通信費を賢く節約したい人必見！ahamoと楽天モバイル、結局どっちがいい？

結論から言えば、料金・容量・キャンペーンを重視するならコスパ最強の楽天モバイルです。

一方で、通信品質などそれ以外のポイントを重視するなら、ahamoも検討の余地があります。

ただし、総合的には楽天モバイルがおすすめ。上記以外の要素では、2社に大きな差はありません。

本記事では両サービスを8つの項目で徹底比較し、他メディアでは曖昧になりがちなポイントも、専門メディアならではのデスクトップ調査に基づき、わかりやすく解説します。

項目	ahamo	楽天モバイル
月額料金（税込）	2,970円（30GB） 大盛りオプションを追加すると …計4,950円（計110GB）	～3GB：968円 3～20GB：2,068円 20GB～無制限：3,168円
通話	5分かけ放題込み＋1,100円で無制限	Rakuten Linkアプリで国内・海外通話無料
海外ローミング	91カ国・地域で月30GBまで無料 以降1GBあたり550円チャージ可能 ※海外利用から15日経過後は最大128kbpsに速度制限	90カ国・地域で月2GBまで無料 以降1GBあたり500円チャージ可能
通信回線・速度	ドコモ回線	楽天回線＋一部au回線
サポート体制	原則オンラインのみ（チャット） 有料でドコモショップ対応OK	一部店舗ありチャット・電話対応OK
解約金・縛り	なし	なし
契約回線数	600万～（2024年9月時点）	850万～（2025年2月時点）
のりかえ特典	dポイント 20,000ポイント （期間・用途限定）	楽天ポイント 10,000ポイント （期間限定 / データタイプは不可）
提携ポイント	dポイント	楽天ポイント

以下からは早速、細かく解説していきます。

ahamoと楽天モバイルを8項目でガチ比較！速度や料金など

「結局どっちが自分に合ってるの？」「選ぼうと思っているほうに間違いはない？」
――そんな声に応えるべく、ahamoと楽天モバイルを全8項目で徹底比較しました！

比較したのは、以下の8つ。

それぞれの違いをわかりやすく・深く解説していくので、スペックで迷ってる人も、もう決めた人も、きっと納得できるはずです。

ahamoと楽天モバイルの実績比較！後悔しないのは？数値で見る

項目	ahamo	楽天モバイル
サービス開始時期	2021年3月	2014年10月（MVNO） 2019年10月（キャリア）
契約回線数	600万～（2024年9月時点）	850万～（2025年2月時点）
通信キャリア	NTTドコモ	楽天モバイル
通信インフラ	ドコモ 4G/5Gネットワーク	自社回線＋KDDIローミング

