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インターネットと直結して
文書作成を強力にサポートする
一太郎12&ATOK15
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ネットユーザがブロードバンドの常時接続環境に続々と移行している今、アプリケーションソフトにも“インターネットとの連携”が求められている。2月8日発売の『一太郎12』『ATOK15』はこの流れを意識したワープロソフト&日本語変換ソフトだ。インターネットを利用してより便利に、効率的に文書作成や保存、ファイル管理を行うための機能が数多く搭載されている。ネットによる情報収集・配布を日常的に行っているユーザには特にオススメしたいソフトだ。 |
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インテリジェント・ドキュメント・プロセッサ「一太郎12」
今度の一太郎には「IDP」という冠がついている。“インターネットで収集した情報を用いて個人の知識を表現でき、さらにデータのやり取りを通じたコミュニケーションを支援するインテリジェント・ドキュメント・プロセッサ”(News Releaseより抜粋)という位置付けなのだ。ネットを利用して便利に、効率的に文書作成が行えること、さらには作成後もネットを利用して便利に、効率的にデータのやり取りができることを目指している。
今回は、この“インターネットとの連携”に注目し、『一太郎12』『ATOK15』の機能をレビューする。
文書作成に必要な情報を常に表示しておける「ナレッジウィンドウ」
オフィスで企画書や報告書を作成しているとき、参照する情報は思いのほか多い。以前に自分が作ったデータはもちろん、公的機関の統計資料や業界の最新ニュース、評論家の意見などを引用したり参照したりしながらドキュメントを作っていく。自分で入力した言葉や、参照先に掲載されている言葉の正確な意味やスペルを調べる必要もあるだろう。
こうした文書作成に必要な情報を常に表示しておけるのが「ナレッジウィンドウ」だ。欲しい情報が掲載されているホームページを作成中の文書と並べて表示しておけば、いつでも参照可能。表示中の情報を簡単な操作で文書中に貼り付けることもできる。国語辞典や英和辞典なども表示できるし、作成中の文書とは別に作ったメモの表示も可能。必要な項目だけを表示するように自分でメンテナンスもできる(画面1)。
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画面1 ナレッジウィンドウ表示設定画面。表示項目を選択できるほか、フォントの種類やサイズも変更できる
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・ナレッジブラウザ
ナレッジウィンドウをブラウザとして利用できる「ナレッジブラウザ」は、Webの情報を参照しながら文書作成を行うときに便利な機能だ。いちいちアクティブウィンドウを切り替えなくても、作成中の文書と参照したいホームページを並べて表示しておける(画面2)。
ナレッジウィンドウのサイズや位置は一太郎の画面の中で自由に変更できるので、見やすいサイズ・場所に表示させておけば文書作成の邪魔になることもない。ちなみに、ナレッジウィンドウ内に表示できるホームページは4つまで。おのおのの領域は小さくなってしまうが、複数のサイトを参照しながらの作業も可能だ。
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画面2 ナレッジウィンドウのサイズは位置は、利用状況に合わせて自由に変更できる
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・ネットレポート
ナレッジウィンドウに表示しているWebの情報を作成中の文書に添付したい、というときに便利な機能が「ネットレポート」だ。必要な部分をドラッグ&ドロップするだけで、タイトル、URL、日時、指定したテキストを文書内に取り込むことができる。ページそのものの(画像イメージ)を添付することも可能だ(画面3)。これなら、タイトルやURLを個別に入力したり、コピー&ペーストする手間も不要。入力ミスを防ぐこともできる。
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画面3 Web上の情報を効率よく文書に取り込めるネットレポート
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・URLリレーション
「URLリレーション」は、ナレッジウィンドウに表示しているWebサイトのURLを一太郎の文書内に記憶させる機能だ(画面4)。次にその文書を開いたとき、ウィンドウ内には同じサイトが自動的に表示される。文書作成時に参照したサイトの情報を記憶させておけば、次に内容を校閲したり修正するときも引き続き参照できるし、同僚や取引先に渡す文書に同様の設定をしておけば、お互いに情報を共有できる。
なお、『一太郎12』の起動時にナレッジウィンドウに表示するURLを指定することも可能。会社のURLや自分のホームページのURLをセットしておけば、一太郎を使うときに、いつでも参照可能だ。
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画面4 文書とWebサイトを関連付けられる機能がURLリレーション
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・iATOKとの連携
“言葉”から目的の情報にアクセスできる「iATOK」で、探し出した情報もナレッジウィンドウに表示することができる。国語辞典や英和辞典、和英辞典を表示しておけばいつでも手軽に辞書を引けるので、正確な語句・スペルで文書作成が行えるだろう(画面5)。
なお、iATOKを利用すれば最新のニュース記事や映画・音楽情報などもチェックできるし、探したい情報のキーワードを入力してWebサイトを検索、直接該当する情報(ホームページ)をナレッジウィンドウに表示することも可能。わざわざブラウザを起動して検索をかける必要がないので、より効率よく求める情報を探すことができる。
