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2006年10月2日
ボーズ、最新ノイズキャンセリングヘッドホン「QuietConfort 3」の効果は?
 | | QuietConfort 3。10月2日発売で、価格は47,250円 |
耳に届く周囲の雑音と真逆の波形を持つ空気の振動(雑音波と逆位相の音)を用いてノイズを低減するノイズキャンセリングヘッドホン。国産、海外製を含めさまざまな製品が投入されているが、その中でもユーザーから圧倒的に支持を受けているのがボーズのQuietConfortシリーズだ。
そのQuietConfortシリーズに新しい製品が加わった。従来の耳を完全に覆う密閉型のQuietConfort 2と併売する形で、耳乗せ式の小型イヤーハウジングを持つQuietConfort 3が追加されたのである。
結論から言えば、QuietConfort 3は従来機を大きく上回る、実際に体感できるほどのノイズキャンセリング効果を得た上で、大幅に持ち歩きやすさを向上させた。ただし、装着感では従来機を完全に上回っているとは言い難い。バイヤーはQuietConfort 2と3の選択で悩ましさを感じることだろう。
●QuietConfortシリーズが支持される理由
あまたの数が存在するノイズキャンセリングヘッドホンの中で、高価なQuietConfortシリーズが支持されるには理由がある。
第1にノイズキャンセリング効果が高いこと。同種の製品は多数あるが、いずれもアクティブなノイズキャンセル機能による効果は“う〜ん、こんなものなのか?”と首をかしげたくなるものも少なくはない。しかしQuietConfortシリーズは、いずれもその効果がハッキリしており、快適性を実感できる。
第2に音質が比較的良い。静かな場所で使う場合の音質は、非ノイズキャンセリングヘッドホンの方が良い。これはQuietConfortでも同じで、後述するが今回のシリーズ3作目でも細かな注文はたくさんある。しかし、細かなニュアンス、一部の音の強調感など、いくつかの点を除けば整った、つまりきちんと調整され、作られた音にはなっており、他の特に低価格な製品とは一線を画している。
第3にユーザーに対する細かい配慮。また飛行機用のプラグアダプタの装備や、(音楽を聴かず)ノイズキャンセリング効果だけを得たいユーザーのために、接続コードが取り外し可能になっていることなどが挙げられる。
 | | 飛行機用のプラグアダプタも装備 |
筆者自身、いくつかの国産ノイズキャンセリングヘッドホンを購入して失望し、これならば耳栓型の遮音効果が高いイヤホンの方が遙かに良いと思っていた。しかしマイナーチェンジ後のQuietConfort 2に触れて、これならば飛行機や電車での長時間移動時の疲れを軽減できると確信しユーザーとなった。
今回のQuietConfort 3は、その後継機種として、より適応範囲、つまり効果的に利用できるフィールドを広げることに成功している。
●QuietConfort 2と3の違い
 | | QuietConfort 3(左)、QuietConfort 2(右) |
QuietConfortシリーズ全体の魅力は前述したとおりだが、では併売されるQuietConfort 2と3の違いは何だろうか。この違いはQuietConfort 2に対する消費者の声を盛り込んだが故のものだと思う。
まずは全体に小型化されたこと。両製品ともイヤーハウジングを回転させることでフラットになる設計になっているが、QuietConfort 2は耳を完全に覆うフルカバーイヤーハウジングを採用しており、そもそもイヤーハウジング全体のサイズ、厚みが大きい。このため鞄の中への収まりが少々悪い。
しかしQuietConfort 3は耳乗せ式のイヤーハウジングに変更。これにより、薄めの鞄の書類ポケットに無理せず収まるようになった。QuietConfortシリーズお馴染みのキャリングケースも薄く、小さくなり、可搬性は大幅に向上した。
 | | ハウジング部 |
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