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米企業で進むSecond Lifeのプロモ活用、北米日産は「クルマの自販機」が話題に
3月23日
 3Dオンラインサービス「Second Life」が米企業からプロモーションのあらたな手法として注目を集めているが、話題になった企業の一つに日産自動車がある。新車「セントラ」と「アルティマ」の可動3DモデルをSecond Life内に用意し、新型車の特徴などに関する情報とあわせて来訪者に提供するという内容で、そのプロモーションのためにSecond Lifeに作られた「クルマの自動販売機」が話題となった企画だ。

 参加者が自由にアイテムを作ることができるSecond Lifeでは、一般ユーザーと同じように、北米日産のチームもアイテム(セントラやアルティマ、「自動販売機」だけでなく、Nissan Islandの飾りつけを含むさまざまなもの)を製作しプレイヤーの目を楽しませたわけだが、この企画を推進したのが北米日産のインタラクティブマーケティング/メディアディレクターのスティーブ・カーホ氏。「認知度を上げる」という目的は低廉なコストで十分に達成できたという。

 セントラについては若い世代がターゲットということで、マーク・ホロウィッツを起用したウェブ上の動画コンテンツ連動企画「『セントラ』で過ごす7日間」の一環としてこのSecond Lifeのコンテンツが製作された。北米日産では、Second Life内にバーチャルな島(土地)を購入。そこを「Nissan island」として整備し、セントラやアルティマのバーチャル試乗や電子パンフレットの配布をおこなえるようにした。

 Second Lifeには現在約480万の登録ユーザがいるが、このNissan Islandを訪れたのは約3万人で、実際にセントラを入手したのは17,395人だったという。自動販売機から「セントラ」を入手するには、ちょっとしたミニゲーム(トーストマンというキャラクタを探し出して、トークンをもらう)をクリアしなければならず、3万人中17395人というのは非常に高い完了率だといえるだろう。

 カーホ氏はこのマーケティングについて、「24時間いつでもやっている自動車ショーのようなものが非常に安価に実現できた。Nissan islandに来る人は10分〜15分と滞在してくれるが、これは他の手段ではコストをかけないと得られない結果であり、満足している」と語り、今後についても「もっとこういうやりかたを増やしていく。将来の特定リリースについて話すことはできないが、グローバル展開も考えている」とした。

 日本では、Second Lifeを使ったマーケティングについて現在のところ計画はないとのことだが、この春からスタートする日本語版Second Lifeが普及をすれば、何らかの企画が国内向けにも行われる可能性はありそうだ。自動車の自販機って何?と気になる人はSecond Lifeにつないで見に行ってみよう(場所はNissan Sentra,30,142,26/ http://slurl.com/secondlife/Nissan%20Sentra/30/142/26/)。


(伊藤雅俊@RBB)
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