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画面5 言葉から目的の情報にアクセスできる「iATOK」。辞書の利用のほか、ニュース・映画・音楽情報へのアクセスも可能
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なお、ナレッジウィンドウではこのほかにも、文書の誤字・脱字・スペルミスチェックなどの指摘・修正が行える“ナレッジ”「修太」や、お礼状、お祝い、催促などさまざまな文例から適切なフレーズを選び、作成中の文書に入力できる“ナレッジ”「フレーズ」等、スピーディで正確な文書作成を支援する機能が利用できる。もちろん、キーの使い方・一太郎の使い方の紹介や一太郎のヘルプ、サポートFAQへの問合せなどの情報も表示可能。情報や知識を常に身近に置いておけるナレッジウィンドウは、初心者から上級者まで利用価値大の機能だ。
インターネット上に自分のディスクスペースがもてる「インターネットディスク」
最近は大容量のストレージエリアを提供するサービスをよく見かけるが、ジャストシステムの「インターネットディスク」は、前バージョンの『一太郎11』が発売された昨年2月からすでにサービスを開始。今回も『一太郎12』では50Mバイト、『ATOK15』(単体)では20Mバイトのディスクスペースを無料で利用できるようになっている。
「ネット上に自分のディスクスペースがある=ネットにアクセスできる」環境ならいつでも利用可能ということだ。会社や外出先などさまざまな場所から自由に使うことができる。また、複数のパソコンから同じファイルを操作したり、パソコンのリプレース時に一時的にファイルを保管するなどの使い方も可能。フォルダやファイルの内容を他の人に公開することもできるので、同僚や取引先にデータを渡すときなどにも便利だ。
・リモートリリース
ビジネスでもプライベートでも活躍の機会が多い携帯電話。この携帯電話からインターネットディスクを操作できるのが「リモートリリース」機能だ。携帯電話から専用ページにアクセスして、インターネットディスクに保存されているファイルの一覧表示、テキストファイル、一太郎文書の内容表示、フォルダやファイルの公開/非公開の設定、公開アドレス(URL)のメール送信などを行うことができる(画面6、7、8)。パソコンが使えない環境でも、携帯電話さえあれば、公開機能を使って相手にファイルを渡すことが可能だ。ケータイをインターネットディスクのリモコン感覚で使うことができるというわけだ。
※iモード、J-スカイ、EZWebに対応。
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画面6、7、8 携帯電話でインターネットディスクをリモコン操作。フォルダを公開して相手にファイルをダウンロードしてもらうこともできる
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IDiskマネージャ
「IDiskマネージャ」は、インターネットディスクにファイルをアップロード/ダウンロードするときに使用する専用ツールだ。パソコンとインターネットディスクのフォルダ/ファイルの一覧を同じウィンドウ内に表示し、転送したいフォルダやファイルを直接指定することができる(画面9)。
もちろん、フォルダ/ファイルの移動、削除、コピー、名前の変更もOK。インターネットディスクをハードディスク感覚で扱える。また、フォルダやファイルの公開/非公開の設定、公開アドレス(URL)のメール送信なども可能。ファイル単位で操作できるので、目的のファイルだけを手軽に、スピーディに操作できる。
※IDiskマネージャはダウンロードにより入手可能。
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画面9 インターネットディスクをハードディスク感覚で使える「IDiskマネージャ」
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・ナレッジウィンドウとの連携
インターネットディスクに保存したファイルに手を加えたいときは、前述のナレッジウィンドウにインターネットディスクのファイル一覧を表示して目的のファイルをドラッグ&ドロップするだけで、直接一太郎に読み込むことができる。文書編集後も直接インターネットディスクに保存できるので、わざわざファイル転送する手間は不要。ファイル管理用のソフトを立ち上げなくても、一太郎だけで一連の操作が行える。
・Webビュー
インターネットディスクにファイルをアップロード/ダウンロードするときは「Webビュー」を使うこともできる。これは、ブラウザを通してインターネットディスクのファイル管理が行える機能。クライアントツールがなくても、ブラウザが使用できる環境ならいつでもインターネットディスクを操作できる(画面10)。
ブラウザから専用サイトにアクセスしてログインするとインターネットディスクに保存されているファイルの一覧が表示されるので、ファイルのアップロード/ダウンロードはもちろん、フォルダ/ファイルの移動、削除、コピー、名前の変更を行うことができる。ファイルの内容表示、公開/非公開の設定、公開アドレス(URL)のメール送信も可能だ。
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画面10 ブラウザを通してインターネットディスクのファイル管理が行える「Webビュー」
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なお、ネット上でデータをやり取りする場合、セキュリティ面が心配だという方も多いと思うが、新しい「IDisk」はSSLをサポートしているため、データを暗号化して通信できる。ユーザ認証はもちろん、情報の漏洩・改ざんの危険を抑えて安全にファイルのアップロード/ダウンロードが行える。また、HTTPプロトコルの採用で、ファイアウォールが設置されている企業内からもアクセスが可能になった。
また、『一太郎12』の各種設定・登録情報などは環境ファイルとして保存できるので、オフィスや自宅など複数のPCで一太郎を使うときも同じカスタマイズ環境での利用が可能だ。企業などでは、サーバ上に環境ファイルを置き、各ユーザがそれを読み込むことで同一の環境で一太郎を使用できる。環境ファイルは、インターネットディスクにアップロード/ダウンロードできる。
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