア網を借りて通信サービスを提供する格安SIM(MVNO)ですが、重視する世界観が大きく異なります。

mineo はドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応し、余ったデータを全国のユーザー同士で融通できる「フリータンク」や、混雑時間帯に通信を控えると特典がもらえる「ゆずるね。」など、コミュニティ機能を多数用意。

マイピタ10GB以上のコースなら、“最大1.5Mbps使い放題”になる「パケット放題 Plus」が無料で付く(その他コースは有料)など、“みんなで助け合う&小ワザで便利に使える”カラーが強いサービスです。

IIJmio はインターネット黎明期からバックボーンを運営してきた IIJ が手掛ける老舗 MVNO。ドコモまたはau回線を選択でき、音声2GB:850円/5GB:950円という業界最安級の料金を実現。低速時でも最初の読み込みを瞬時に行う「バースト機能」など、“品質と技術”に軸足を置いた玄人好みのサービス設計が光ります。

2社の基本スペック比較表

項目(税込)mineo(マイピタ音声SIM)IIJmio(ギガプラン音声SIM)
回線ドコモ/au/ソフトバンク
(ソフトバンクはeSIM未提供)
ドコモ/au
代表的料金*1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
2GB:850円
5GB:950円
10GB:1,400円
15GB:1,800円
25GB:2,000円
大容量帯50GB:2,948円35GB:2,400円
45GB:3,300円
55GB:3,900円
通話料22円/30秒11円/30秒
家族間:8.8円/30秒
通話オプション10分かけ放題/月550円
時間無制限かけ放題/月1,210円
通話定額5分+/月500円
通話定額10分+/月700円
かけ放題+/月1,400円
データ繰越
メールアドレスあり(@mineo.jp)
無料・容量200MB
保存期間60日
あり(mio.jp等)
月330円・容量100MB
保存期間無制限
高速⇔低速切替節約(mineoスイッチ)
ON/OFF切替
クーポン(高速データ通信)
モード切替
使い放題系・パケット放題 Plus/月385円
 ➡最大1.5Mbps
 ※マイピタ10GB以上は無料

・夜間フリー/月990円
 ➡毎日22時半~7時半まで使い放題
 ※マイピタ50GB以上は無料

・マイそく(データ無制限プラン)
 月250円~2,200円
 ※24時間使い放題:1回198円
*音声SIMの通常料金(2025年6月時点)
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

表を見て分かる通り、料金の安さなら IIJmio、容量を気にせず使い倒したい/仲間とシェアしたいなら mineo が有力候補。

自分のスマホの使い方に合わせて、どちらが“ちょうどいい”かをイメージしてみてください。

料金プランを徹底比較!月額・初期費用・キャンペーン総額

スマホ代は「毎月の基本料金」だけでなく、契約時に発生する事務手数料やSIM発行料、時期限定の割引などを合算した”トータルコスト”で比べてこそ本当の差が見えてきます。

ここでは mineo と IIJmio が公開している定価をもとに、1年間で実際に支払う合計額を容量別に整理しました。

まずは割引を含めない“素の数字”で費用感をつかみ、自分のデータ使用量に近いプランが家計にどれだけ響くかをチェックしてみましょう。

容量別&音声/データ専用 月額早見表と年間コスト

容量mineo「マイピタ」
月額(初年度総額*)
IIJmio「ギガプラン」
月額(初年度総額*)
小容量1GB:1,298円(19,316円+通話料など)
5GB:1,518円(21,956円~)
2GB:850円(13,933円+通話料など)
5GB:950円(15,133円~)
中容量10GB:1,958円(27,236円~)10GB:1,400円(20,533円~)
15GB:1,800円(21,600円~)
大容量20GB:2,178円(29,876円~)
50GB:2,948円(39,116円~)
25GB:2,000円(27,733円~)
35GB:2,400円(32,533円~)
45GB:3,300円(43,333円~)
55GB:3,900円(50,533円~)
* 初期費用は mineo 3,740円、IIJmio 3,733円(契約事務手数料+SIM発行料の最大価格)を加算。いずれも税込・2025年6月公表料金。
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

