★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
トップ
読み物
カレンダー
Other languages
Xbox360
★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
【GDC07】Forza Motorsport 2、「自動車が好きなんだ 壊して喜びたいわけじゃない」
3月8日
マイクロソフト ゲームスタジオ ゲームディレクター ダン・グリンワルト氏
マイクロソフトは米サンフランシスコで6日(現地時間)、5月24日に発売が予定されているXbox360向けドライブゲーム「Forza Motorsport 2」の最新プレビューを行った。同タイトルはリアルシミュレーション系のドライブゲーム。ゲーム中に300台以上の実車が登場し、Xbox Liveで8人まで対戦ができるほか、車体のカラーリングなどをプレイヤーが自由に変更したり、交換できる。またGT系のリアルドライブゲームでは珍しく、運転中にクラッシュすると車体が破損するなどの要素を盛り込んだ。
ゲーム中に車が破損する要素はイメージダウンにも繋がるため、PCラリーゲームなどの一部の例を除けば、自動車メーカーから実名使用のライセンスが得にくい。ゲームデザイナーのダン・グリンワルト氏は「実車メーカーとのライセンス契約は非常にタフな交渉だったが、自動車に対する愛情と情熱を伝えて、最終的には理解してもらえた。僕らは自動車が好きなんだ。けっして自動車を壊して喜びたいわけじゃない」と熱っぽく語る。また車体やパーツが破損する要素を盛り込んだことで、無茶な運転ができなくなり、ゲームプレイの上達も見込めるとも語る。
「Forza Motorsport 2」では高度なタイヤとサスペンスの構造シミュレーションが盛り込まれており、荷重移動や空力抵抗、熱や空気圧の微妙な変化などがリアルタイムに再現されている。各パーツには耐久度などが設定されており、クラッシュで車体がへこんだり、バンパーが破損したり、エンジン性能などが低下する仕組みだ。サーキット数は鈴鹿などの実名コースから、ニューヨークの市街地コースなど12種類。サーキットの一部を使用することにより、合計47のコースでレースが楽しめる。
実車メーカーだけでなく、タイヤメーカーなどともライセンスが結ばれた
グラフィックは60フレーム、720P対応。物理演算は秒間360回の頻度で行われている。AIもベテランドライバーから初心者ドライバーまで幅広くチューニングされており、人間と同じように初心者COMドライバーも、コーナリングでオーバーランやスピンなどをするという。クラッシュやパーツ破損と組み合わさって、今までにないプレイ感覚が生まれそうだが新たなストレス要因に繋がりかねない部分でもある。残念ながらプレビューでは確認できなかったが、これがどのように料理されているか要注目だろう。
「Forza Motorsport 2」のもう一つの特徴がカスタマイズ性の高さ。国内外50社を越える自動車メーカーだけでなく、ブリヂストン、TOYO TIRES、横浜ゴムなどタイヤメーカーともライセンスが結ばれている。ブレーキやサスペンションなどの総パーツ数は数千種類。パーツだけでなく外観もカスタマイズ可能で、ペイント機能やロゴステッカーなどを貼り、自分好みのドレスアップも可能だ。「車体のドレスアップでユーザの個性が反映できる」(同氏)。
もちろんXbox Liveで8名まで対戦できる。クラッシュの可否などもレース条件で設定可能だ。自分でカスタマイズしたりドレスアップした車を、オークション形式で交換もできる。この場合はゲーム中で獲得した賞金ポイントを使って売買する仕組みだ。「優れたドライバーが皆、優れたアーティストじゃない。レースだけじゃなくて、いろんなコミュニケーションがとれる要素を取り入れたかった」(同氏)。RMTに繋がる要素を慎重に省きつつ、アイテム売買の楽しさを取り入れた、おもしろいアイディアだ。
ただし、残念ながら他のリアルドライブ系と同じく、天候の要素は盛り込まれていない。物理演算がまだまだ追いつかないからだ。「目標は究極のカーシミュレーターを作ることだ。その目標に向かって、少しずつ努力していくことが重要で、今はその過程にすぎないんだ」(同氏)。確かに雨や風雪などの要素が加わると、物理演算の負荷が飛躍的に高まることは容易に想像できる。ただし常に晴天ばかりというのもリアリティがない。ドライブゲーム全体の課題だろう。
ちなみに開発期間は「1」が3年、「2」が2年で、開発体制は150人規模とのこと。インド・ベトナムの開発会社と海外分業体制も敷かれた。特にデバッグやテストプレイに関してベトナムの依存率が高いという。もはやRPGなどと同じく、規模の勝負となっているリアル系のドライブゲーム開発。圧倒的な物量がもたらすものの意味についても、改めて考えさせられたプレビューだった。
カスタマイズやドレスアップした車はオンラインでオークション販売などができる(左) Xbox360を5台接続した特製の筐体も披露された。ハンドルだけでなく、シートにもサブウーファーチャンネルを利用したフォースフィードバック機能があり、路面の継ぎ目まで体感できる(右)
(小野憲史@RBB)
関連リンク
|
Link
GDC
Xbox 360
その他のゲーム情報はSlash Gamesへ
リリース
|
RSSによる配信について
|
バナー広告
|
問い合わせ
|
会社概要
|
プライバシーポリシー
|
リンクについて
本サイトの内容は、著作権による保護を受けています。 Copyright (c) 1998-2006 IRI Commerce and Technology, Inc. All Rights Reserved.