オンナの麻力!?養成講座「女性雀士に学ぶ麻雀」〜第2回:渡辺洋香プロ「麻雀ってどんなゲーム?」 | RBB TODAY

オンナの麻力!?養成講座「女性雀士に学ぶ麻雀」〜第2回:渡辺洋香プロ「麻雀ってどんなゲーム?」

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ステキ私服の渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロ
  • ステキ私服の渡辺洋香(わたなべ・ようこ)プロ
  • メガネと指示棒で、すっかり先生役になりきってます
  • 1枚牌を山から引いて、いらない1枚を捨てます
  • ホワイトボードを使って、まずは牌の読み方から
  • 麻雀牌の読み方は、発祥の国・中国風の読み方になります
  • みんなすっかり学生時代に戻って、真剣に話を聞いてます
  • 周り方は、必ず逆時計回り
  • 麻雀は、逆時計回りに「東(とん)」「南(なん)」「西(しゃー)」「北(ぺー)」で進みます
 「麻雀(マージャン)のルールがわからない」「雀荘に行くのは抵抗がある」という人のためのオンライン麻雀講座。「はこパラオンライン」で活躍中の女性プロ雀士「まーじゃん娘」が毎回登場しRBB娘たちに麻雀を伝授します。インタビューではまーじゃん娘たちの知られざる魅力にも迫ります。さらにはオンライン麻雀サイト「はこてんパラダイス」(はこパラ)を使って、実際に対戦も。第2回は、麻雀とはそもそもどんなゲームなのか、“基本のき”から渡辺洋香プロが教えてくれます。

◆前回のあらすじ

 “大人のオンナ”に成長することを目指して、麻雀を覚えるために、高田馬場の雀荘にサンタクロースのコスプレで集まった加奈子、みわぽりん、かおりん、アッキー(私)の4人、通称「RBB娘」。しかし誰1人ルールがわからず、初日から頭を抱えるハメに。そこに通りかかったのが、女性プロ雀士の渡辺洋香(わたなべようこ)さんと手塚紗掬(てづかさきく)さん。そして2人は、私たちの先生役となってくれることになりました。

◆麻雀講座がいよいよスタート!

 サンタコスプレから数日……。麻雀への想いは募るものの、いまだ麻雀デビューを飾れない私たちRBB娘は、いよいよ本格的な麻雀勉強を始めることに。まずは、渡辺洋香プロに、基本を教えていただくことになりました。

 渡辺プロは、女性から見ても、私服が超カワイイ! しかも先生役ということで、さりげにメガネと指示棒まで身に着けてのご登場。ボードの前に立って、いよいよ麻雀講座がスタートしました。

◆ついに謎解き!? そもそも麻雀ってどんなゲーム?

---さて、そもそも私たち4人は、麻雀のルールがまったくわかっていません。知っているのは、「4人でやること」「牌を使うこと」ぐらい。先生、これで正しいですか?

「そうですね。3人でプレイするルール、さらに2人でプレイするルールもありますけど、基本的に、麻雀は4人で行います」

---この牌は、どう使うんでしょう?

「トランプと同じで、自分の手元にまず13枚の牌を置きます。ここに1枚、ツモってきた牌を足します。この14枚の手牌で、“綺麗な組合せ”を作ればいいんです」

---14枚も手元に牌があるんですか!? すごく多いですね。

「そうですね。でも作る形は基本的に決まっていて、3枚1組のセットを4つ、それと同じ牌2枚のセットを1つ、これで14枚になるんですね」

---3+3+3+3+2、で組合せを作ると……。

「そう。この組合せによって、いろんな“役”があって、点数が変わってきます。だから、1枚牌を引いたら、いらない1枚を捨てていって、それを繰り返します。で最後にでき上がった役に応じて、点数が入ります」

「そうですね、トランプだったら、セブンブリッジやポーカーを思い出せばいいでしょう」

◆麻雀で使う牌は全136枚!

---麻雀の牌も、トランプみたいにいろんな種類があるんですね。

「そうですね。まず麻雀牌は、数字が書かれた『数牌(すうはい)』と文字が書かれた『字牌(じはい)』に分かれています。さらに数牌には、竹で数字を表した『索子(そうず)』、筒の切り口で数字を表した『筒子(ぴんず)』、萬(万)の字を使った『萬子(まんず)』の3タイプがあります」

---ようするに、索子、筒子、萬子、字牌の4タイプですね。

「そう考えるといいでしょう。ちなみに索子、筒子、萬子は、1から9までの9種類があります。字牌は東(とん)南(なん)西(しゃー)北(ぺー)の4つと、白(はく)発(はつ)中(ちゅん)の3つ、計7種類があります。あと、漢字や数字は、発祥の国・中国風の読み方や順序で読むのがスタンダードね」

---複雑になってきました。ええっと、数牌が3タイプで9種類、字牌が東南西北白発中で7種類……。

「そうです。しかも同じ牌が4枚ずつあります。ですから、3×9×4と、7×4を合計して、全136枚の牌を使うことになります」

---トランプより、枚数も種類も多いんですね。

「最初はとまどうかもしれないけど、慣れれば大丈夫ですよ。それに、トランプと同じで、ゲームが進むと“どの牌がまだ残っているか”が重要になるから、牌の種類を把握していることは大切なの」

---先生、このなんにも書いてない牌は、予備の牌ですか?

「いえいえ、それが『白』の牌なんですよ。だから、それは何も書いてないんじゃなくて『白(はく)』と書いてあると思ってください」

◆中国の雄大な景色を感じつつ、山からツモって河に捨てる

---ゲームは、1枚牌を引いていらない1枚を捨てる、というのを4人で繰り返すんですね。

「まず最初の人がいらない1枚を捨てる。次に右隣の人が1枚持ってきて、いらない1枚を捨てる。逆時計回りの順番でこれをどんどん繰り返していけばいいのよ」

---この牌は、どこから持ってきて、どこに捨てるんでしょうか?