通信インフラや信頼性を比較するうえで、「どのくらいのユーザーに使われているか」「いつからサービスが始まったか」は重要な判断材料です。

ahamoは2021年3月にドコモの新料金ブランドとして登場。信頼と安定性に定評あるNTTドコモの回線をそのまま使えるのが強みです。

一方、楽天モバイルは2019年にMNO（自社回線）として本格始動。現在は850万回線を突破し、エリアも急速に拡大しています。

契約数としては楽天モバイルが上回っていますが、「インフラの安定感」で選ぶならahamo、「今後の伸びしろや独自施策」に期待するなら楽天モバイルが向いています。

ahamoと楽天モバイルの速度比較！電波が高スピードはどっち

ahamoと楽天モバイルを選ぶうえで、多くの人が気になるのが「ちゃんと繋がるかどうか」。

そこで本章では、信頼できる実測データと、リアルな口コミやSNSの声を組み合わせて、通信状況を徹底比較しました。

「仕事中に圏外にならないか？」「通勤電車や実家でも快適に使えるか？」そんな不安を払拭できるよう、違いをわかりやすく解説します。

まずは直近3カ月の平均回線速度を比較してみた

項目	ahamo	楽天モバイル
報告数	3,203件	7,922件
全体	平均Ping値: 45.36ms 平均ダウンロード速度: 130.46Mbps 平均アップロード速度: 13.3Mbps	平均Ping値: 51.07ms 平均ダウンロード速度: 84.71Mbps 平均アップロード速度: 24.66Mbps
朝	平均Ping値: 44.05ms 平均ダウンロード速度: 142.45Mbps 平均アップロード速度: 15.34Mbps	平均Ping値: 47.99ms 平均ダウンロード速度: 100.83Mbps 平均アップロード速度: 25.12Mbps
昼	平均Ping値: 46.39ms 平均ダウンロード速度: 96.78Mbps 平均アップロード速度: 11.3Mbps	平均Ping値: 49.84ms 平均ダウンロード速度: 67.19Mbps 平均アップロード速度: 21.43Mbps
夜	平均Ping値: 45.31ms 平均ダウンロード速度: 91.43Mbps 平均アップロード速度: 10.88Mbps	平均Ping値: 51.33ms 平均ダウンロード速度: 71.94Mbps 平均アップロード速度: 22.78Mbps

速度重視で選ぶなら、全体的に安定して速いahamoが優秀です。
とくに通勤・通学ピーク時間帯の朝でも安定したダウンロード速度を維持しており、通勤中の動画視聴やテザリング利用にも強みがあります。

ただし、報告件数は楽天モバイルが約7,900件と、ahamoの約3,200件に対して約2倍近くの投稿数があり、ユーザー母数の違いが数値のブレに影響している可能性も。

とはいえ、サンプルの多さはリアルな声が反映されているとも言えるため、楽天モバイルも十分に信頼できる速度水準に達していると考えられます。

都心と郊外の繋がりやすさは？東京都と神奈川県の直近3カ月の平均回線速度を比較

項目	ahamo	楽天モバイル
全体	報告数: 3,203件 平均Ping値: 45.36ms 平均ダウンロード速度: 130.46Mbps 平均アップロード速度: 13.3Mbps	報告数: 7,922件 平均Ping値: 51.07ms 平均ダウンロード速度: 84.71Mbps 平均アップロード速度: 24.66Mbps
東京都	報告数: 454件 平均Ping値: 40.65ms 平均ダウンロード速度: 99.18Mbps 平均アップロード速度: 11.07Mbps	報告数: 1,375件 平均Ping値: 43.83ms 平均ダウンロード速度: 82.14Mbps 平均アップロード速度: 28.16Mbps
神奈川県	報告数: 636件 平均Ping値: 39.85ms 平均ダウンロード速度: 151.71Mbps 平均アップロード速度: 14.42Mbps	報告数: 781件 平均Ping値: 46.76ms 平均ダウンロード速度: 84.23Mbps 平均アップロード速度: 22.92Mbps

都心・郊外ともに「速度の安定感」で選ぶならahamoが有利です。

とくに神奈川県では、報告数に大きな差がないにもかかわらず、ahamoの下り速度が楽天モバイルを大きく上回る結果に。Ping値も安定しており、ストレスなく使える印象です。

一方、楽天モバイルも東京都内では比較的健闘していますが、都心でもahamoが一歩リードという結果になりました。

全体的に見ると、「人口密集エリア」や「住宅街」などエリアを問わず、ahamoは速度面で安定して優秀。一方で、楽天モバイルは場所や時間帯によって差が出やすい傾向が見られます。

地下鉄などの電車移動中に繋がりにくいのはどっち？口コミをチェックしてみた

通信速度の実測値だけでなく、Xでのリアルな投稿も重要な判断材料になります。

そこで今回、東京都内の駅に絞って、「ahamo」「楽天モバイル」それぞれの「〇〇駅 繋がらない」投稿を調査してみました！

その結果、投稿数が特に多かったのは楽天モバイルユーザーの「新宿駅」「東京駅」「品川駅」でした。

楽天モバイル、新宿駅構内で電波終わるの本当にやめて、ってこの呟きもいつ送信されるのやら………

— Reika💚✈️🍎🎾🌸🎀BOOTHにて通販受付中 (@sakukochii) April 29, 2025

楽天モバイルさん、今月入ってからずっとネットの繋がり悪い、というか繋がらないです。
大きな駅や人の多いところで連絡取ろうとすると繋がらず大変不便でした。
本日東京駅で11分繋がらず、今ようやく連絡できています。地上に出てから7分待ちました。@Rmobile_Support pic.twitter.com/Pu5dslKRHH

