|
●高速なビューアー機能、200枚のJPEGも10秒でサムネイル
フォトのつばさ Proの特徴はなんといっても、非常に高速なビュアー機能だ。ビューアー機能では、フォルダとサムネイル画像を表示する「ブラウザモード画面」と、サムネイル画像と拡大画像を表示する「ローカルモード画面」の2つが用意されている。それぞれ、[Enter]で切り替えられる。
 |
 |
| ブラウザモード |
ローカルモード |
多くのビューアーソフトの場合、サムネイルが並んでおり、これをダブルクリックすることで拡大画像が開くようになっている。しかし、フォトのつばさ
Proのローカルモード画面では、サムネイルを選択するだけで拡大画像が表示されるのだ。さらに、ローカルモード画面に切り替えると、自動的にフォルダの写真を読み込んでいくので、高速に拡大画像が表示できる。そのため、多くのビューアソフトよりも高速に写真が確認できるのだ。
このローカルモード画面だが、大量の物理メモリを消費する。画像ファイルを読み込んで高速に表示させるため、メモリに画像データをキャッシュしているという仕組みが容易に想像できるのだが、タスクマネージャで確認したところ500Mバイト近くも消費している。
設定を確認したところ、常駐するメモリの容量が設定できる項目があった。ここでは、「メモリに常駐しない」「物理メモリの50%まで常駐する」「左記の容量までメモリに常駐する」の3つが設定できる。デフォルトでは、「物理メモリの50%までで常駐する」に設定されているので、ここは適切に設定を変えた方がいいだろう。
1Gバイトのメモリで、50%までで常駐するに設定して使ってみたが、大量の写真を読み込むと、ほかのソフトの動作が非常に重たくなる。必要に応じて常駐するメモリのサイズを変更したほうがいいようだ。

140枚の写真を読み込んでみた。読み込み前は、メモリの使用量は500Mバイトだったが読み込んだ後は、1Gバイトを超える |
このように、大きな写真を高速に読み込みとなると、PCに高いスペックが要求されそうだ。
検証用に利用したPCは、「VAIO TR」(PCG-TR1/B)。発売は2003年6月であるため、CPUはPentium
M 900MHz、メモリは1Gバイト、HDDは30Gバイトなど非常にスペックが低い。さらに、1.8インチのHDDを利用しているため、3.5インチや2.5インチのHDDと比較すると転送速度が遅いだろう。
しかし、このような低いスペックのPCでも高速に写真が閲覧できる。D70で撮影したJPEG画像(1枚あたりおおよそ1.5Mバイト、2,000×3,000ピクセル)200枚を読み込ませてみたが、11秒ですべての写真のサムネイルが表示される。さらに、拡大写真もスムーズに読み込める。ちなみに、「Adobe
Photoshop Elements 3.0」で同じ写真を読み込むと20秒、「Paint
Shop Pro 9」だと1分13秒もかかった。
|