「目の前に、壁のように牌が積んであるでしょ? 全自動麻雀卓だと自動的に出てきますけど、これがツモっていく牌で『山』と言います。捨てる牌は、数字や文字が書いてある側を上にして、自分の目の前に捨てます。この捨てた牌は『河』と言います。普段は意識しなくていいけど、用語として覚えておいてくださいね」

---こうして山が出てくると長いですね。

「だいたい、1回のゲームで20回近く牌の入れ替えができますよ」

◆手元の牌は14枚。3枚セットを4つ作るのを目指そう

---とにかく、3枚1組のセットを作っていけばいいんですよね?

「さっき話したとおり、3枚1組のセットを4つ作るんだけど、このセットは『並んだ数字』『同じ数字』『同じ字牌』のどれかに決まっています。たとえば『1萬・2萬・3萬』は1セット、『6筒・6筒・6筒』も1セット、『発・発・発』も1セットです」

---『8萬・9萬・1萬』や『白・発・中』はダメなんでしょうか?

「ダメですね。それは麻雀の役ではセットになりません」

---これだけ牌の種類が多いと、手元に14枚あっても、なかなか揃わないような気がしてきました。

「そう、なかなか難しいですよ〜。だから“どれを残してどれを捨てるか”の判断が、勝つためのポイントになるんですよ」

---何かコツはあるんでしょうか?

「まずは、『4・5』『6・7』など、続いた数字の組を残していくといいでしょう。つまり『2・5・6』とあったら、『5』や『6』の牌より『2』の牌が不要、ということです。『5・6』とあれば、『4』が来ても『7』が来ても、次に1セットでき上がりになりますからね」

◆基本は両面待ち。上級者になって『筋』を理解したい!

---3枚セットに必要な牌って、必ずしも1種類だけ、じゃあないんですね。

「いま説明したように、続いた数字を残していくと、最後に必要になる牌に規則性が出てくるのよ。たとえば『2・3』と残していたら必要なのは『1』『4』、『3・4』と残していたら『2』『5』というふうに。これが、基本中の基本の『両面待ち』(りゃんめんまち)という形です」

 残した牌  必要な牌
 2・3    1と4
 3・4    2と5
 4・5    3と6
 5・6    4と7
 6・7    5と8
 7・8    6と9

 ここで、なぜか携帯電話を取り出す洋香先生。

「ちょっと上級編だけど『筋(すじ)』という言葉を説明しておきましょうね」

---筋、ですか?

「携帯電話の番号をよく見ると、『147』『258』『369』って並んでるんだけど……」

---あ〜! 必要な牌の並び方と、携帯電話の番号の並び方が同じだ!

「そう、ちゃんと規則性があるんですよ。これを筋っていうの。麻雀には、こういったパズルみたいな美しい規則性がたくさんあるんですよ」

---すごい! 数字の待ち方って、ほかにもあるんですか?

「『4・6』みたいに、穴が開いた形で待つ『嵌張待ち』(かんちゃんまち)、『1・2』みたいに、端っこで待つ『辺張待ち』(ぺんちゃんまち)というのもありますよ。『8・8』みたいに、同じ牌で3つめを待つのもOKね」

---実戦になったらもっと複雑だろうし、なかなか覚えられないような気がします。

「まだまだ全然複雑じゃあありませんよ。たとえば『2・3・4・5・6』という5枚があったら、何待ちかわかる?」

---え? だってもう、『2・3・4』は1セット出来上がってますよね。ということは『5・6』が残ってるから、待ちは『4』と『7』ですよね?

「ところが、この並びは『4・5・6』が完成と見てもいいの。だから、残った『2・3』で『1』と『4』でも3枚1組になるんですよ。だから結局は『1』『4』『7』の3つとも有効なのよ! これが、さっき教えた筋の応用なのよ。ちなみにこれは『3面待ち』といわれるパターンね」

---うわ〜〜〜、凄い! 複雑だけど面白いですね。

「こういったパターンもあるから、どの牌を残して、どの牌を捨てるか、その選択がとても重要になってくるんですよ。では、ここから手塚紗掬プロにバトンタッチしますから、実戦での流れに沿って、牌選択の基本テクニックを説明してもらいましょうね♪」

---というわけで、とってもとっても前途多難な気はしますけど、とてもわかりやすい説明で、なんとなくわかった気にもなってきました(笑)。なにより、知的な頭脳ゲームということがハッキリとわかり、ますます麻雀に興味が湧いてきました。でも次回はいよいよ実戦形式? さてどうなることか……。

◆今日覚えたこと
・麻雀は、自分の手元に置いた14枚の手牌で、“綺麗な組合せ”(役)を作るゲームだ
・数字が書かれた「数牌(すうはい)」と文字が書かれた「字牌(じはい)」に分かれている
・数牌は、「索子(そうず)」、「筒子(ぴんず)」、「萬子(まんず)」の3タイプがある
・麻雀牌は全136枚。牌を1枚、山から引いて、手牌の中からいらない1枚を河に捨てていく
・それを逆時計回りに4人で繰り返す。牌を入れ換えるチャンスは20回くらいある
・「3枚1組のセット」を4つ作る。さらに「2枚の同じ牌」が必要
・3枚セットは「並んだ数字」「同じ数字」「同じ字牌」
・数字の並びを作っていくと、「筋(すじ)」のどちらかが残ることが多くなる

 続いて、渡辺洋香プロのインタビューをお伝えしますので、そちらもお見逃しなく。
《藤原晶子》

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