— sachi 【心身美容】 (@eat_healthy888) April 21, 2025

品川駅で1ミリも楽天モバイル繋がらないんやけど https://t.co/XX3ohkg1bU

— 虚業クンッ (@FakedBusiness) April 21, 2025

どちらの回線も地下ホームや人の多い改札周辺での不安定さを指摘する投稿が多いのが特徴です。

とくに東京駅や新宿駅など、構造が複雑な巨大ターミナル駅では回線問わず注意が必要でしょう。

コード決済時に繋がらない!? レジ前での“電波の悪さ”を比較

「レジでスマホが繋がらなくて決済できない」――
そんな経験、ありませんか？

実は、消費者庁の調査でもコード決済トラブルの最多原因は「通信障害」という結果に。スマホ決済が広がる一方で、回線の安定性が問われるシーンが増えているのが実情です。

そしてSNS上でも、ahamo・楽天モバイル両者において「レジ前で繋がらない」といったトラブル報告が、2025年だけで10件以上確認されています。

なかでも楽天モバイルは件数が突出しており、「コード表示が間に合わない」というストレスフルの声が目立ちます。

QRコード決済利用時に電波が繋がらないトラブルは珍しくありませんが、あらかじめ対処法を知っていれば落ち着いて対応できるものです。

レジ前では「4G/5G通信をいずれかに固定する」「アプリをすばやく再起動」など基本対処を行い、それでもダメなら別手段で決済を完了しましょう。

【対処法】こんなやり方で切り抜けられることも

また、レジに並ぶ前にあらかじめ決済アプリを起動しておき、コードを表示したまま待機しておくこともおすすめ。

PayPayでは「オフライン支払いモード」での決済もできるため、万が一接続が不安定でも安心してコード決済を利用できますよ。

他にも、いざという時の備え（サブ回線や他の決済手段）も検討すると安心です。

ahamoと楽天モバイルの容量比較！無制限に魅力を感じるか否か

楽天モバイルはデータ無制限で利用でき、動画視聴やゲームなど通信量が多いユーザーにとってコスパが高いサービスです。

一方、ahamoはドコモ回線の安定した速度が魅力ですが、月30GB（dカード支払い設定で最大+5GB）までと上限があり、超過時は通信速度が最大1Mbpsまで低下します。

「月30GBってどれくらい使えるの？」

この疑問に対し、ahamoは以下のとおり目安を提示しています。

用途	30GBで使える目安
動画視聴 dアニメストアで高画質	約25時間
音楽サービス dヒッツで通常音質	約6,000曲 ダウンロード
オンライン会議/学習	約50時間
ニュースサイトの閲覧	9.9万ページ
メール送受信	6万通
地図アプリ	3万回

これを超える使い方（毎日長時間の動画視聴・オンラインゲームなど）をするなら、楽天モバイルの無制限プランの方がストレスなく使えます。

通信の安定性ではahamoに軍配が上がる場面もありますが、使い放題を前提にするなら楽天モバイルが最有力候補と言えるでしょう。

ahamoと楽天モバイルの料金比較！安いのどっち？

項目	ahamo	楽天モバイル
月額料金（税込）	2,970円（30GB） 大盛りオプションを追加すると …計4,950円（計110GB）	～3GB：968円 3～20GB：2,068円 20GB～無制限：3,168円

