子どもの写真をInstagramやFacebook、TwitterなどのSNSに投稿しても大丈夫? | RBB TODAY

子どもの写真をInstagramやFacebook、TwitterなどのSNSに投稿しても大丈夫?

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子どもの写真をInstagramやFacebook、TwitterなどのSNSに投稿しても大丈夫?
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 子どもが生まれると人は変わる。他人には違いがわからないような写真を大量に撮りため、誰彼かまわず見せたくなるのは、昔も今も変わらない親心。SNSには子どもの写真を見ない日はないというほど多くの画像が上げられているが、問題が起きることはないのだろうか。

◆子どもの画像を投稿するリスクとは
 結論から言うと、「問題は起こりうる」。では、実際にはどのような問題が想定されるのか。

・無断転載・悪用される可能性
ネット回線の高速化にともない、SNSに投稿可能な画像の解像度も上がってきた。現在では、印刷にも耐えられる高画質画像がネット上にゴロゴロ転がっている。実はこうした画像がインターネット上のサイトのイメージ写真として転載されてしまったり、チラシやアイコラの素材として無断使用されてしまう可能性は十分に考えられる。

通常、子どもの画像をイメージ写真としてホームページなどで使用する場合、お金を出してライセンスフリーの画像を購入する。予算があれば、キッズモデルを手配して撮影を行うという手もあるだろう。

しかし、予算がない、時間がないといった理由から、検索にヒットした画像を勝手にダウンロードし、角度を変えたり、一部色を変えたり、あるいは左右反転したりと、加工を加えて使用してしまう輩もいるのだ。最悪の場合、児童ポルノや詐欺サイトに悪用される危険性も。

商用に限った問題ではない。ネットで拾った画像はSNSで自由に投稿できると思っている人は意外に多く、一度ネタとして投下されてしまえば、何千何万という人にシェアされてしまうことも。こうなると回収はまず不可能だ。

・エリアや住所、個人が特定される危険性
瞳に映り込んだ風景から場所を特定する……映画やドラマなどでは使い古されたテクだが、誰もが高解像度の画像を投稿できるようになった現在では、素人でも簡単にできてしまう。瞳を拡大するまでもなく、背後に移った風景から場所が割れてしまう場合もある。

さらに過去の投稿やフォロワーとつながりをたどれば、個人の特定だって不可能ではないだろう。

◆子どもの写真を投稿する際に気をつけたいこと
 絶対に投稿してはいけないというわけではないが、対策は不可欠だ。

・子どもの写真を投稿するなら非公開の「鍵付きアカウント」がベター
不特定多数の人の目に触れないよう、また画像検索にヒットさせないためにも鍵付きアカウントでの投稿をオススメしたい。

投稿ごとに公開範囲を設定できるFacebookでは見せたい人にだけ絞る。Twitterの場合は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」から「ツイートを非公開にする」を選択。アカウント自体に鍵をかけてしまおう。Instagramでは「オプション」→「非公開アカウント」をオンにすればOKだ。

・位置情報は公開しない
FacebookやTwitterに画像をアップする際、写真に埋め込まれた位置情報は自動的に削除されるというが、Facebookには「チェックイン」機能が、Twitterには「位置情報」機能がついている。これらをうっかりオンにしないよう注意! また、ランドマークや有名な看板などが写った、場所の特定が容易な写真の投稿もNGだ。

・他人の子どもが写った写真は投稿しない
自分の子どもの写真を投稿するだけならば「親バカ」で済まされるかもしれないが、他人の子どもとなると話は違ってくる。加工で顔を隠しても元に戻せるという噂もあるのだから、スタンプで隠すだけでは周囲を納得させられないことも。「気配りができない」「危険因子」といったレッテルを貼られないためにも、またトラブルを回避するためにも、他人の子どもの写真は投稿を控えたい。

 ネットの海に放流された画像の回収は至難の技。子どもの写真を投稿する際は、細心の注意を払いたいものだ。
《藤田智美》

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