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2006年11月10日
清く正しく進化したiPod nano カラバリも6色に増えて選択が楽しい
 | | iPod nano(第2世代) |
2006年秋、iPodシリーズがフルモデルチェンジを果たした。
最近、iPodのフルモデルチェンジはiTunesのバージョンアップとiTunes Music Storeのグレードアップが同時に行われるので、iPodの新製品というよりは、「iPod環境のバージョンアップ」と捉えたほうがいい。
どちらかというと、iPod環境のバージョンアップと、それに伴う新型iPod登場、といっていいくらいかも。
だから新型iPodを買わない人でもいろいろと影響があり、動向から目が離せないのである。
とりあえずこれはiPod nanoのレビューなのであるが、最初にその「iPod環境バージョンアップ」の概要だけまとめておこう。
まずiTunes。iTunesが7.0(2006年11月時点では7.0.2)にバージョンアップ。基本構成は変わらないものの、ライブラリリストの構成が変わったり、ギャップレス再生に対応したり、CoverFlowビューが追加されたり。Cover Flowは同名のオンラインソフトを買い取って追加した機能。ジャケットをめくりながらアルバムを探せるという感覚がすごく楽しい。
 | | CoverFlowでアルバムを選ぶ。左右の矢印キーでスクロールさせるとすごく気持ちいい |
まあiTunes自体はある程度完成されているソフトで余計な機能追加は使い勝手を損ねるだけという諸刃の剣ではあるが、今回のCoverFlowは演出としても実用面でもけっこう楽しい。
となると、ジャケットのないアルバムの画像をどうするかがとても気になるわけで、今までは各自、amazonなどのサイトでジャケット画像をコピーしたりしてたわけだが、iTunes 7から、iTunes Storeにあるアルバムのアートワークを自動的にひっぱってきてくれる機能が付いた。CDからリッピングしたアルバムでも、iTunes Storeにそれがあれば、アートワークだけダウンロードしてくれるのだ。とってもよいことである。まあiTunes Storeにないアーティストが多いので全部をそれで埋めるのは難しいのだが。
iTunes上でのiPodの管理も整理された。iPodのファームウエアアップデートも復元もiTunes上からできるようになったし、iPod関連の機能が「デバイス」としてひとつにまとまった。これは便利。
 | | iPodをつなぐとここでまとめて管理できる。容量が図示されるようになったのもいい |
iTunesとともに変わったのがiTunes Store。iTunes Music Storeから「iTunes Store」に名前が変わった。
米国ではテレビ番組に続いて映画の配信が始まり、コンテンツのサイズがVGAになり、さらに新型iPod用のゲーム配信も始まったこともあって、「Music」の文字を取ったのだろう。
日本ではテレビ番組も映画の配信もないが、MusicVideoなど既存の映像コンテンツは画像サイズはVGAになっているため、パソコンの画面で観ても十分楽しめるクオリティとなったのはありがたい。ほんと、日本ではあとはコンテンツの充実だけだ。
今VGAサイズでの配信を行っておけば、将来、iPodの解像度がVGAに上がっても対応できる。で、やっとこれらと密接に関連するiPodの話。
メインモデルであるiPodは5.5世代になった。基本的デザインなどは前モデルを踏襲。だが5.5世代になったおかげで、ゲームで遊べるようになった。が、第5世代iPodでもファームアップによってギャップレス再生やゲームは楽しめる。これは素晴らしい。
iPod nanoはデザイン一新の上、5色(さらに10月には「(product)red」に参加するレッドが追加された)とカラバリが増えた。
長く待たされたiPod shuffleは、従来のコンセプトそのまま……つまり、液晶モニタもないシャッフル専用プレーヤーを保ちつつ、本体にクリップがついてさらに小さくなった。これはすごい。
てなわけでやっと本題のiPod nanoである。
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