|
WindowsのブロードバンドアプリがMacintoshでも使える!
Virtual PC 6 for Mac
日本語版 with MS-DOS
 |
Mac OS Xが登場して早2年。リリース当初はソフトが不足していたものの、今では支障のないレベルまで整備されている。しかし、財務・会計などの専門性の高いソフトやゲームは、Windows版しかリリースされていないのが実情だ。普段はMac
OS Xで不便を感じないが、ときどきWindowsを使いたい——今回紹介する「Virtual PC 6」は、こんな希望をかなえるソフトだ。
また、ブロードバンド利用者の観点からすると、Windows対応のネットワーク機器の設定をVirtual
PCで行えると非常に便利だ。これらは設定さえ行えば、あとはMacでも問題なく利用できるものが多い。
目的志向の「ツール」としてVirtual PCをとらえ、その真価を見ていくことにしよう。
|
Mac OS上に仮想PCを構築
PC/ATのハードウェアをまるごとMac上に再現
Virtual PC 6(Virtual PC)は、PCハードウェアをエミュレーションするソフトウェアだ。PC全体をエミュレーションしているため、LinuxやFreeBSDのようなWindows以外のOSも実行できる。Virtual
PCには、Mac OS向け製品のほか、Windows向けの「Virtual PC for Windows」があり、最新のOS環境上で古いOS用のアプリケーションを利用するような場合に利用されている。
 |
| 左上がWindows XP、右上はインストール中のWindows
98セカンドエディション、右下はRed Hat Linux 8.0の起動画面 |
今回ご紹介するMac OS X新しいバージョン6.0では、Mac OS XとWindowsとの統合が進められたほか、Mac
OS X環境での実行速度が向上しているという。このVirtual PC 6.0上でWindows XPを動かし、この環境が実用上「使い物になるのか」どうかをテストしたい。
テストには、PowerBook G4/400MHzとPowerBook G4/1GHzを使用した。双方ともMac
OS X 10.2.3をインストールしている。最初のPowerBook G4ということでユーザが多いと思われる400MHzのPowerBook
G4と、原稿執筆時点では最高のパフォーマンスを持つPowerBookで評価を行い、それぞれのユーザに参考にしていただければと思う。もともとのハードウェア性能の違いを、ベンチマークソフト「Xbench」で計測し、グラフにまとめた。おおむね、PowerBook
G4/1GHzはG4/400MHzの2倍のスコアをたたき出した。
なお、本稿では「Virtual PC」をソフトウェアそのもの、Virtual
PCで作成したPCハードウェアを「仮想PC」と呼ぶこととする。
 |
| PowerBook G4の400MHz機と1GHz機のxbenchによるベンチマーク値の比較。CPU関係のスコアは約3倍、グラフィック関係のスコアは約2倍の開きがある |
 |
| Mac OS X上のマシン・パフォーマンスを計測するXbench |
 |
| ゲストOSごとの推奨メモリ容量。Windows
XPでは320Mバイト必要 |
 |
| ゲストOSごとの必要HDD容量。Windows
XPでは2Gバイト必要 |
|