【ネット系女子!】「モテるために生きてる!」 モテクリエイター・ゆうこすが語る「ぶりっ子のススメ」 | RBB TODAY

【ネット系女子!】「モテるために生きてる!」 モテクリエイター・ゆうこすが語る「ぶりっ子のススメ」

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【ネット系女子!】「モテるために生きてる!」 モテクリエイター・ゆうこすが語る「ぶりっ子のススメ」
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  • 多くの女性から支持を集めた菅本さんのツイート
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  • アプリでつくっているというサムネイル画像の数々
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  • 菅本さんのスマホのホーム画面とカメラアプリの一部。カメラアプリは全部で50個以上DLされている
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いまどきのネットを騒がせている女性たちを紹介する「ネット系女子!」。今回は“ゆうこす”こと菅本裕子さん。

2012年に電撃的にHKT48を脱退後、数年の充電期間を経て2016年に講談社が主催する女性アイドルオーディション「ミスiD 2016」に応募。小悪魔系“ぶりっ子”キャラが評価され、準グランプリを獲得。その後、自身の職業を“モテクリエイター”と称して“モテる”メイクやファッション情報、時には女性の心の本質をついたつぶやきをSNSで発信し、若い女性を中心にファンを獲得。

その勢いは止まることなく、今年4月に『#モテるために生きている!』、9月にはSNSを使った発信のノウハウを記した『SNSで夢を叶える~ニートだった私の発信力の育て方~』を発売しました。

ともすれば同性からの反感を買いかねない“ぶりっ子”キャラの彼女。どういうわけか、実は若い女性からも絶大な支持を集めているらしい。

その理由はどこにあるのか? 謎に迫ってみました。

■「生まれたときからモテたいと思っていました」

――“モテクリエイター”として活動し、『#モテるために生きている!』という本まで出版されましたが、そもそもモテたいという思いはいつから抱いていたんですか?

「母のお腹にいた頃から、つまり生まれたときから思ってました。ずっと、『勉強できるね』とかより『かわいいね』って言われる方が嬉しかったんですよね」

――ではやはり、生まれたときからずっとモテていた?

「うーん、幼少期はモテていたと思いますけど、それ以降、最近までは『すごくモテた!』というわけでもないんですよね。アイドルを辞めたあとはすっごくネガティブで、自分に自信も持てなかったですし。同じ頃Twitterも始めたんですけど、めちゃくちゃ暗かったです(笑)



――HKT48を辞めた当初はいろいろ言われたりして、大変な状況だったと思います。

「そうですね。あの当時は脱退した理由を好き勝手言われて、『それは違う』ってYouTubeで主張してみたり、Twitterでなにか書かれたことにすぐ反応して落ち込んだりしてました。思い返せば当時は本当に病んでたなって(笑)。でも私も、『料理をしたいから脱退する』とか、コスメの情報を配信したいとか、芯のないことばかり言ってましたし、ツッコミどころ満載ですよね。

先日ファンイベントを開催したとき、当時からファンだった子が『ゆうこすがTwitter始めた頃にもらったリプライがあるんだ、見てみてー』ってスマホを見せてくれたんです。その女の子は『ゆうこす、すっごく可愛い!』ってリプライを送ってくれたのに、私は『いや私はぜんぜん可愛くないです……』『毎日泣いてます……』みたいな返事をしていて。闇が深いですよね(笑)」

――確かに。脱退後はどう過ごされていたんですか?

