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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
ゲームマーレ、4つの柱を掲げ新しい発想でのオンラインゲーム制作を目指す!
3月15日
ゲームマーレ 代表取締役社長 光澤嘉一朗氏
 日本で新しくオンラインゲームのサービス運営を行う新会社「ゲームマーレ」の会社説明会が行われた。発表会では、同社の会社概要とサービスについて、代表取締役社長である光澤嘉一朗氏より説明が行われた。

 ゲームマーレとは、日本有数のゲーム開発会社であるトーセと、韓国企業のバディーバディーが共同で開発運営を行っていくオンラインゲーム会社。会社名である「マーレ(MARE)」とは、ラテン語で「海」を意味し、地域や天候、季節などによって様々な顔を持つ海のようなコンテンツを提供したいというのが、会社名の由来だという。

 ゲームマーレのかかげる事業内容は全部で4つ。「運営サービス」、「オリジナルゲーム開発」、「IP(Intellectual Property/知的財産)のオンライン化」、「グローバル」だ。それぞれの事業を前進させ、2009年までには、コンソールへの参入や北米やヨーロッパ市場参入を目指しているという。


 ひとつ目の事業内容である「運営サービス」では、いままで「勘」に頼る部分の多かったソフト選びを、独自にシステム化。市場のニーズにあったローカライズを目指していくという。そのプロセスは、「ゲームの選定」、「ゲームの評価」、「ローカライズ」に別れており、ゲームの評価部分では、約30項目の評価内容で、細かくゲームを分析していくという。実際に会場でも、ソフト名こそ出なかったが、分析結果の書類を光澤氏自らが解説していた。


 そんな社内規定の評価から残ったのが、第一弾タイトルである「エコマジ!〜Ecole du magister〜」である。エコマジは、魔法学校を舞台にしたMMORPG。2DグラフィックでノートPCでも遊べる軽量設計。着せ替えやアバターの成長なども楽しめるという。現在もローカライズが進行しており、日本独自のアレンジも行われているという。サービス開始時期は、クローズドβを4月中旬、オープンβを6月に予定している。サービス形態は、基本無料のアイテム課金制になるという。



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 光澤氏が「私が一番お話ししたかったのはこれなんです」と紹介されたのが、ふたつ目の「オリジナルゲーム開発」の部分だ。現状のオンラインゲームでは、市場に出してみるまで分からない部分が多くリスクが高いという。そこで、成功の可能性を高めるひとつの方法として、ゲームマーレが提案するのが「開発ツールの標準化モジュール」を利用したオリジナルゲームの開発である。開発モジュールに「ロビー」、「アイテム」、「チャット」、「ハウジング」などを用意し、開発時にこれらを共有することでゲーム開発のリスクを軽減、コンテンツの制作に集中でき、ブランド化が狙えるというのだ。


 これらモジュールを利用してゲーム制作を行うのが先に紹介したトーセだ。トーセは、1979年に開業して以来、累計1450本以上のタイトル制作に関連しており、国内だけでなく、中国や北米にも開発者もあわせると約1000名のも開発体制を実現しているという。トーセの代表取締役社長の齋藤茂氏は、「28年間の開発体制を活かし、縁の下の力持ちとして協力していきたい」とあいさつした。

 開発モジュールの制作など、ネットワーク技術のサポートを行うのが、韓国のゲームメーカーである「バディーバディー」。バディーバディーは、日本でもサービスを開始している「ファンタテニス」の開発メーカーでもある。韓国国内では、メッセージャーサービスである「バディーバディーメッセンジャー」が10代を中心に人気となっており、1900万人もの利用者を誇っているという。同社社長の黄智潤氏も登壇し、韓国国内でのサービスの概要を説明し、ネットワーク技術の高さをアピールしていた。

 3つ目である、IPのオンライン化とは、既存タイトルのオンラインゲーム化の権利の獲得と開発のこと。知的財産の交渉をゲームマーレが行い、開発をトーセ、ネットワーク部分のサポートをバディーバディーや韓国企業のサイダスが行い、得意分野での作業分担を行っていく。また、開発費の部分でもシェアを行い、リスクを減らすことが可能になったという。現在は、数社と交渉中とのこと。

 最後のグローバルでは、韓国のコンテンツメーカーであるサイダスとの提携が紹介された。サイダスとは、韓国の映画製作であり、日本でも公開された「私の頭の中の消しゴム」などが代表作。2005年には、韓国国内でオンラインゲームにも参入している。同社代表取締役副社長の崔七圭氏は、「ゲームマーレを通じて、日本の優秀なゲーム会社と協力関係を作りたいと思っています」と語っていた。

 発表会の最後には、光澤氏が「ゲームマーレをよろしくお願いします」を、出発のあいさつともいえるひと言で会を締めくくった。


(内田幸二@RBB)
関連リンク|Link
エコマジ!〜Ecole du magister〜
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