スマホの月額料金は、どれくらいデータ通信を使うかで大きく変わります。

ahamoと楽天モバイルを比べると、30GB前後のデータ通信が多い人にはahamo、使用量が月ごとに変わる人には楽天モバイルがおすすめです。

ahamoは月30GBで安定した速度と品質を重視したい人向け。特に動画視聴やリモート会議が多い人に好まれています。

一方で、「今月は3GBだけ」「来月は20GB使うかも」という人は、段階制の楽天モバイルの方が安くなる可能性が高いです。

実際、月3GB以下なら楽天モバイルは月額1,000円未満（968円）で利用できるため、SNSやLINE中心のライトユーザーに最適。

あなたの使い方に合ったプランを選べば、通信費を無駄なく節約できます。

ポイント還元の比較：dポイントと楽天ポイント、貯まりやすいのは？

還元パターン	ahamo	楽天モバイル
月額料金支払い時	なし	1%
カード払い選択時	dカード特典dカード +1GB/月 dカード GOLD U +5GB/月 dカード GOLD +5GB/月 dカード PLATINUM +5GB/月	楽天カード利用で+1%
追加オプション	ポイ活オプション 2,200円/月 加入でd払い・dカード還元率 +3%	SPUプログラムで楽天市場の還元率+4倍

ahamoと楽天モバイルをポイント還元の観点で比較する場合、選ぶ基準は「ポイントを貯めたいのか／通信容量を重視したいのか」によって変わります。ポイント還元を重視するのであれば、貯まりやすいのは楽天ポイントです。

楽天モバイルは楽天カード払いで常時1%のポイント還元があり、楽天市場の還元率もSPU（スーパーポイントアップ）対象で+4倍に。

楽天経済圏を活用している方にとっては、楽天モバイルを選ぶことで日常のポイント獲得効率が格段にアップします。

一方、ahamoでは月額料金の支払い自体にはポイント還元はないものの、dカード払いに設定すると毎月のデータ容量が追加でもらえる特典があります（最大+5GB/月）。

特にすでにdカードやdカード GOLDを持っている方には、追加料金なしで通信量を増やせるのは大きなメリットです。

毎月の割引の違い：家族割やセット割でお得になる？

※すべて税込	ahamo	楽天モバイル
家族割	なし	最強家族プログラム 毎月110円引き
子ども向け	なし	最強こどもプログラム（～12歳） 毎月最大440円引き(～3GBの場合)
学生向け	なし	最強青春プログラム（～22歳） 毎月最大110円引き
シニア向け	なし	最強シニアプログラム（65歳～） 毎月最大1,210ポイント還元 (15分かけ放題＆安心パック利用時)
セット割	なし	最強おうちプログラム 毎月1,000ポイント還元 (Rakuten Turboまたは楽天ひかり申し込み時)

ahamoは、家族割や光回線とのセット割が適用されない単独型のプランです。ドコモの家族グループには参加可能ですが、ahamo利用者自身の月額料金は割引対象外です（※通話の家族間無料などは対象外）。

一方、楽天モバイルは家族・子ども・学生・シニア・自宅セット割など、多彩な割引プログラムを用意。条件を満たせば毎月最大1,210円相当のポイント還元や月額料金の値引きが適用されます。

特にデータ使用量が少ない方なら、楽天モバイルを3GB以内に抑えることで、還元ポイントだけで実質0円になるケースも。

料金をできるだけ抑えたい方や楽天経済圏の利用者には、大きなメリットとなるでしょう。

ahamoと楽天モバイルの海外利用時の比較！

※すべて税込	ahamo	楽天モバイル
対応国・地域数	91	90＋ 一部航空会社・機種の機内
使用データ量	月30GB （オプション加入でも月30GBまで）	月2GB
追加チャージ	+1GB／+550円	+1GB／+500円
速度制限	データ超過後にチャージしない場合は 最大1Mbps ただし、海外利用から15日経過後は帰国後も 最大128kbpsに速度制限	データ超過後にチャージしない場合は 最大128kbps
国際通話料/SMS料	エリアによって従量課金制 利用限度額は月50,000円相当まで （超過後はデータ通信も利用停止）	Rakuten Linkアプリ利用で無料 +980円/月で海外かけ放題 利用限度額は月20,000円相当まで