「辞めたのは2012年なんですけど、その後とある事務所に所属して、でも仕事したくなくて逃げまくってました。仕事から逃げたくて、家に帰らず公園で寝たこともあります(笑)。それから頑張って事務所を辞めて1年くらい実家で引きこもって、ニート状態でした。

でも家族から『いい加減働け!』って言われて、仕方なく東京への交通費だけもらって上京して。知り合いの家に1カ月だけ居候させてもらう約束で、結局1年ほど住まわせてもらいました。部屋は6畳しかなかったので、なかなかのストレスでしたけど(笑)」

――当時と比べると今は本当に楽しそうに活動されていますが、なぜここまで変われたのでしょうか。

「やっぱり好きなことだけして生きているからだと思います。辞めたあとはとりあえず料理タレントになるとか言ってみたりしましたけど、不安で、ネガティブになってしまって。さらにSNSで厳しいことを言われたりしたことでネガティブが極まった結果、『もう好きなことだけで生きていこう!』っていう気持ちになったんです。

冷静に考えてみると料理は好きだけど仕事にするほど好きじゃないし、うーん……ってなりまして。なにがいちばんか考えたときに、『やっぱり私は男の人に“可愛い”って言われることがいちばん好きだな、これを仕事にしたいな』って思ったんです」

――それで、“モテ”を仕事にしたんですね。

「はい。でも最初は手探りでした。『こう振る舞えばモテるだろう』とか、『こういうメイクはモテそう』とか、いろんなメディアから情報を吸収してSNSを通じて自分なりにモテるためのアイデアを発信していくうちに発信するテーマが確立されていった感じで。それで支持してくれる人も出てきて。最初は無理していた部分もありましたけど、徐々に自信もついていって、本当にポジティブになれました」



■Twitterは本音を“つぶやけない”ツール

――菅本さんといえば、“モテクリエイター”という肩書きはもちろん、女性が共感できるツイートによる発信力の高さも注目されています。

「共感してもらえるようなツイートは、長年Twitterをやっているとわかるというか……。Twitterって基本的に、思ったことをそのままつぶやけないツールだと思っているんです。だってフォロワーには友達とか、場合によっては親族もいたりして、人目があるわけじゃないですか。そんな状況で本音はつぶやけないと思うんです。

誰もが思っていることだけど、ツイートしにくいようなことをあえてつぶやくのが共感につながると思っていて。だから私は、女の子が本当は思っているであろうこと、つまり私の本音なんですけど、をツイートしています。以前ツイートしたなかでいちばんRTされたものが『男の子にかわいいって言われて、過保護に扱われたい』っていう内容なんですけど、エンゲージメントを見ると、見てくれた人が100万人を超えていて。友達にはなかなか言えないけど、やっぱりみんなそう思ってるんだなって思いました」

多くの女性から支持を集めた菅本さんのツイート
多くの女性から支持を集めた菅本さんのツイート


――女性の本音を代弁しているというか。

「そうですね。SNSを使ううえでいちばん基本的なことになっちゃうんですけど、発信している内容が自己満だったり、身内だけに向けているものってすごく多いですよね。ツイートするときに自分の投稿を見てくれる人がいるかもしれないって思ったら、ハッシュタグの付けかたも変わると思うんです。

私だったら、もっと細かくハッシュタグをつけたり、『おはよう』とかだけじゃなくて情報をプラスして、誰が見ても興味をそそられるツイートをします。そうすれば、発信力は上がっていくと思います。自分のツイートのファンになってもらうということです」

――確かに菅本さんのSNSや、YouTubeのチャンネル「ゆうこすモテちゃんねる」は情報たっぷりですよね。

「ありがとうございます。今は個人的に、YouTubeがアツいと思っています。Twitterは始めて4~5年、インスタは始めて1年半ほど経ちましたけど、YouTubeは始めてまだ半年くらい。新規開拓したばかりなので、今までアピールしてない層にも情報を届けることができそうです。それに、YouTubeはたった半年で17万人もの人がチャンネル登録してくれているので、いろいろチャレンジできそうな予感がしています」



――菅本さんがよく使うアプリを教えていただけますか?

