中村獅童、最愛の母との突然の別れ……作り置きのビーフシチューを食べて号泣 | RBB TODAY
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中村獅童、最愛の母との突然の別れ……作り置きのビーフシチューを食べて号泣

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中村獅童 (c)Getty Images
  • 中村獅童 (c)Getty Images
 中村獅童が、28日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。最愛の母との別れを語り、涙する一幕があった。


 獅童と母親とは食事に行くと必ず喧嘩をし、そのたびに現在の妻・沙織さんが間に入っていたという。だが一方で母は、沙織さんに「あの子はムチャクチャなところがあるけど、何とかいい芝居できるように支えてやってほしい」と頼んでいたそう。

 ある日、近所の居酒屋へ、獅童と妻、そして母と3人で行ったものの、結局親子喧嘩。妻から「折を見つけて謝んなきゃいけないね」と説教されていたが、その2日後に母は、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こるヒートショックで亡くなってしまったという。

 そこで実家の冷凍庫を妻・沙織さんと整理していると、母が作り置いていたピーフシチューが入っていたという。獅童も沙織さんももそのビーフシチューが大好きだったそうで、2人で「お母さんの作るシチューはやっぱおいしいね」と言いながら「大号泣した」と振り返った。

 喧嘩をした2日後に旅立ってしまった母。獅童は「あの時もっとちゃんと謝っておけばよかった」と後悔を口にし、目に涙をためながら「だらしがなくてダメな人間だが、 少しでもいい役者になって真面目に生きないといけない」と決意。

 そして母の残したビーフシチューの最後の一口を食べたとき、獅童は 「人が作ってくださったものに対して、もっともっと感じながら食べないといけないと思った」と反省していた。
《杉山実》
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