海外旅行や出張先でもスマホをそのまま使いたい方にとって、ahamoと楽天モバイル、どちらが海外に強いのか？は気になるポイント。

3日間のビジネス渡航、1週間の観光旅行での使いやすさに加えて、制限回避や設定ミスを防ぐ事前対策も紹介します。

ahamo・楽天モバイルでローミング非対応となる主な国・地域

欧州	・マルタ ・ボスニア･ヘルツェゴヴィナ
中南米	・キューバ ・ジャマイカ ・コスタリカ ・ボリビア
中東・アフリカ	・チュニジア ・セーシェル ・イラン

シーン別に比較！短期出張・観光旅行で使うならどっち？

出張3日程度の滞在で、メール・チャット・地図検索・タクシーアプリ中心のライトな使い方なら、

• ahamo
  月30GBの範囲内で余裕あり。追加設定不要で快適。
  
• 楽天モバイル
  月2GBの海外データ枠内で十分カバー可能。

どちらも短期滞在なら十分に実用的です。

海外旅行1週間などの滞在中に、Googleマップ・翻訳アプリ・SNS投稿に加えてYouTubeなど軽めの動画視聴も想定すると、

• ahamo
  30GBの中から使えるため容量的にも安心。
  
• 楽天モバイル
  2GBで足りなければ+1GB/500円で追加チャージ。
  ただしチャージしすぎると割高感が出るため、コスパ意識は必須です。

1週間程度の滞在となると、ahamoのほうが使える容量も大きく、安心して使えるでしょう。

海外で使う前に知っておきたい注意点と対策まとめ

ahamoの海外ローミングは30GB/月まで利用可能ですが、15日以上の連続使用で速度制限（最大128kbps）がかかります。

滞在スタイルに応じて、通信手段を使い分けるのが快適利用のコツです。

楽天モバイルは、月2GBまで海外ローミングが無料ですが、容量を超えると通信速度が128kbpsに制限されます。

このときチャージを忘れると高速通信が復活せず、地図アプリや翻訳アプリの利用に支障が出ることも。

事前に以下の設定を確認しておくことで、容量超過後もストレスフリーに通信を使えるでしょう。

また、海外でスマホを使う前に、以下の設定を確認しておきましょう。

• SIMロック解除（現地SIM利用時に必要）
• データローミング：プランに応じてON/OFFを切替
• モバイルデータ通信：ONにしないと通信不可
• APN設定：現地SIMでは手動入力が必要な場合も
• 機内モードの活用：通信再接続や誤接続防止に便利
• ソフトウェアやキャリア設定の更新も事前に済ませておく

これらを出発前に整えておくと、現地でも安心してスマホが使えます。

ahamoと楽天モバイルのキャンペーンと特典を比較！

項目	ahamo	楽天モバイル
申し込みでポイント進呈	1種類 最大20,000ポイント	6種類 14,000～ポイント
対象端末の割引/ポイント還元	1種類 最大44,000円引き	7種類 20,000円～引き

ahamoと楽天モバイルのキャンペーンを比較すると、楽天モバイルの特典の種類が圧倒的に豊富です。

申し込み時のポイント進呈はahamoが1種類に対し、楽天は5種類。端末購入時の割引やポイント還元もahamoが1種類、楽天モバイルは7種類に上ります。

とにかくおトクに契約したい方や、ポイントを積極的に貯めたい方には、選択肢が多く楽天経済圏との相性が良い楽天モバイルが有利です。

ahamoと楽天モバイルの通話品質を比較！

※すべて税込	ahamo	楽天モバイル
基本通話料	1回あたり5分以内の国内通話無料 5分超過後は22円／30秒	標準通話使用時は22円／30秒
かけ放題	24時間かけ放題:1,100円/月	15分（標準）通話かけ放題:1,100円/月 （1ヵ月無料）
専用通話アプリ	なし	Rakuten Link使用で国内外通話無料
通話品質	VoLTE対応	Rakuten Linkはネット回線を使用
SMS送信料	3.3～33円／1通	Rakuten Link使用で無料 3.3～33円／1通

ahamoは専用アプリ不要で、VoLTEによる高音質な通話が可能。5分以内の通話が無料で、24時間かけ放題は1,100円で追加できます。

一方、楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」使用時に国内通話が無料となる仕組み。お得間違いなしのサービスですが、通話品質の不安定さに不満の声もあります。

