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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
オンラインゲーム一週間「ユーザーに受け入れられる『ゲーム内広告』とは」
3月16日
ソーサリアンオンライン
(c)1987-2006 Nihon Falcom Corporation. All Rights Reserved. (c)2006 Denyusha Co., Ltd. All Rights Reserved.
春に向けて新タイトルが動き出す3月第3週は、ゲームと広告の関わりについての面白いニュースが幾つか飛び込んできた。
「ソーサリアンオンライン」では、「アドバプラス」による決済を導入した。「アドバプラス」とはツールバーに配信される広告を見ると抽選ポイントが貯まり、抽選に当選すると「アドバプラスポイント」がもらえるというもの。「アドバプラスポイント」は「ソーサリアンオンライン」で有料アイテムを買うための「ショップマネー」とすることができる。PCの前にいる時間が長いオンラインゲーマーと広告を結びつける試みは何度か行われてきたが、ゲーム内に広告を表示するという形だったため、効果を疑問視する意見も多かった。今回はある意味ゲームを迂回した方式であるため「世界観が壊れる」などの反発は少ないことが予想される。
「とぅいんくる」ではレースのコース内に「バイク王」の広告を表示、これを撮影するとプレゼントが貰えるというキャンペーンを開催している。レースを扱ったゲームだけに、そこに広告が表示されていても特に不自然さはないだろう。広告を出しているのが、バイクの買取業者であるのもポイントだろう。このケースは、ゲームの世界観と広告を出す業者のマッチングが重要であることを教えてくれる。では、世界観とマッチさえしていれば、ゲーム世界は無限に広告収入を生み出す泉となるのだろうか。オンラインゲーマーが長くPCの前にいるのは、ゲームをするためである。ゲームに熱中している時には広告を吟味するような余裕もないわけで、今後はゲームへの没入を妨げることなく広告を表示させるような部分が問題となるだろう。
ネット世界の広告、特にアフィリエイトは「表示さえさせてしまえばよい、クリックさえさせてしまえばよい」というものになりつつある。極端な場合になるとユーザーが欲する情報へのリンクをアフィリエイトと隣接させるような場合もあり、ユーザー感情を逆撫でしている。「商品の良さを伝えてクリックしてもらう」というアフィリエイトのコンセプトから過程が抜け落ち、単にクリックさせることのみが追求されているのである。
ここで見えてくるのは、商品の広告を他人に任せるということの危険性である。作り手がどれだけ苦労し心を込めた商品だったとしても、無神経な広告が全てを台無しにしてしまうこともあるのだ。理想はゲーム会社と商品を作った会社が綿密に打ち合わせた上で、商品イメージを損なわない形でゲーム内広告を出すことだろう。オンラインゲーマーはPCの前にいる時間が長いから広告をよく見てくれる……とするこれまでのゲーム内広告論はかなり楽観的なであると言わざるを得ない。
繰り返しになるが、彼らはゲームをしているのであり、広告を見るためにPCの電源を入れているのではない。また、どんなにゲーム内で広告が出ようと、興味がないものを買うようなことはない。ゲーム内は現実の延長であり、広告の送り手に便利な魔法の世界ではないのだ。
今後のゲーム内広告はアフィリエイトのような無法地帯となるのか。それともゲーム内広告そのものがタブーとなり衰退するのか。デリケートな問題だけに、今後も注意が必要なところだろう。
(水口真@RBB)
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ソーサリアンオンライン
とぅいんくる
「ソーサリアンオンライン」の新決済
とぅいんくるのゲーム内広告
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