表からわかる通り、純粋な定価ベースではIIJmioが一歩リード。

一方、mineoは50GBクラスを3,000円未満に抑え、コミュニティ機能込みで“容量単価の安さ”を狙う戦略がくっきり出ています。

まずは自分の月間ギガ使用量を思い返し、「年にいくら掛かるか」をシミュレーションしてみると後悔しません。

最新キャンペーン適用後の「実質料金」をシミュレーション

2025年6月時点の公式キャンペーンを反映し、音声SIM(5GB)・端末セットなし・12カ月利用で“実質料金”をシミュレーションしました。

※すべて税込mineoIIJmio
通常通常:1,518円×12カ月
契約事務手数料:3,300円
SIM発行料:440円
計:21,956円
(2年目以降:18,216円)
通常:950円×12カ月
契約事務手数料:3,300円
SIM発行料:433.4~446.6円
計:15,133円
(2年目以降:11,833円)
実質料金18,656円
(2年目以降:18,216円)
13,783円
(2年目以降:11,400円)
キャンペーン内容提携サイト経由の契約で、
契約事務手数料:無料
サマーキャンペーン(~25/8/31)
5GB・通話かけ放題コミで
月500円×最大3ヵ月
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

mineoは提携サイト経由なら通常3,300円の事務手数料が無料となり、初期負担はSIM発行料440円のみにできます。

一方、IIJmioはサマーキャンペーン適用で契約から3 カ月間が月450円引き(500円)に。初年度総額を15,000円以下に抑えることが可能です。

初期コストを極力抑えたいならmineo、1年通して最安を狙うならIIJmioという住み分けができます。

家族割やセット割・シェアオプションで通信費はいくら下がる?

家族まとめやセット割などの割引適用で、通信費はまだまだ下げられます。

mineoの「家族割引」は最大5回線まで月55円、3回線目以降は165円引き。父母+子ども2人で音声SIM5GBを契約すると毎月440円、年間なら約5,000円が浮きます。

IIJmioの「家族割引」も最大5回線まで適用可能で、1回線目から月100円の割引を適用可能です。IIJmioひかりとのセット契約で毎月660円が割引される「mio割」もかなりお得。mio割適用で、年間約8,000円もカットできます。

mineoIIJmio
家族割引: -55円/月・回線
家族割引(デュアル3回線目~): -165円/月・回線
複数回線割引: -55円/月・回線
おかえり割引: 初期事務手数料無料
eo×mineoセット割: -330円/月
パケットシェア: 無料・10回線まで
mio割: -660円/月
家族割引: -100円/月・回線
長期利用特典:
データ量プレゼント
SIM交換再発行手数料無料
初期費用割引
データ容量シェア機能: 無料・10回線まで
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

小幅でも着実に割引を積み重ねたいならmineo、光回線込みで大きく固定費を削りたいならIIJmioをどうぞ。

気になる通信速度は?平均実測データで徹底検証

直近3か月に「みんなのネット回線速度」で投稿された実測データを集計すると、mineoは1,037件、IIJmioは1,153件の測定結果がありました。

平均ダウンロード速度はmineoが51.33Mbps、IIJmioが54.03Mbpsで、両社ともHD動画視聴の目安(10Mbps)を大きく上回る水準です。平均Ping値も59.83ms(mineo)、58.28ms(IIJmio)とほぼ互角で、オンライン会議やゲームのレスポンスでも大差は感じにくいでしょう。

速度ランキングでは18社中、IIJmioが9位、mineoが11位とIIJmioがわずかにリードするものの、差は約3Mbpsにとどまります。

そのため、普段遣いで体感できる優劣は小さく、居住エリアや基地局の混雑状況がむしろ影響しやすいといえます。次で触れる時間帯別データも参考にしながら、自分の利用パターンに合う方を選ぶのが賢明です。

