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新しい“Office”はここが違う
第1回:Microsoft Office Systemとは?
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待望のOfficeの新バージョン『Microsoft Office 2003』が、マイクロソフトより2003年10月24日(金)にリリースされる。日本では1993年6月に「Microsoft Office 1.0日本語版」が発売されて以来10年、7代目となる。
Officeのバージョンアップは、その時々のユーザのニーズに応えてきただけではなく、一歩先を見据えたコンセプトを掲げ、ユーザのニーズを誘導してきたといっても過言ではない。「Office XP」発売から約2年の年月を経て、さらなる変貌を遂げた新しいOfficeの全体像を、発売日に向け、今回から数回にわたって紹介していく。
なお、本稿は発売前の「プレリリースキット2003」を使用して執筆している。製品版とは画面の構成や機能などが異なる場合もあることを、あらかじめお断りしておく。
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■Microsoft Office Systemとは
OfficeといえばWord、Excel、Outlook、PowerPoint、Accessなど、多種類のアプリケーションソフトを揃えたスイートパッケージである。現バージョンOffice XPの後継となるのが『Microsoft Office 2003』(以下、Office 2003)だ。これらは、仕事の生産性を向上させるために不可欠なデスクトッププログラムだ。
だが、新しいOfficeはスイートパッケージだけではない。この『Office 2003』を中核として、その他のアプリケーションソフトやサーバ、サービスを含めて『Microsoft Office System』(以下、Office System)という製品群を構成する(図1)。
各アプリケーションの機能アップに加えて、こうしてシステムとして再構成することによって、Office Systemの開発目標である“「人」、「情報」、「ビジネスプロセス」を密接につなぎ、情報を最大限に有効活用する”ことが可能となる。
具体的には、『Office 2003』にFrontPageやVisioなどの既存アプリケーションと、XMLオーサリングソフト『InfoPath 2003』と電子メモソフト『OneNote 2003』という2つの新アプリケーションを追加し、XML機能やセキュリティ機能の強化、サーバ製品との連携強化、各種オンラインサービスの提供などによって、次のような多岐にわたるビジネスの問題に対処できる。
◆情報への容易なアクセス、理解と吸収を支援
ビジネスユーザが情報をより深く理解し、より効果的に行動できるよう、ビジネス情報へのより簡単なアクセスを提供する。
◆迅速な意思決定支援
ビジネス情報を的確に把握でき、変化に対応するための組織の能力を高める。
◆スマートなチームワーク
チームおよび組織内での共同作業をスピーディに行う。
◆個人の生産性向上
文書作成にとどまらず、情報を個人の力に変え、ビジネス環境で貢献できるようにする。
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| 図1:Microsoft Office Systemを構成するアプリケーションソフトとサーバ |
このOffice製品のシステム化によって、各アプリケーション名が少し変更される。たとえばWordの正式名称は『Microsoft Office Word 2003』、FrontPageは『Microsoft Office FrontPage 2003』など、“Office”が間に挟まってOffice Systemの一アイテムであることを明確に示すことになる(Projectは除く)。
ちなみに、前バージョンのexperience(体験・経験)を意味する“XP”は、今回は使われていない。やはり発売年を製品名に盛り込む表記のほうがわかりやすくてよい、ということなのだろう。
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