若者がInstagramやLINEではなくSnapchatやSNOWなど「消えるSNS」にハマる理由 | RBB TODAY

若者がInstagramやLINEではなくSnapchatやSNOWなど「消えるSNS」にハマる理由

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若者がInstagramやLINEではなくSnapchatやSNOWなど「消えるSNS」にハマる理由
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「Snapchat(スナップチャット)」や「SNOW(スノー)」などの、スタンプや写真加工機能が充実したSNSが若者の間で流行している。InstagramやLINEではなく、なぜログが残せない「Snapchat」や「SNOW」を選ぶのか。その秘密に迫る。

◆“SNS疲れ”から一時的に逃れられる
「Snapchat(スナップチャット)」や「SNOW(スノー)」は、短時間で履歴が消えてしまうことから、「消えるSNS」、「エフェメラルSNS」とも呼ばれている。昨年夏にInstagramが実装した「Instagram Stories(インスタグラム ストーリーズ)」もこれに含まれる。エフェメラル(ephemeral)は、「束の間の」、「はかない」、「短命な」といった意味を持つ英単語だ。

アプリによって異なるが、24時間程度で、早ければ数時間でログが消えてしまう「消えるSNS」。実際SnapchatもSNOWもApp Storeのカテゴリでは「写真/ビデオ」に分類されているほど。豊富なフィルターやスタンプもコミュニケーションを盛り上げているのだが、人気の秘密はやはり「すぐに消えてしまう」という手軽さにあるのだろう。

InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSには履歴が残る。周囲の反応も「いいね」でダイレクトに伝わってくるため、意識はせずとも肩肘を張ってしまうものだ。

また、InstagramやFacebookへの投稿には特に気をつかう。Instagramは見る人にビジュアルで印象付けてしまうし、本名で参加しているFacebookには多少のしがらみがつきものだ。「この写真をアップしたらフォロワーはどう思うだろう」、「この内容はつながってる人全員に見られても大丈夫なんだっけ?」などと気を回すくらいなら、投稿しないほうがマシだと思うことも。その点、消えるSNSなら安心。アプリによって多少の時間差はあれ、楽しく加工して盛った写真や動画は、相手が見たら消えてしまうのだ。友達の反応が気になったり、気合を入れた写真や文面以外は投下しづらいと感じてしまいがちなSNSに比べると、実に気楽に投稿することができるはず。

◆シーンに合わせてSNSを使い分ける時代
Facebookは若者に敬遠され、TwitterやInstagramが検索ツール化する昨今。どのSNSに腰を吸えればいいのかわからず、様子見している人もいるのではないだろうか。

このまま投稿が一番たまっているTwitterを続けるのか、あるいは多くのリア友とつながっているFacebookを温存するのか、いっそ気楽な消えるSNSへ乗り換えるか……。結論から言おう。今は様子見でいい。むしろ使い分けが正解!?

SNOWにハマる某若手俳優は、共演者との日常会話にはLINEグループを、日々の情報発信にはTwitterを、役者仲間と変顔や一発ネタを送り合うときはSNOWを……と、シーンに応じてSNSを使い分けているという。彼がSNOWを始めたのは、ある現場に入って間もない頃のこと。共演者と変顔写真を送り合ううち、キャスト間の輪ができ上がっていたのだとか。

実際、消えるSNSが他のSNSに比べてストレスが少ないという理由からハマる人がいる一方で、他のSNSと併用している人も多い。シーンによってSNSを使い分けているケースもあるかと思えば、消えるSNSで仲のいい友達宛に写真や動画、メッセージを思いのままに送り、好反応だったものだけを他のSNSへ投稿するケースも。おそらく、どれも“正解”なのだ。

シーンに合わせてSNSを使い分ける時代。その中に、ログが残せないからこそ楽しいSNSがあってもいい。どうせすぐに消えてしまうからという気持ちで切り取った瞬間には、気合を入れて撮影した写真や動画にはない、とびきりのリアリティがある。そうした一瞬をスマホに収めるだけでも、消えるSNSを使うメリットはありそうだ。

なお、ログが残らないといっても、スクリーンショットは撮ることができる。若者たちにとって、思い出に残しておきたいチャットや写真のスクショ保存も日常のことらしい。
《乾健次郎》

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