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新型iPod nanoはかつてのiPod miniとiPod nanoサイズにぎゅっと縮小したような印象のデザイン。左右両端が丸くなったアルミのケースにはいってる。でも前モデルのnanoより薄くなった。しかも若干軽い。
それ以上に違うのは質感。アルミのせいもあるし、色が鮮やかなせいもある。
液晶モニタが明るくなったせいもある。液晶モニタの輝度が上がったからである。モニタは解像度やサイズ(1.5インチで176×132ピクセル)はそのままで、明るさがあがった。
 | | 初代iPod nanoと新型iPod nanoを比べてみた。明るさ以上にコントラストがはっきりして見やすくなっているのがわかると思う |
素晴らしいのは、余計な機能追加をせずにiPod nano本来の良さを伸ばす方に力を入れたこと。
ビデオ機能など高機能系はiPodにまかし、nanoはより薄くより軽くよりカッコよくを追求するわけである。
逆にiPod nanoの欠点はしっかり直してきた。それはバッテリーの持ち。やっと公称で24時間持つようになった。実際に24時間使うことはなくても、基本的にバッテリーの交換が自分でできない構造なので、1年以上使っているとバッテリーが劣化して持ちが悪くなる。そうなったとき、劣化して能力が50%に落ちても12時間は聴けるわけで、そういう意味でもよい。
見た目だけでなく新機能も付いた。
基本機能……音楽を聴く、写真を見る、Podcastやオーディオブックを聴く、ちょっとしたアクセサリを愉しむ(時計とかゲームとか)という点では変わらないが、検索機能が付いた。
 | | ホイールを回していると途中から頭文字が表示される |
ホイールを回してるとその頭文字が表示されてだいたいの位置がわかったり、文字で検索したり。
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| 「ce」といれるとceが使われている曲名、アルバム名、アーティスト名がこのようにリストアップされる |
ただ、見てわかるように英語だけなので邦楽をたくさん聞く人にはあまり意味がないかも。あとはギャップレス再生への対応もうれしいところ。
●旧型nanoとの微妙な互換性
旧型nanoとの互換性だが、まずドックコネクタは継承されてる。ユニバーサルドックを使う分にはまったく問題ない。
 | | 従来のユニバーサルドックへも本体に付属するアダプタでこのようにしっかりと収まる |
ただ、ドックコネクタとヘッドホンジャックの位置が少し変わったので、nanoを首から提げてつかうためのレイヤードヘッドホンは専用のものが必要だ。店頭で買うときは、新型nano用か旧型nano用かを確認すること。ほかにもドックやヘッドホンジャックの位置関係に依存するアクセサリには要注意だ。
 | | 裏から見るとちょっと位置がずれてるのがわかる |
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| レイヤードヘッドホンもコネクタ部が変更されてるので注意 |
もう1つ、付属するヘッドホンが改良された。今までのヘッドホンは大きめで耳が小さい人には使いづらかったが、今回からは一回り小さくなり、デザインも滑らかに。その代わりイヤーパッドは付いてこないので、付けたい人は別途どっかで探してくる必要がある。
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| 滑らかな曲面で構成されていて、一回り小さくなったのが新型ヘッドホン。耳あたりがよくなった |
わたしはパッド付に慣れちゃったので、旧型ヘッドホンについてきたパッドを装着してます。
●清く正しく進化したnano
そんなわけで、清く正しく、しかもよりカラフルで選択が楽しくなる方向へ発展した新型iPod nano。旧iPod nanoユーザーが買い換える必要はない。でもiPod miniであったカラーバリエーションが復活したのはうれしい限りで、そろそろ新しいのが欲しいと思ってた人は是非買うべき。
4Gバイトあれば日常的に聴く曲は全部はいるし、バッテリーの持ちもいいし、何より首からぶら下げても負担にならない軽さ(40g)と薄さ(6.5mm)はほかにはない魅力だ。
(荻窪圭)
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■著者紹介
荻窪 圭(おぎくぼけい)
東京農工大学数理情報工学科在学中の1980年代後半にパソコン誌のライターとしてデビュー。以後、Macやデジカメを中心にデジタル系ライター・評論家・コラムニスト・ときどきカメラマンとして各媒体に執筆中。現在、Web媒体ではITMediaなど、紙媒体では「デジタルフォト」(ソフトバンクパブリッシング)、「日本カメラ」(日本カメラ社)などに連載を持つ。主な単行本として「デジカメ撮影の知恵」(宝島社新書)などがある。95年にホームページを作成し、現在はホームページで日記を書いているほか、混沌の猫屋敷はビデオポッドキャストの配信を実験的に行うなど、ネット上でもあれこれ遊んでいる。趣味は猫と自転車。デジカメの作例撮りにはもっぱら自転車ででかける。
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