※データは2025年6月9日時点

昼休み・帰宅時など混雑時間帯の速度グラフ

以下の表は、みんなのネット回線速度に投稿された直近3か月の実測値を時間帯別に整理したものです。

時間帯mineo
下り平均
IIJmio
下り平均
77.92 Mbps68.21 Mbps
23.49 Mbps16.74 Mbps
夕方37.67 Mbps57.35 Mbps
57.36 Mbps48.18 Mbps
深夜57.12 Mbps76.66 Mbps
※参照:みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト(2025年6月9日参照)

mineoは朝と夜が高速で、帰宅後にゲームや動画をまとめて楽しむスタイルと好相性です。

IIJmioは夕方の混雑時間帯でも50Mbps前後を保ち、通勤電車や夕食前にスマホを多用しても速度が落ちにくい傾向があります。

昼間は両社とも10Mbps超を確保しており、SNSや標準画質の動画再生なら問題ありません。自身のデータ使用ピークに強いほうを選ぶことで、余計なストレスや費用を抑えられます。

タイプA・タイプD別の平均ダウンロード速度

次の数値は、直近3カ月の「みんなのネット回線速度」に投稿された実測値をもとに、回線タイプ別(au網=タイプA/ドコモ網=タイプD)の平均を抜き出したものです。

時間帯mineo
下り平均
IIJmio
下り平均
タイプA
(au)
53.92 Mbps58.72 Mbps
タイプD
(ドコモ)
38.65 Mbps53.56 Mbps
※参照:みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト(2025年6月9日参照)

mineoはタイプAがタイプDより約15Mbps速い結果に。IIJmioは回線で大きな差がなく、どちらも50Mbps台を維持しています。特にタイプAがやや速いです。

数字だけを見ると「ピーク速度を狙うならIIJmio」という傾向が浮かびます。ただし、契約前に自宅や通勤経路での速度投稿を必ずチェックし、自分の利用環境で優位なほうを選ぶのが失敗しないコツです。

技術・機能の違いをチェック!5G・eSIM・テザリング・サポート

5G、eSIM、テザリングといった“拡張機能”は、通信費が横並びの格安SIM選びで意外と決定打になります。

項目mineoIIJmio
5G利用料追加料金なし追加料金なし
eSIM発行料440円タイプD:433.4円
タイプA:220円
テザリング追加料金なし追加料金なし
サポート・ユーザーコミュニティ「マイネ王」
・AIチャットサポート
・メール/電話/専用受付窓口対応
・オペレータチャットサポート
(0:00~19:00)
・AIチャットサポート
・インターネット通話/電話対応
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

5Gはどちらも申し込んだその日から追加料金なしで使えます。mineo・IIJmioともマイページで切り替えるだけなので手間はほとんどありません。

サポート面においては、mineoは「マイネ王」というコミュニティが活発で、ユーザー同士の助け合いが盛ん。IIJmioは年中無休のチャットと電話窓口を構え、公式スタッフが直接サポートしてくれます。

自分が重視するポイントを軸に選べば、同じ料金帯でも満足度に差がつきます。

eSIM発行手数料と設定手順、開通までの日数

eSIMは開通スピードやマルチ回線が活用できる点など、SIMカードよりも活用しやすいメリットが多くあります。

  • 即日開通できるスピード感
  • 端末の自由度が広がる
  • SIMカードの破損や紛失がない
  • デュアル回線に対応できる
  • コストと手間の最適化

そのため、eSIMはmineoとIIJmioを比べる際にチェックすべき大切な指標となるのです。

項目mineoIIJmio
eSIM発行手数料440円220~433.4円
開通までの目安最短即日最短即日
再発行・プラン変更時の費用再発行:440円
回線プラン変更:440円
SIMタイプ変更:440円
コース変更時:無料
SMS契約変更(タイプD):440円
再発行:無料
回線タイプ変更:2,200円
SIMカード↔eSIM:2,200円
注意事項・Sプランでは利用不可
・音声通話、SMS利用時にオンライン本人確認(eKYC)の確認が必要
・eSIMの機能変更(データ↔音声)は不可
・データSIM/SMS↔音声eSIMの変更は不可
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