楽天モバイルは専用アプリでの通話が無料なのだけど、相手から何度も「回線状態がよくないみたい」と言われるのに疲れた。
回線状態がよくないのか、通話品質がよくないのか、もしかしたら両方なのかもしれないけど、もう考えたくない。
専用アプリを使わなくてもたいして変わらなかった。

— すらっしゅ⭐えむっ (@seullaesi) April 19, 2025

20,000ポイント欲しさに楽天モバイルからahamoに乗り換えてみた。

通話品質は断然ahamoが良い！楽天リンクはタダでメッチャ有り難いけど、妻曰く聴こえない事が多いとの事。

これでデータ量が30GBで収まればこのままahamoかなー。

— snufkin (@snufkin1983) April 4, 2025

これは、Rakuten Linkがインターネット回線を通じて通話を行うため、回線の混雑やエリア内の通信状況に影響を受けやすいことが原因と考えられます。

これに対して、ahamoはVoLTE通話を提供しており、回線品質が安定していて、通話中の音質も良好の模様。

楽天モバイルの無料通話アプリの利便性がある一方で、通話品質が不安定な点が、選択の際の大きなポイントとなっているようです。

ahamoと楽天モバイルを比較すると、どちらも1年以内の解約に注意！

ahamoと楽天モバイルはいずれも契約解除料は基本無料ですが、1年以内の解約には注意が必要です。

項目	ahamo	楽天モバイル
契約解除料	あり	あり（解約事務手数料）
対象回線	2025年3月1日以降に新規契約の回線	2025年4月1日以降に新規契約の回線
解約タイミング	契約から1年以内	契約から1年以内
適用条件	以下のいずれかを満たす場合 ①利用実態がない回線 ②回線解約日から過去1年間に、同一名義の他回線が契約から1年以内で解約していた	回線利用開始から1年経過後に解約した、もしくは契約解除された回線
費用（税込）	1,100円	最大1,078円 （プランの月最低利用金1ヵ月分）

両社とも「1年以内の解約」に対して注意点がありますが、ahamoは利用実績の有無や過去の解約状況による条件付き、楽天モバイルは契約期間のみを基準とした違いがあります。

ahamoでは利用実績があれば特段心配はありませんが、楽天モバイルから他社に乗り換えたい時に「1年以内の解約になるかどうか」は、以下の方法で事前に確認しておきましょう。

【まとめ】おすすめな人の特徴は？ahamoと楽天モバイルで後悔しない

ここまでahamoと楽天モバイルの料金・容量・通話・キャンペーンなどを比較してきましたが、結局どちらが自分に合っているのかは、使い方や優先するポイントによって変わります。

それぞれの回線を選んでも「後悔しにくい人」の特徴を整理しておきましょう。

ahamoを使っても後悔しない人

• 毎月の通信量が20〜30GBで安定している
• ドコモ品質の安定した通信速度を求める
• 専用アプリ不要で高音質の通話がしたい
• 海外渡航時のローミング品質を重視する
• dカードを活用している

通信品質や通話の快適さを求める人にはahamoがぴったり。大容量を使いすぎない中〜上級者向けの選択肢です。

楽天モバイルを使っても後悔しない人

• データ容量を気にせず“無制限”で使いたい
• 楽天ポイントを貯めて日常で活用したい
• 家族や自宅ネットとのセット割を活用したい
• 海外ローミングでも追加料金なしで使いたい（2GB以内）
• 通信費をできるだけ節約したい（低容量月は安く抑えたい）

