水口氏の講演の次に登場したのは、須田剛一ディレクターだ。彼は昨年『killer7』を全世界リリースし、注目を浴びたディレクターである。須田氏の講演は「PUNKS NOT DEAD」。須田氏自身の制作スタンスを示している。音楽のパンクのように、反体制という意味をさしているのではない。人と人のぶつかり合いによって生まれるゲーム作り。そして、既存の常識におさまらないゲーム作りをさしているようだ。
小島監督は『メタルギア』シリーズを手がけて今年で20年。その20年を振り返りながら、新しい『メタルギアソリッド』の目指すべき姿を語った。テーマは「Video Game is Ballet(テレビゲームはバレエのようなもの)」。これはゲームは総合芸術であるという主張だ。プログラム、シナリオ、映像、音楽……そして科学技術、すべての要素が絡み合うことで、ゲームは生まれていく。様々なスタッフがくわわることで、新しいケミストリー(化学反応)が生まれ『メタルギアソリッド』シリーズが、バラエティ豊かなものになっているのだろう。