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撮影機能はマニュアル系機能と5つのシーンモードとフルオートという構成。フルオート時はコニカミノルタならではのフルオートシーンセレクターが働き、自動的に最適なシーンが選ばれる(オート、人物、スポーツ、風景、夕景から選ばれる)。
細かい設定はメニューで行う。メニューは画面がスクロールしないよう3つのタブに分かれており、ホワイトバランス、フォーカスモード、ISO感度などのほか、カラーモード(ナチュラルかビビッドかモノクロかセピアか)、シャープネスコントラストなどの設定が可能だ。マニュアル系機能が充実しているのは非常にナイス。
 | | メニュー画面 |
ISO感度は50-400まででオートでは50-200の範囲で自動的に決定される。ただ、シーンモードのポートレートや夜景の時も周辺が暗いとISO感度が200に上がってしまうのはよくない。特に夜景時は増感すると空に細かいノイズが浮くので、本来ならISO50固定にすべきだったろう。
動画機能は640×480ピクセルの30fpsを実現。Z2で設けられた800×600ピクセルの15fpsというモードがなくなったのは残念だが、デジカメの動画機能としてはハイレベルで、動画撮影中のズーミングやAFも可能だ(中には動画中はズーミングが不可能でAFも固定という機種も多い)。
全体に非常に高速でキビキビ動作するDiMAGE Z3であるが、ただ、メニュー操作の反応だけは鈍い。とっさに設定を変えるときにはイライラすることもある。ここだけは残念だ。
バッテリーは単3形電池4本。アルカリ乾電池を使ったときはCIPA準拠で約170枚の撮影が可能だ。枚数的には少ないが、本格的に使う人はニッケル水素充電池を使うケースが多く、その場合はもっと持つ。確かに電池の持ちがいいとはいいがたいが、ニッケル水素充電池を使えば十分なレベルといっていい。
●カジュアルな高倍率ズーム機としてイチオシ!!
ぶっちゃけた話、現在、400万画素以上で12倍ズームで手ブレ補正機能付きの高倍率ズーム機はDiMAGE Z3とパナソニックのFZ20の2つ。だから手頃な高倍率ズーム機が欲しいとなるとこの2台が強力な候補となるわけだが、レンズのスペックではFZ20の方が上だ。ただZ3の方がボディは小ぶりでAFは高速。質実剛健系の機能重視で選ぶならFZ20もいいが、カジュアルな感覚でキビキビ使える高倍率ズーム機ならZ3だなと思う。このカジュアルな質感やデザイン、それでいて高倍率で手ブレ補正付きというスタイルは好き嫌いでいえば、好きである。
これならばある程度気軽に持ち歩き、走る犬やちょっとその辺に近寄ってくれた野鳥やあるいはスポーツ観戦のお供にしたり、運動会や競技会などのイベントを撮るのにすごくいい。「今日は写真を撮るぞ」と気張らなくても何気なく持って行ける感じがいいのだ。その辺がZ3を高く評価する理由でもある。
発売当初は初期製品の一部にノイズが出たり内蔵時計がおかしくなるなどの不具合があったようだが、2004年9月21日正午よりファームウエアのアップデートによって対策がなされたので、DiMAGE Z3ユーザーはアップデートを、さらにWeb上の情報などで不安を持っていた人は安心していいかも。
(荻窪圭)
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