通信コストを抑えながら、楽天経済圏を活かしたい人には楽天モバイルがおすすめ。コスパ重視＆ライト〜ヘビーユーザー両対応の万能型です。

ahamo向き？楽天モバイル向き？人タイプ別に比較してみた！

スマホ選びは「自分の使い方に合っているか」が重要です。

ここでは3つのユーザータイプをもとに、ahamoと楽天モバイルどちらが合うかを比較。目的別にわかりやすく整理しました。

タイプ1：近頃、海外渡航の機会が増えてきた格安SIMユーザー

通信の安定性・海外利用のしやすさ重視ならahamoが◎。

出張先でも30GBまでそのまま使え、通話品質も安心。

一方で、国内外問わず通信費を抑えたい人なら楽天モバイルのメリットは大きく、使うほどポイントも貯まります。

海外での通信品質を最優先するならahamo、費用重視なら楽天モバイルという選択肢になりますが、必要に応じて両方を使い分ける併用もアリでしょう。

タイプ2：動画やSNSのチェックを毎日欠かさず行うユーザー

毎日の動画視聴やSNSチェックが日課の20代女性には、データ使い放題の楽天モバイルが魅力的です。

Rakuten最強プランなら月20GBを超えても高速通信が実質無制限で使え（上限料金は約3,278円）、大容量でも料金を気にせず楽しめます。さらに、利用料金に応じて楽天ポイントが貯まり、キャンペーンによるポイント付与など学生にも嬉しい特典が豊富です。

一方、ドコモ回線を使うahamoは通信速度や安定性で優位にあり、地下や郊外でも圏外になりにくい安心感があります。

ターミナル駅の構内などでも比較的安定した通信を期待できるので、友人との待ち合わせや就活でも通信トラブルに遭うリスクが少ないです。

タイプ3：家族の通信費をまとめて支払っているキャリアユーザー

家族みんなのスマホ代を見直したい場合、楽天モバイルの充実した割引プログラムが心強いです。

楽天モバイルには月110円引きの家族割に加え、シニア割や子ども向け割引もあり、例えば子どもの回線はデータ利用3GBまで実質月528円〜と大幅に節約できます。

家族全員の利用料金に対して楽天ポイントが貯まるため還元率も高く、支払った分だけお得が返ってくる感覚です。

一方、ahamoは家族構成や年齢による割引がなく全て一律というシンプルな料金設定。そのぶん誰でもわかりやすい反面、家族の人数やライフステージに応じた柔軟性では楽天モバイルに劣る印象です。

なお迷っているなら楽天モバイルがおすすめ

結論から言うと、楽天モバイルは迷っている人におすすめです。

その理由は2つあります。

1. データ無制限（20GB超過しても月額3278円（税込））で、容量を気にせず動画もゲームも思い切り楽しめます。
2. 楽天ポイント還元など豊富なキャンペーンがあり、例えば乗り換え時に数千ポイントがもらえるチャンスがあり、お得に利用できます。貯まったポイントでスマホ料金を節約できちゃうお得さも魅力です。

これら2つの魅力により、多くのユーザーが容量を気にせず使える快適さとポイント還元のお得さに満足しています。

家で楽天モバイルをホームルーターでヘビーに使う。これでどんだけ使っても無制限で3000円ちょっと。以前が5000円超えてたから家計にもやさしくなった。 pic.twitter.com/Olg7n5zUNH

— TUNARI (@Mitsunorifully) July 30, 2023

きっとあなたも「楽天モバイルを選ぶのもアリ！」と感じるはずです。

実はアリ？ahamo×楽天モバイルの“併用”という選択肢

スマホの料金プランを検討する際、「ahamoと楽天モバイル、どちらを選べばいいのか？」と悩む方は多いかもしれません。

でも実は、その悩み、“どちらかに絞る必要はない”というのが最近の賢い選択肢のひとつ。
ahamoと楽天モバイルは、それぞれに強みが異なるため、併用することでお互いの弱点を補えるのです。

まず、通信の安定性を重視するならahamoが強みです。ドコモ回線を使っているため、都市部はもちろん、郊外や地下でも安定した通信が可能。月30GBまでの高速通信や、5分以内の通話無料（アプリ不要）も含まれています。

一方で、楽天モバイルの魅力は、データ無制限（20GB以降も定額）と通話無料アプリ「Rakuten Link」。さらに、海外ローミングも月2GBまで無料で使える点は、短期の海外渡航がある人にとっては大きなメリットです。

