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サーバのボトルネックも関係なし
ダイレクトにファイルをやり取りする簡易サーバソフト
超速ADSL
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ソースネクストからまた新しいブロードバンドアクセスラインを活用するソフトウェアが登場した。パッケージの名前からすると超速ADSLは、驚速ADSLによく似たソフトウェアのように思えるが、設計意図がまったく異なる。驚速ADSLはいうなればインフラ面での整備であった。しかし超速ADSLはソフトウェア面からアプローチをする。まったく異なったタイプのソフトウェアだ。
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■オンラインストレージと掲示板のサーバを自ら立ち上げられる
インターネット、特にブロードバンドの普及はネットワーク経由のコミュニケーション方法を大きく変化させた。その代表的な例が電子メールの添付ファイルである。もはや仕事のドキュメントが飛び交うのはあたりまえとなり、今ではデジカメで撮影した画像ファイルや動画ファイルすら添付されるようになった。
電子メールに添付するというお手軽な方法はすでにごく普通の手段となり、誰にも止められない流れとなっている。その一方で、電子メールの送信規定に伴って添付ファイルも配信されるため、添付したファイル容量よりも数10%大きなサイズで送信されることを知らないユーザも増えている。そのため、電子メールの上限に達してメールが受け取れなくなったり、巨大ファイルサイズで受信拒否されたりという事態も日常の出来事となった。また、アクセスラインはブロードバンド化されても、サーバ自体は必ずしもブロードバンドに対応して性能を向上させているとは限らない。したがって、巨大ファイルのやりとりはサーバそのものがボトルネックになるという危険性が含まれている。
こうした状態から、最近P2P(ピア・ツー・ピア)型のソフトウェアが着目されてきた。P2P型アプリケーションの特徴は、互いにサーバにもなるしアクセスするクライアントにもなることで、特定のサーバを経由することなくダイレクトにファイルをやり取りできることにある。楽曲ファイルであるMP3ファイルのやり取りやソフトウェア交換用途ばかりがクローズアップされてきたためダークなイメージを持たれやすいが、P2P型アプリケーションはオンラインストレージサービスを自分のブロードバンド環境と自分のPCで運営できるものだと考えると、そのメリットが理解しやすくなるだろう。
超速ADSLは、自分のブロードバンド環境でオンラインストレージサービスや掲示板といった会員制コミュニケーション機能を提供するサーバソフトだ。もちろん、ユーザ管理機能もある。
■グローバルIP環境さえあればサーバが立ち上がる 名前解決もサービスに含まれる
超速ADSLは、オンラインストレージとコミュニケーションサービスを提供するクライアントサイドのアプリケーション機能と、ネットワークサーバサイドの名前解決サービスの2つによって構築されている。この部分、ソフトウェアの動作と密接に関連しているので、起動順に解説していこう。
最初に超速ADSLが立ち上がると、画面1のようにログインとしてユーザ名とパスワードを入力する。
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図1 起動時のユーザ名とパスワードの入力画面。ここでのユーザ名とパスワードは、インストール後最初に超速ADSLを起動したときのユーザ名とパスワードが必要。製品のシリアルナンバーと最初に登録したユーザ名、パスワードはすべて関連付けられて管理されている。一度登録した名前は変更できず、しかも最初に登録するときのユーザ名は名前解決用途に使われるため、よく考えてからユーザ名を決めたほうがよい
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ここで入力するユーザ名は、超速ADSLの名前解決サーバに登録され、名前解決用に使われる。どういうことかというと、
http://192.168.0.1/
というように、本来ならIPアドレスを使って接続先につなげなければいけないところを、超速ADSLの名前解決サーバは登録ユーザ名を使ってアクセスするように名前解決をしてくれる。最初のログイン画面で設定したユーザ名(この場合はrbbtoday)を使い、
http://cadsl.sourcenext.com/rbbtoday/
とすることで、自分の超速ADSLサーバにアクセスすることができるようになる。cadslというサーバが名前解決をしてくれることで、IPアドレスをいちいち告知することがないため非常に便利ではある。その反面、名前解決の仕組みはあくまでも既存のIPアドレスへ飛ばしている(リロケーション)しているだけでしかない。超速ADSLの名前解決サーバが利用者のプロキシサーバのように動いたり、独自プロトコルで処理をするわけではないので、残念ながらプライベートIPアドレスを割り振る環境では超速ADSLのサーバ機能は利用できない。
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