「カメラアプリです。撮るものによって変わりますが、自撮りをするときは一眼レフか、『B612』で撮影したあとインスタで色味補正して『Bestie』でピンクのキラキラを飛ばしてます。目や爪のアップは『カメラ360』の“グロッシー”というフィルターで撮影しています。普通のカメラで撮るとナマナマしくなるんですけど、これで撮ると綺麗に見やすくなるんですよ。

あとYouTubeのサムネイルも『Phonto』っていうアプリでつくってます。直感的に操作できるんですよ。タダで使って大丈夫!?(編注:アプリ内課金機能あり)ってくらいフォントがたくさんあるし、文字を3Dにしたり文字間隔や行間を調整したりとか、いろいろできるんです。普通のユーチューバーさんは『Photoshop』とか使ってると思うんですけど、YouTubeのサムネイルって小さいし、これがいいかなって」

アプリでつくっているというサムネイル画像の数々
アプリでつくっているというサムネイル画像の数々



菅本さんのスマホのホーム画面とカメラアプリの一部。カメラアプリは全部で50個以上DLされている
菅本さんのスマホのホーム画面とカメラアプリの一部。カメラアプリは全部で50個以上DLされている


■“モテる”とは、男女問わず愛される人間になること

――菅本さんの思うモテる男性、女性っていうのはどんなイメージですか?

「よく『モテたい』って言うと、『男性にちやほやされたいだけでしょ』って言われるんですけど、そういうことじゃなくて。本当にモテる人って男女問わず愛されていて、ポジティブで明るくて、その人がいるだけで場が明るくなるっていう人のことだと思うんです。私もそれを目指したいんです」



――みんなから愛される存在になりたいということですね。世の中には、ひとりに愛されればいいという人もいますが……。

「私は正直そういう人の気持ちがわからなくて。たとえば、好きな人がいたとして、その人にはめちゃくちゃ良い顔するけど、周りの人のことはどうでもいいという態度でいたら、好きな人からすると『なんだこの子は?』みたいになると思うんですよ。それって、なんか……。

みんなに良い子だな、可愛いなって思われている方が、結局好きな人にも良い印象を与えられるし、愛されるんじゃないかなって私は思います」

――一般的に“ぶりっ子”のイメージは前者ですよね。

「そうですね。でも、男の人の前だけ良い顔をして、裏では冷たいなんて、それはぶりっ子じゃないぞと言いたい(笑)。そんなのきちんと“ぶりっ子”できてないじゃんって(笑)」

――菅本さんが登場したことで、「“モテたい”、“可愛いって言われたい”って思って過ごしていいんだ」と思うようになった女性は増えたと思います。

「ファンの人にも『ゆうこすが発信しているおかげで、背中を押されて生きやすくなりました』とか。みんなにいい子にするのがダメ、みたいな風潮が嫌だったんですよね。みんなにいい子だったら、それって結局めっちゃいい子じゃんって思うんですけど。『ぶりっ子、いいじゃーん!』って(笑)。

実際私が“ぶりっ子”って言われて悩んでいたこともあったので、みんなに届かなくても、届いてほしい人に届いたのでよかったなって思います」

――今後、チャレンジしてみたいことはなんですか?

「最近は企業さんへの講演の機会も増えてきましたし、先日“発信力”についての本も発売しました。そういったいろんな場面でSNSを使ってどのように情報を発信すればいいかをもっと伝えていけたらなって思います。

あと、芸能界に騙されたって女の子ってたくさんいて、実際私も騙されたこともあるし、そういう子に向けて注意喚起というか、手助けもしていきたいです。コスメのプロデュースもしてみたいし……。新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです!」



一見女性ウケの悪そうな“ぶりっ子”キャラがここまで愛されている理由は、本人の言う通り、女性が真に求めていることをきちんと分析し、的確な情報を提供しているから。

一方で、アイドルだった彼女が等身大の自分を発見し、常に前向きでいようとする、ひたむきな姿勢にこそ多くの支持が集まっている、とも感じました。……でもそうやってアレコレ想像をめぐらしている時点で、すでに彼女の底知れない魅力にハマってしまっているのかも?

文:服部桃子(アート・サプライ)
撮影:有坂政晴(STUH)
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