焼きたて食パンの一本堂「生クリーム食パン」をチェック! | RBB TODAY
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焼きたて食パンの一本堂「生クリーム食パン」をチェック!

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焼きたて食パンの一本堂「生クリーム食パン」をチェック!
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高級食パンブームはまだまだ続いているようですが、食パンというのは難しいですよね。自己主張されて感動する場合もあるけれど、「いや、ウマいのは構わないけどパンはパンとして地味めに存在しててほしーなー」と思うことも。

米もパンも、そしてパスタも、主食というのは食事のベースでもありますので、突出した味がするというよりは、おとなしいけれど地味にウマいのが大切なわけです。

そこで今回紹介する、焼きたて食パン一本堂さんですよ。大阪から全国に店舗を広げる同社は、「身近に焼きたての美味しい食パンを提供する店がもっとあってほしい」との思いから創業し、はちみつ、卵、イーストフードを使わず現前した食材により作られているのだそうです。と、その出自やコンセプトはよろしいのですが、実際ウマいのかどうか。まずは新宿本店に向かいました。

新宿本店。一本堂は、北海道から沖縄まで店舗展開されています。


小綺麗な店内は飲食スペースも用意され、トーストとドリンクを楽しむこともできるのですが、今回は持ち帰りに。まず購入したのはこちら、いちばん高価な「生クリーム食パン」(430円)。

外見は普通の食パンですね。ハロウィンの時期だからでしょうか、かぼちゃのおばけ的な包に入っていました。


北海道産の純生クリームとフランス産発酵バターを使用した贅沢パン! とのことで、イーストフード、乳化剤は使っていないそう。きめ細やかな食感と芳醇な発酵バターの香りがするとのことで、どうなのでしょう。

ちょっと割ってみましょうか。

割ってみました。高級食パンだと、むちーっという感じで割れることもありますが、さくっと割れますね。



意外と素直にさっくりと割れてくれました。これはこれで、むちむちした高級食パンのイメージとは違いますが、「きめ細やかな食感」という、きめの細かさゆえなのかな? とも思いつつ、口に入れてみましょう。

一片を口に。きれいに剥がれていきます。



おー! なるほど。バターの香りがふわぁ~と上ってきますね。決して圧のある感じではなくて、もっと上品といいますか。食感も繊細で、噛んでいるうちに口全体がやさしい雰囲気に包まれていきますね。なんといっても生地がなめらか! 決して、最初にガツーンと「どーですミルクでしょ!?」みたいなインパクトはないのですが、その味わいは深いのではないかと思います。

お次は、生クリームよりも若干安価な「ホテル食パン」(390円)も試してみましょう。甘いく柔らかいのが特徴だそうです。

ホテル食パン。生クリーム食パンとは、上部の形が違っています。


こちらも割ってみました。

ホテル食パンを割ったところ。細かく生地が粘る感じで割れました。柔らかいとはこのことか。


ほほー。生クリームと違って、生地がねばっこく割れていきますね。たしかに柔らかそう。もっちもちの雰囲気が、見た目からも伝わってきます。口にいれてみたところ、こちらはふわっとモチモチ感あり! 生クリームに比べると濃厚な味わいで、絹のような滑らかさだった生クリームに比べて、弾力がしっかり感じられるという意味では、ちょっとよそ行きのパン、といった印象でしょうか。

さて、“よそ行き”のホテル食パンのあとは、普段着のパンとも言えそうな、同社の名前を関した食パン「一本堂」(290円)です。一斤290円というのはいいですね! コンビニなどで売られている食パンと比較したら割高にはなりますが、うやうやしい気持ちで食べるほどの価格ではないわけで。こちらもハロウィーンの袋に入っていました。

顔が描かれた袋に入っていて、なかなか楽しいです。


なお、一本堂さんでは、購入後にカウンターで8枚切り/6枚切りを選択してカットしてくれます。

今回は、6枚切りサイズを3枚だけカットしてもらいました。嬉しいサービスですね~。


そして! 普段食すパンということで! 一本堂さんで販売されているサイドメニューもぜひ紹介したい! オリジナルバターや牛乳など、こだわりの品々が並んでいるのです。今回購入したのは「カルピス特撰バター」(485円)、「パン好きの牛乳」(280円)、「北海道 チーズパテ プレーン」(650円)なのですが、ほかにもジャムやマーマレイドなど“おしゃれウマそう”なアイテムが並んでおりました。特にバターはカルピスってことで、なかなか興味がそそられます。

パンをより美味しく食べるためのラインナップ。


まず一本堂の割いた感触はどうだろうと、カットしていない一斤を使って丸ごとを割いてみます。



パンを割いてみました。きれいにスパッと割れる感じですね。


けっこうきれいに割けますね。これは生クリームと同様でした。ホテル食パンはむちーっと割れて、生クリームや一本堂はすらっと割れる。……ということは、一本堂はどちらかというと生地のきめが細やかなのでしょうか?

続いてお店でカットしてもらったバージョンの一本堂を。1枚手にとって割いてみました。

一枚手にとって割いたところ。中身はもちもちながら、さくーっと割れていきます。


ちょっと弾力のある耳から割いていくと、一斤丸ごとを割った際と同じように、白い部分が粘り気なくさーっときれいに分かれていきました。ちなみに、だからといってパンが固いのかというとそうではなく、親指でつまんだ部分はかなり深く凹んで、十分柔らかいことがわかります。

さて実食。一本堂を口に含んだところ、生クリーム食パンと比較して洋風の香りがない代わりに、これは小麦粉の味なのかパン本来の風味なのか、穀物としての甘みというか旨味が広がる感があります。もちもちというよりはしっとり感。ことさら「どーですウマいでしょーっ!」みたいな主張はいっさいないのですが、地味にウマい(いい意味で地味)。

きれいな断面。……と、いうことは、食パンで大事な「食べやすさ」も持ち合わせているというわけです。


さて、普段食べる食パンとしてはやっぱりトーストしたい。そこで、続いて焼いてみましょう。焼いたらやっぱり「カルピスバター」も付けてみましょうね。

トースターで焼き、カルピスバターをたっぷり付けてみました。うまそうですね。


いやあ……。これ、もちろん私の個人的な感想なので恐縮ですが、焼いたらさらにウマい。パン表面が軽くサクッとなったことで歯ごたえも割けやすさも向上したうえ、香りもさらに立った感あります。そしてカルピス特撰バターですが、「深いコク、透き通る口どけ、上質でクリーミーな味わい」と謳っているように、主張をほどよく抑えている食パンに絶妙なアクセントを付け加えています。

その後はこれまたクセのない「パン好きの牛乳」を飲みつつ「北海道 チーズパテ プレーン」を塗って食べたのですが、チーズのねっとり濃厚で若干の酸味がこれまた小気味良いわけです。

これにて一本堂のレポートを終わります。価格的に最上位でありながら、スタンダードなテイストの上に生クリームの風味と柔らかさを成立させた「生クリーム食パン」、昨今の高級食パンブーム的なモチモチ感を実現した「ホテル食パン」、そして普段の朝食に欠かせない存在になるであろう「一本堂」。いずれも三者三様の顔ぶれで甲乙つけがたいのですが、個人的には、毎日食べるとしたらスタンダードながら香りも楽しめる生クリーム食パンなのかなあと。古い話で恐縮ですが、ストIIでいえば、スタンダードな一本堂はリュウ・ケン、その上位互換的な位置づけだが癖もある生クリーム食パンはサガット、まったく別の系統に属するがとにかく強いホテル食パンはガイル、といったところでしょうか。

<text:dairoh>
《RBB TODAY》
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