初期費用ではIIJmioがやや優勢変更の手軽さや安さを重視するならmineoと覚えておくと選びやすいです。

その他の気になる独自機能を比較してみた

mineoとIIJmioが備える“かゆい所に手が届く”機能をまとめると、選ぶべきサービス像が浮かび上がります。

mineoの独自機能

フリータンク
(完全無料)
余ったパケットを全国のmineoユーザーとシェアできる。
足りない時は引き出し可能。
(マイそくプランは引き出し不可)
パケットギフト
(完全無料)
家族や友人などmineoユーザー同士でプレゼント。
LINE感覚で融通できる。
パケットシェア
(完全無料)
最大10回線のシェアメンバーと一緒に、
余って翌月に繰り越されたパケットを分け合う。
ゆずるね。
(完全無料)
月曜~金曜の12~13時に通信を控えると、
毎月の達成回数に応じて特典(パケ増し、深夜フリーなど)がもらえる。
広告フリー
(完全無料)
ベストエフォートで広告の通信量カウントをフリーに。
夜間フリー
(基本料金 990円/月)
50GBコースなら無料。
毎日22時半~7時半の間、
通常の回線速度でパケット消費ゼロの使い放題。
パケット放題Plus
(基本料金 385円/月)
10GB以上の料金コースなら無料。
mineoスイッチONで
最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題。
パスケット
(基本料金 110円/月)
50GBコースなら無料。
専用パスケット内に貯まった余りのパケットを
無期限で繰り越し可能。
ファン∞とく
(長期利用特典制度)
契約年数に応じたコイン進呈。
コインはmineoで使えるお得な割引クーポン
(オプションや端末購入代など)に使用可能。
アンバサダー制度3つのアンバサダー制度で
特典(電子マネーギフト、mineo端末など)を進呈。
マイネ王コミュニティ設定方法や裏技を利用者同士で共有。
回答が早く、初心者でも自己解決しやすい。
パケ増し対象サブスクサービスをmineo経由で
契約すると毎月パケットを増量。
mineoスイッチ低速200kbpsにすれば、ギガを消費しない。
チャット中心の日は節約モードで。
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】

mineoは「フリータンク」やパケット放題Plusなど“余りギガを活かす仕組み”が豊富で、使い切れない月もムダが出にくい設計です。

IIJmioの独自機能

データ容量シェア機能
(完全無料)
家族・タブレット・PC用eSIMをまとめても追加料金ゼロ。
余りギガを無駄なく使い切れる。
データ容量プレゼント機能
(完全無料)
10MB単位でIIJmioユーザーへ
データ残量をプレゼント可能。
高速通信ON/OFF機能低速300kbps中はデータ消費ゼロ。
SNSや音声配信の日はOFFで節約、
高速が欲しいときだけON。
バースト機能データを使い切った後も、数秒間だけ高速通信が可能。
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

IIJmioは最大10回線シェア、クーポンON/OFF切替といった管理系機能が充実しており、家族全体を一括で最適化したい人に向いています。

自分がどこで通信量を節約したいかを軸に、表の強みを照らし合わせると選択を誤りません。

デメリットと注意点を先出し!契約前に必ず確認すべき弱点

mineoもIIJmioも料金と機能のバランスは優秀ですが、使い方と重なる「弱点」を把握しておかないと意外な落とし穴になります。

気になるポイントを先に押さえておけば、契約後のギャップは最小限に抑えられるでしょう。

速度制限・混雑遅延などmineo/IIJmioの弱点と対処法

以下に、mineoやIIJmioの代表的な弱点と、「じゃあ、どうしたらいい?」という問いに対する答え(考えられる対処法)をまとめました。

主な弱点じゃあ、どうしたらいい?
「マイそく」は昼休みの時間帯(平日12時台)に
32kbps(プレミアムのみ最大200kbps)へ固定され実質通信不可
昼はWi-Fi必須 or 上位プランやマイピタプランへ変更
節約モード・上限超過時は200kbps固定。
3日間で10GB超で同200kbpsに強制制限。
月385円の「パケット放題Plus」で1.5Mbps常時確保か、
24時間データ使い放題198円を活用
取扱い提携店含めても全国約100店と少なめ基本はオンライン手続き+コミュニティで自己解決
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】

