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Part 4:製品レビュー
(I)小型軽量HDDプレーヤー編
Rio Carbon − リオ・ジャパン
製品情報
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 | | Rio Carbon |
デジタルオーディオプレーヤーの老舗であるリオの最新HDDプレーヤーがRio Carbon。5GバイトのHDDを内蔵しながら非常につるっとしていて薄く、丸みを帯びたユニークな形状だ。重さも88gと非常に軽い。
角がラバーコーティングされているのもいい。裏目が光沢のあるアルミ仕上げなのはややiPodを意識したか。
●基本操作はシンプル
正面に再生関係のボタンとセンターボタンがあり、右肩にジョグダイヤルとメニューボタン、左肩に電源ボタンという構成だ。
電源ボタンを押すとロゴやボタンが赤く光り、液晶ディスプレイのバックライトがつく。液晶ディスプレイはかなり小さくクオリティもいまひとつ。ちょっと昔の液晶という感じだ。でも文字が小さくて漢字がかなり省略されるが日本語もきちんと表示されており、曲名やアルバム名を見るには問題ないだろう。再生位置を示すスライダーもある。
バックライトはフェードアウトしながら消えるなど細かいギミックもある。
基本操作は右側面のメニューボタンを押し、ジョグダイヤルを回して項目を選び、ジョグダイヤルをクリックして項目を変更して、本体全面の実行ボタンで決定、というもの。実行ボタンがやや遠いので片手での操作はやや困難だが、慣れればそう戸惑うことはなさそうだ(なお、決定ボタンはジョグダイヤルのプッシュでも代替できる)。
また、メニュー操作時はジョグダイヤル以外にも、再生・早送り・巻き戻し・停止のボタンを十字キーとして使えるので、カーソルキーの方が慣れている人にはこれもまたよい。
 | | ジョグダイヤルで、音量調整や項目選択が行える |
このジョグダイヤルは再生時は音量調節になり、メニューボタンを押すとメインメニューから様々な機能を選ぶことができる。ただ、ジョグダイヤルを反時計回りに回すと音量アップ、時計回りだとダウンというのは感覚的に逆じゃないかと思うのだがどうだろう。
●基本機能は音楽中心だがストップウォッチなんてものも
曲再生機能には曲をアルバムやアーティストのみならず、ジャンル、発売年などでたどる機能があり、なかなか豊富。おもしろいのは新着音楽(1日、2日、1週間、1カ月から新しく追加した曲をリストアップしてくれる)機能だ。新しく追加したアルバムを聴きたい、ということは多いわけでなかなか有効だ。
気に入った曲をブックマークする機能もある。
 | | メインメニュー画面 |
再生以外の機能ではボイスレコーダーとストップウォッチに注目。特にストップウォッチはユニークなアイデアでおもしろい。
気になったのはホールド機能。こういう小型プレーヤーではポケットやバッグ内での誤動作を防ぐためのホールド機能が欠かせないが、Rio Carbonでは独立したスイッチではなくメニューの中にあるのだ。これはちょっと不便かもしれない。
●パソコンとの連携は
パソコンとはUSBケーブルで接続する。Rio Carbon側の端子はmini Bと呼ばれる標準的なものなので汎用的なケーブルが利用可能だ。接続するとパソコンにはストレージとして認識され、ハードディスクとして使うこともできる。
付属ソフトはRio Music Manager。シンプルな音楽管理・リッピングソフトで、Rio Carbon内のデータと自動同期できるのが特徴だ。DRM対応のWMAファイルには未対応だが、音楽CDをリッピングするのみでオンライン音楽配信ストアで曲を買うことはないという人にはこれで十分かもしれない。Rio Carbon用のプレイリストの作成も可能だ。ただし、以前作成した日本語の曲名・アーティスト名が文字化けするという現象に見舞われた。文字化け解消のオプションを使っても同様だが、Windows Media Playerなどでは問題なく処理できたデータだけに残念だ。
 | | Rio Music Manager |
Mac OS XではプラグインによってiTunesに対応している。自動同期やプレイリスト機能は使えないが、iTunes上で曲の転送が可能だ。
せっかくだから、音楽CDのリッピングのみならず、オンライン音楽配信ストアで曲を買いたいという人はWindows Media Player 10を使うのがいい。自動同期やプレイリストの作成はできないが、オンラインストアで購入した著作権保護された楽曲の利用が可能になる。
なお、薄型軽量ながらバッテリーは約20時間持つ。ただしバッテリーの交換は自分ではできない。
薄くて柔らかい形状でバッテリーが持つというRio Carbon。Rio Music Managerも使いやすく、なかなかよくまとまった製品だ。音質も変なクセがなくて聞きやすい。トータルの使い勝手面と価格ではiPod miniに劣るものの、携帯性重視でWindows Media Player 10のオンライン音楽配信を利用したい人には悪くない選択だ。
Part 1:デジタルオーディオプレーヤーの歴史
Part 2:ポータブルデジタルオーディオプレーヤーの現状
Part 3:パソコンへの接続方法とソフトの種類
Part 4:製品レビュー
(I)小型軽量HDDプレーヤー編
・iPod mini ― アップルコンピュータ
・Rio Carbon ― リオ・ジャパン
・Zen micro と MuVo2 ― クリエイティブメディア
(II)大容量HDDプレーヤー編
・iPod photo ― アップルコンピュータ
・H340 ― アイリバー・ジャパン
・gigabeat F20 ― 東芝
・NW-HD2 ― ソニー
Part 5:まとめ
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