そこで注目したいのが、デュアルSIMや2回線運用による“併用スタイル”。たとえば以下のような使い分けが実用的です。

パターン1：ahamo＝移動時の通話・通信（メイン）／楽天＝通話＋無制限（保険）

ahamoの安定したデータ通信をメインに使いながら、楽天モバイルはRakuten Linkによる通話無料＋無制限の保険として保持。

楽天は使った分だけ料金が決まる従量制なので、使わなければ月1,078円以下に抑えることも可能です。

パターン2：スマホ＋タブレットで使い分け

スマホにahamo、タブレットに楽天モバイルのeSIMを設定。テザリングを減らしたい人や、サブ端末で動画やSNSを使いたい人に便利なスタイルです。楽天は無制限に近いデータ通信が可能なので、タブレット側で通信量が多くなっても安心です。

2つの回線を持つことで、契約情報・料金管理・支払いの煩雑さが多少増えます。とはいえ、それを上回る“コスパ”と“安心感”が得られるなら、十分価値のある選択肢です。

1つに絞る時代から、使い分けて得する時代へ。

ahamoと楽天モバイルの併用は、通信・料金・通話・海外などあらゆる使い方に柔軟に対応できるスマートな選択肢です。両方の強みを活かせば、快適さもコスパも妥協せずに手に入りますよ。

ahamoと楽天モバイルの比較に関するよくある質問

最後に、ahamoと楽天モバイルの乗り換えや比較に関するよくある質問をまとめました。

ahamo/楽天モバイルへの乗り換えって面倒？

どちらもWebで完結可能で、eSIM対応端末なら即日開通も可能です。

・ahamo
申し込み後、eSIMの開通手続きに関するメールが届きます。午前9時〜午後9時に手続きを進めれば、即日開通が可能です。 

・楽天モバイル
「my 楽天モバイル」アプリからeSIMの開通手続きが可能です。AIかんたん本人確認（eKYC）を利用すれば、最短3分で開通できます。

発信テスト用番号（111/通話料無料）に電話をかけて、正常に利用できることを確認できれば開通完了です。

開通後には、APN（Access Point Name）設定を行うことで、スマホのインターネット接続が可能となります。

乗り換え時に端末を買い替えるならahamoと楽天モバイルどちらがおすすめ？

iPhoneを購入する場合は楽天モバイルが4キャリア最安で販売していてお得です。

iPhone 16シリーズ	ahamo	楽天モバイル	楽天モバイルなら こんだけお金が浮く！
iPhone 16e	128GB：118,910円 256GB：139,920円 512GB：179,960円	128GB：104,800円 256GB：120,500円 512GB：153,800円	128GB：14,110円 256GB：19,420円 512GB：26,160円
iPhone 16	128GB：145,200円 256GB：172,810円 512GB：211,640円	128GB：141,700円 256GB：161,900円 512GB：201,800円	128GB：3,500円 256GB：10,910円 512GB：9,840円
iPhone 16 Plus	128GB：168,410円 256GB：190,080円 512GB：231,000円	128GB：158,800円 256GB：180,800円 512GB：218,900円	128GB：9,610円 256GB：9,280円 512GB：12,100円
iPhone 16 Pro	128GB：192,830円 256GB：218,790円 512GB：255,090円 1TB：291,830円	128GB：181,800円 256GB：205,900円 512GB：242,800円 1TB：278,800円	128GB：11,030円 256GB：12,890円 512GB：12,290円 1TB：13,030円
iPhone 16 Pro Max	256GB：236,940円 512GB：273,680円 1TB：299,310円	256GB：224,800円 512GB：260,800円 1TB：286,800円	256GB：12,140円 512GB：12,880円 1TB：12,510円

両社の支払い方法に制限はある？クレカ必須？

ahamoの場合、クレジットカードまたは口座振替での支払いが可能です。クレジットカードがない場合は、口座振替を利用してください。

楽天モバイルは、クレジットカード、デビットカード、口座振替、楽天ポイントでの支払いが可能です。クレジットカードを持っていない方でも、デビットカードや口座振替を利用できます。