速度制限後の使い勝手に関しては、mineoが200kbps、IIJmioが300kbps+追加規制があります。SNS中心なら耐えられますが、地図や写真を多用する人は追加容量やオプションで補うのがおすすめです。

こうした弱点を把握し、対処策を準備したうえで契約すれば「想定外の不便」はほぼ避けられます。

解約・MNP転出手数料と期間制約、失敗回避チェックリスト

mineoとIIJmioの解約・MNP転出はどちらも手数料0円、違約金もありません。ただしIIJmioには開通当月末まで解約できない最低利用期間が設けられています。

両社とも月途中の解約は料金が日割りされず満額請求となります。

失敗回避チェックリスト
  1. MNP予約番号(有効15日)は取得後5日以内に転入先で手続き
  2. セット割・通話オプションが自動解除されるか要確認
  3. 端末残債やポイント失効の有無を把握
  4. 月末ギリギリの申請は混雑しやすいので余裕を持って実施

この4点を押さえておけば、番号ロストや想定外の請求を防ぎながらスムーズに乗り換えられます。

乗り換え完全ガイド:最短で失敗なく申し込む手順

MNP予約番号の取得からSIM開通までの流れ自体はシンプルですが、書類不備や開通待ちの時間帯を読み違えると、通話もデータ通信も使えない“完全圏外”の時間が発生しかねません。とくに仕事用スマホを移す場合は、たった数時間の通信切断でも信用問題に発展します。

ここでは、mineoとIIJmioへ最短で切り替えるための手順をステップごとに整理しました。先に全体像を押さえておけば、手続き当日は画面どおりに入力するだけ。SIM到着待ちの時間も有効活用でき、番号ロストや想定外の請求を回避できます。

MNP予約番号取得からSIM到着・設定までのステップ

MNP乗り換えを失敗なく済ませる流れは次のとおりです。

  1. MNP予約番号を発行
    旧キャリアのアプリまたはWebで「転出」を選択。発行手数料は無料、有効期限は15日間。
  2. 本人確認書類と決済情報を手元に集める
    運転免許証など顔写真付きID+クレジットカード。eKYC対応端末なら自撮りで即認証。
  3. mineo/IIJmioのオンライン申し込み
    予約番号・ID写真をアップロードし、プラン・SIM種別を選択。完了メールを確認。
  4. 端末側の事前準備
    物理SIM予定ならSIMロック解除を実施。eSIM端末はWi-Fiを用意し、APN構成プロファイルを先にダウンロード。
  5. SIM到着/プロファイル受領
    • 物理SIM:宅配1〜3日。封筒到着までにケースを開けてSIMピンを用意。
    • eSIM:最短即日でQRコードが届く。Wi-Fi接続中に読み込むだけ。
  6. マイページで回線切替を実行
    切替ボタンを押すと5〜30分で旧回線が圏外になり、新回線が開通。通話・SMS・データの順で確認。
  7. 旧キャリアの後処理
    端末残債やポイント失効を精算。キャリアメールを継続利用する場合は「メール持ち運び」を申請。

MNP番号の残り日数が5日を切ると申込みエラーが出やすいため、取得から申込みまでは即日でつなぐのが鉄則です。

繋がらない時のトラブルシュートとサポート窓口

mineoやIIJmioで通信が途切れたら、まず次の順で切り分けると復旧が早まります。

  1. 機内モードをON→OFFして電波を再取得
  2. モバイルデータとAPN名が契約プランどおりか確認
  3. eSIMならプロファイルを再読み込み、物理SIMなら挿し直して再起動
  4. 公式Xや障害情報ページでネットワーク障害をチェック

それでも繋がらない場合はサポート窓口へ進みます。

mineoはチャット(10〜19時)と電話(9〜21時)に加えて、ユーザー同士が解決策を共有するコミュニティ「マイネ王」が24時間稼働しており、設定手順の図解や同症例をすぐ検索できます。

