|
見たいテレビは逃さない
単体でも予約録画可能で多彩な機能を搭載した
HDDビデオレコーダ
Rec-On S(VR-HDA120S)
アイ・オー・データ機器
PC用のTVキャプチャソリューションには、USB/FireWire接続のキャプチャユニットのほか、録画にPC本体を必要としないHDDビデオレコーダがある。
HDDビデオレコーダの価格はキャプチャユニットに比べ割高だが、録画時にPCを常時オンにしておく必要がなく、内蔵のHDDに単体で録画できるというメリットがある。さらに、録画した映像ファイルをPCに転送する機能も備えている。
価格を考えれば、前回紹介したCapty
TVのようなUSB 2.0の外付けキャプチャユニットに軍配が上がるが、機能や静粛性、PCとの接続性などを重視するユーザにはHDDビデオレコーダは魅力的だろう。 そこで、今回はアイ・オー・データ機器から発売されているHDDレコーダ「Rec-On」を取り上げることにした。同社からは、Windows向けのRec-On
Sシリーズと、Macintosh向けのRec-On for Macが発売されているが、ここではRec-On Sシリーズの「VR-HDA120S」(オープンプライス)を紹介する。
■HDDの交換が可能なHDDビデオレコーダ
40/80/120GバイトHDDを追加可能
Rec-On最大の特徴は、本体とHDDの分離・交換が可能な点だ。Rec-Onのパッケージには、i・CONNECT対応の120GバイトHDDが同梱されており、さしあたって別途購入する必要はない。別売りのi・CONNECT対応HDDユニット(40/80/120Gバイトの3タイプ)を買い足して、ビデオテープよろしく交換することができる。
録画したテレビ番組を保存しておくには、DVD-RやDVD-RWなどに記録しておくのが一般的だが、HDDに残したまま保存しておくというのも一つの方法である。HDDが満杯になれば、新しいHDDユニットに交換するだけですむからだ。HDDを分離するメリットは、使い方しだいでさらに広がる。
 |
| 本体前面の各部名称 |
まず、前面からの写真と各部名称を紹介しよう。右側が本体、左側がHDDユニット。本体には、上から、電源ボタン/電源ランプ/録画ランプ/予約ランプが装備されており、その右の黒い窓がリモコンの受光部だ。一番下には入出力端子が装備されている。端子は、左側が映像・音声入力(上からSビデオ端子/コンポジットビデオ端子/音声左/音声右)、右側が同出力端子。HDDユニットの上部にはアクセスランプがついている。
 |
| 本体背面の各部名称 |
次に、背面からの写真。本体の左上にはアンテナ入力端子、その下がモニタ出力端子(上からSビデオ端子/コンポジットビデオ端子/音声左/音声右)、右上にファンの通気孔、中列にUSB端子/ACアダプタ端子、右列にHDDケーブル/HDD用電源ケーブル。HDDユニットには、本体と接続する端子と電源端子がある。
本体とHDDユニットは、パールホワイトというのだろうか、よくあるDOS/Vマシンの色を基調としており、前面と側面はアルミ素材になっている。そのため、見た目はまるでパソコンの周辺機器のようだ。本体とHDDユニットは、付属の専用台座(2個)を用いて設置することができる。
本体背面には、HDDユニットに接続するケーブルと電源を供給するケーブルが出ている。HDDの電源は本体から供給されるため、本製品を使用するためのコンセントは1つあれば十分だ。
本体内蔵のテレビ・チューナは、音声多重・ステレオ対応、VHF
1〜12、UHF 13〜62、CATV C13〜C38が受信可能となっている。
背面にはアンテナ入力端子が存在するが、出力端子はない。その代わりに、RF分配器が付属している。実際にアンテナを接続するときには、テレビのアンテナ入力端子につながっているケーブルをはずして、RF分配器の入力端子に接続する。付属のアンテナケーブル(1.3メートル)をRF分配器の出力端子とRec-On本体のアンテナ入力端子に接続してあげればよい。ただし、RF分配器のもう1つの出力端子とテレビのアンテナ入力端子を接続するケーブルは、自前で用意する必要がある。
本体の操作は、すべて付属のリモコンで行う。本体には、電源ボタンを除いて操作ボタンはまったくないので、リモコンはなくさないように気をつけよう。リモコンは、単3型乾電池2本で動作するもので、電池も付属している。リモコンで操作するので、本体はテレビの近くに置いたほうが使いやすい。
その他、製品パッケージには、映像・音声ケーブル(コンポジットケーブル、1.3メートル)、Sビデオケーブル(1.3メートル)、ACアダプタ、USBケーブル(1.5メートル)、ソフトウェアCD-ROM2枚、高速転送ケーブル(1メートル)、HDD用ACアダプタ、取扱説明書2冊が付属する。
なお、Macintosh向けのRec-On
for Macも本製品とほぼ同じ構成だ。違うのは、本体の色(iMacやiBookに合わせたホワイト)、高速転送ケーブルがUSB2.0ではなくFireWire用のものであること、同梱ソフトのUlead
VideoStudio・Ulead PhotoImpactがないこと、の3点だ。
|