子どもは興味を持つ? プログラミング教育アプリ「Springin」をやらせてみた | RBB TODAY

子どもは興味を持つ? プログラミング教育アプリ「Springin」をやらせてみた

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子どもは興味を持つ? プログラミング教育アプリ「Springin」をやらせてみた
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近年、その注目度を高めているプログラミング教育。スマートフォンやタブレットが急速に普及したことで、子供のうちからプログラミングの基礎を覚えておこうという人も増えており、アプリや玩具といったさまざまなプログラミング教育ツールが登場している。

なかでも近年、よく耳にするのが「ビジュアルプログラミング言語」を使ったもの。これは本来難しいテキスト記述でつくるプログラミングを、視覚的なグラフィックの配置によってつくっていくという方法で、"プログラミングの仕組み"を理解するという要素が大きいため、子どもが興味を持つきっかけとして最適だ。

ただ、最近ではこの手のアプリもかなり増えてきているので、なにを選んでいいのかわからない、やり方がわからないので手が出せない・・・・・・という人もいるだろう。

そんな人にオススメしたいのが、株式会社しくみデザインが全世界155カ国で同時リリースして話題となっているiOSアプリ「Springin'(スプリンギン)」だ。このSpringin'は、iPhoneやiPadで描いた絵や写真を使い、性格や能力、関係性などをアイコンによってプログラミングしていきながら、ゲームなどのデジタル作品をつくり出せるというクリエイティブツールだ。




無料版ではSpringin' のホームページにあるサンプルワークやユーザーが投稿した作品をダウンロードして楽しむことができ、アプリ内課金(月額利用料:300円~)によってプレミアム版にアップグレードすると、作品の創作や共有など、すべての機能が利用できるようになる。創作した自分の作品をサーバーにアップすれば、ほかのユーザーとの共有も可能だ。

■Springin'がどんなものなのか、まずは使ってみよう!



では、Springin'は実際にどう使うのか? 今回は株式会社しくみデザインにご協力いただき、無料版とプレミアム版を使ってみた。

まず、無料版の場合、共有されているワークやサンプルワークをMy Springin' Boxというシェアするためのクラウドサービスで、ローカルにダウンロードする。ダウンロードしたワークはSpringin' のアプリ内にどんどん追加されていく。作品はどれも単純で手づくり感のあるものばかり。それがSpringin'の良さでもあり、「これならつくれるかも!」「こんなのつくってみたい!」と創作意欲をわかせる。

作品事例はこちら

■子どもが使ってみたらどんな反応をする?

次はiPhoneとiPadで楽しめる有料のプレミアム版。こちらでは、ワークを楽しむだけでなく、自分たちでつくっていくことができる。今回はこの春に小学5年生に進級する筆者の甥っ子(10歳男子)に遊んでもらうことにした。

ワークのつくり方はわかりやすく、iPad上に絵を描いたり、撮影した写真を加工したりしてアイテムをつくり、そのアイテムに性格や能力をつけて配置していく作業を繰り返すだけ。作成画面は直感的なUI(ユーザーインターフェイス)になっているため、プログラミングのために文字を打ち込む必要はなく、素人でもどんどん創作を進めていける。

アプリの趣旨や機能をある程度説明し、あとは自由につくってもらうことにしたのだが、始めのうちはなにがなんだかわからず・・・・・・といった様子。自由に絵を描くことはできるが、それに性格や能力を持たせていくというのが難しいようだ。



ただ、普段から自分専用のiPadを使ってYouTubeやゲームアプリをしているだけあって、つくり方の流れ動画やガイドページを自分で発見し、少しずつその機能を理解していく。途中何度も「これをこうしたいんだけど」と質問され、その都度一緒にガイドページを開き、ひとつずつ試してみるという作業を繰り返していく。今後さらにガイドページが充実するとのこと。より使いやすくなるだろう。



最終的にはなんとか形にし、自分でつくったゲームを自分でクリアするところまで達成。クリアした瞬間、最後までに自分でつくったという達成感と、それをクリアしたという喜びを味わうことができたようだ。



■つくりながら可能性が広がるという点が、プログラム教育の教材としてグッド!!

初めは創作に苦戦するものの、少しずつ機能を覚えていくことで、徐々にできることを増やしていく。そして、完成した作品を自分でチェックし、具合が悪い点をどう直したらいいのか考えたり、次回作への教訓にしていくというのが、プログラミング教材として素晴らしい点に思えた。また、ほかのユーザーの作品と自分の作品を比較することで、新たな発想や可能性も広がる。単純な操作を少しずつ楽しみながらやっていくことで、プログラミングに必要な論理性と批判的思考の力を養うことができるというわけだ。

プレミアム版で作品をつくるためには月額300円の課金が必要だが、ビジュアルプログラミングを応用した、ただグラフィックを組み合わせていくだけの教材を購入するよりも安価で、機能を覚えていきながらある程度の時間をかけながらじっくりとつくっていけるというのが、このSpringin'の良さといえるだろう。

そのほかにも、つくった作品をキャンペーンやコンテストに応募することも可能。現時点では「コロコロゲーム」作品を募集中で、優秀な作品は「イチ推しワーク」としてアプリ内やホームページ上に掲載される。ただ作品をつくるだけでなく、それを評価してもらえるというのは嬉しい。

Springin'では定期的に各地でワークショップを実施中。今後開催予定のワークショップのお知らせやワークショップのレポートなどもホームページ内で随時更新されるので、この記事でSpringin'に興味を持った人は、まずは無料版のアプリをダウンロードし、ワークショップに参加してみてはいかがだろうか?



文:安東 渉(EditReal)
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