IIJmioは年中無休9〜19時でチャット・電話を受け付け、サポートアプリから遠隔診断やSIM交換申請も可能です。

問い合わせ前に「端末名・OSバージョン・表示されたエラー」「試した手順」をメモしてから連絡すれば、やり取りが最小限で済みます。落ち着いてこのチェックリストと窓口を活用すれば、通信断によるロスタイムとストレスを大幅に減らせます。

あなたにおすすめはどっち?用途別診断フローチャート

mineoとIIJmioは料金が僅差なぶん、ライフスタイルとの相性が決め手になります。

ここではタイプ別におすすめの最安プランと、最適SIM診断チャートを用意しました。

チャートチェックは30秒ほどで完了するので、まずは気軽に試し、自分の優先順位を整理してみてください。

通話派・動画視聴派・大容量派それぞれの最安プラン

通話・動画・大容量──よくある3タイプの使い方で、いま最安になる組み合わせを整理しました(価格は音声SIM/2025年6月時点、すべて税込)

通話を最優先する人

項目mineoIIJmio
プランオプションマイピタ 1GB 1,298円 

無制限かけ放題 1,210円
ギガプラン 2GB 850円
 +
 完全かけ放題 1,400円
月額合計2,508円2,250円
主な特徴10分かけ放題550円に変更すると
月2,000円台前半も可能
サマーキャンペーン中は
最大3ヵ月、月500円で
5GB+完全かけ放題付き
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

通話時間が長いならIIJmioのほうがやや低コスト。短時間発信中心なら、mineoでかけ放題を10分版に下げて節約する方法もあります。

HD動画を毎日観る人

項目mineoIIJmio
プランオプションマイピタ 20GB 2,178円
 +
 パケット放題Plus 0円
ギガプラン 25GB 2,000円
月額合計2,178円2,000円
主な特徴10GB以上で月385円が無料
標準画質の連続視聴も可
初回最大3ヵ月は+10GB増量
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

高速容量を温存しつつ標準画質動画を流しっぱなしにしたいならmineoが便利ですが、IIJmioのほうが初回3ヵ月だけ20GBの料金で35GB分利用できるなど、費用面でのメリットも大きいです。

大容量を安く確保したい人

項目mineoIIJmio
プランオプションマイピタ 50GB 2,948円
or
マイそくプレミアム 2,200円
ギガプラン 45GB 3,300円
or
ギガプラン 55GB 3,900円
月額合計2,200円 or 2,948円3,300円 or 3,900円
主な特徴マイそくプランの場合、
平日12–13時は200kbps固定
昼を含め常に高速
初回3ヵ月+10GB増量
※参照:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
※参照:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

昼休みを避けられるライトユーザーはmineoが圧倒的に安い一方、時間帯を問わず速度を確保したいヘビーユーザーならIIJmioが無難です。

自分の利用シーンを当てはめると、不要なオプションや過剰な容量に払うムダが可視化できます。重点を置く項目(通話・動画・容量)ごとに最安構成を選ぶだけで、月数百円〜1,000円超の差が生まれることも珍しくありません。

5つの質問でわかる!最適SIM診断チャート

次の5つの質問で「あなた向きの回線」が絞り込めます。迷わず直感で Yes/No を選んでみてください。

たった5問ですが、自分の“譲れない条件”が可視化されたのではないでしょうか。

mineoとIIJmioで迷っている方は、このチャートを判断材料のひとつとしてご活用ください。

まとめ:mineo vs IIJmio比較の結論

mineoとIIJmioは「初期費用・月額・速度・機能」が拮抗する実力派ですが、細部を比べると選びどころははっきり分かれます。

まとめ
  • 価格重視+家族運用:IIJmio(10回線シェア・eSIM無料・光セット割)
  • コミュニティ活用+データ融通:mineo(フリータンク・ギフト・夜間フリー)
  • 昼もフルスピード必須:IIJmio 45GB/25GBプラン
  • 昼を割り切り無制限志向:mineo マイそくプレミアム

料金表だけで決めず、自分のピーク時間と使い方に合った“弱点の少ないほう”を選ぶ──これがmineo vs IIJmio比較の結論です。

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