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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
コーエー、新MMORPG「三國志Online」を発表
12月7日
左から、コーエー専務執行役員ソフトウェア事業部長 杉山芳樹氏、同社三國志 Onlineプロデューサー上野彰三氏、三國志 Onlineゲームプランナー エドワード・テオ氏、同社の代表取締役執行役員社長 COO 小松清志氏
コーエーは12月7日、MMORPG「三國志Online」に関する発表会を、東京・六本木にて開催した。また、同タイトルの公式サイトも本日オープンとなっている。
発表会は、同社の代表取締役執行役員社長 COOの小松清志氏の挨拶でスタート。小松氏はまず、本タイトルがコーエーのシンガポール開発拠点(KOEI Entertainment SingaporePte.Ltd)で開発されたこと発表。同社はグローバル化のために海外拠点を広げており、エンターテインメント、デジタルメディア産業の育成に力を入れているシンガポールには2004年に進出。「Most Competitive Placeという評価のある国で支援をいただき、本日その成果をお披露目できるようになりました」と述べた。
続けて、シンガポール経済開発庁日本部門代表のリム・スウィ・ニエン氏が登壇し、シンガポールが現在ゲームやアニメなどを含む、デジタルメディア産業に重点を置いており、人材の強化、インプラント整備、税制の優遇などによりこの分野を育てていく方針であること。また、シンガポールマレーシア・タイ・インドなど周囲から、人材の確保が容易な立地条件である。コンテンツ開発の人材を集めやすいメリットなどを強調。「三國志Onlineはシンガポールのスタジオとスタッフが開発したものであり、スタジオ設立からまだ短い期間ながら、コーエーに貢献できたことを嬉しく思う」と挨拶を述べた。
(左)代表取締役執行役員社長 COOの小松清志氏、(右)シンガポール経済開発庁日本部門代表のリム・スウィ・ニエン氏
実際のゲーム概要については、三國志 Onlineプロデューサー 上野彰三氏が解説を担当。いまだ開発中の部分も多く残念ながら非公開の内容も含まれていたが、三國志 Onlineの特徴や魅力、軸となる部分をお伝えしよう。
ゲームの詳細な説明に入る前に、上野氏は本タイトルのテーマを「乱世に己の義を示せ」という言葉で表現。これは「三國志というネットワークゲーム上で、他プレイヤーとの出会いを通じ、実際に三國志の時代に存在したような“義”を体験して欲しいと思い、テーマとして掲げました」とのことだ。
・勢力と合戦
三國志Onlineにおいて、プレイヤーは魏・呉・蜀のいずれかに所属。各国には「関羽」「諸葛亮」といった有名武将が存在し、プレイヤーは彼らに仕えるという立場だ。通常の冒険に加えて、三国が年間を通して勢力を争う「合戦」に参加し、他の二国を下した国の所属プレイヤーには官位や恩賞といったメリットが与えられる。
・キャラクター作成
新規キャラクターは男女4種類ずつの体形をまず選択。身長や体の幅をスライダーで微調整可能な他、髪型、顔、髪の色、目の色、肌の色、初期装備の服の色、声のタイプ(関西弁あり)、姓名、誕生日をユーザー側で決定できる。本タイトルでは、職業やクラスといった概念は存在せず、武器を持ち変えることで誰でもいつでも、使えるスキルと、それに伴う戦闘時の役割を変更可能なことが大きな特徴だ。上野氏によれば、従来のMMORPGでは回復などを担う支援職がいないと、メンバーが揃うまで冒険に出られなかったり、待たねばならない不便さを、装備する武器を交換するだけで役目を変えられるフレキシブルさによって解消するのが目的とのこと。実際にどのような装備と役割があるのかは以下のとおりだ。
片手武器/両手武器
片手武器+盾は守備力を上げるスキルや、敵の注意を引きつける能力を持つ役目として、両手武器はスタンなどの効果で戦闘を有利にするサポート役となる
弓/双手
遠距離攻撃に優れるのが弓の特徴。双手、いわゆる二刀流は近接攻撃を得意とし、ダメージディーラーとして働ける
妖術/練丹
妖術は術を操る後衛職。練丹武器を装備すると、回復に関するスキルを使える支援職となる
これら6つの武器を使いこなし、プレイヤーはボスモンスターや大規模PvPに挑むこととなる。また、国同士が勢力を競う合戦の他にも、プレイヤー同士のPvPや徒党(ギルド)間の徒党戦や連合戦といったシステムが用意されている。
●召喚
上野氏からは2つの召喚システムが紹介された。1つはプレイヤーが使える武将を呼び出せる「武将招聘」で、これは普段から新密度を築いておく必要がある。また、三國志のファンならば特に気になるところだが、どの時代を舞台背景にするかによって登場する武将も違ってしまう。これについては年代を固定してしまうことで、登場させられる武将に限りが出てしまうため、あえて年代を絞らず、歴史上は同時代に存在しなかった武将でもユーザーが自分の好きな武将を使えるように、“三國志の時代”という曖昧な設定になっているようだ。
もう1点が聖獣召喚だ。同国に所属するプレイヤーの大多数が協力して、初めて召喚できる聖獣は、三國志Onlineの中では最も華やかなシステムになるとのことだ。
この他、数的劣勢化からの逆転も可能にする攻城戦兵器、PvPをいつでも楽しめる局地戦などのゲームシステムが発表された。上野氏によるゲーム概要説明が終わると、ゲームプランナーのエドワード・テオ氏によるデモプレイが行われた。残念ながら開発中の画面のためお見せできないが、テオ氏の説明と共にキャラクター作成画面から、新規キャラクターがスタートする慶州の町並み(実際の西安の町がモデル)や技能師範、生産師範などのNPC、巨岩が聳え立つダンジョン「石林」を見ることが出来た。
さて、気になる今後のスケジュールについてだが、現時点での予定は以下の通りだ。
2006年12月中旬 クローズドβテスター募集開始
2007年1月下旬 クローズドβ開始
2007年春 オープンβ開始
なお、課金形態については現時点では未定。クライアントはパッケージ販売が予定されている。家庭用ゲーム機への移植を問われると、「まずはPC版で成功へ導くのが最初の目標」と述べた。また同社は、正式サービス開始時の目標だが、国内のみで10万アカウントとしている。
コーエー専務執行役員ソフトウェア事業部長 杉山芳樹氏
三國志 Onlineの概要説明が一通り終わると、ステージ上にはコーエー専務執行役員ソフトウェア事業部長 杉山芳樹氏が登場。
「三國志 Onlineは、信長の野望 Online、大航海時 OnlineなどMMORPGの製作ノウハウを元にした、これまでのコーエーの技術、ノウハウの集大成ともいえる作品。新しい成長システム、三國志ならではの大規模な戦闘シーンといった要素を使い、コーエーならではの三國志の世界を作っています。ユーザーの皆様には心から楽しんでいただくと同時に、三國志の世界観そのものを体感してもらい、人と出会うことでコミュニケーション能力を磨いてもらえれば嬉しいです。開発はこれから佳境に入っていますが、最高のクオリティに仕上げていくべくさらに努力していきます」と述べて締めの挨拶とした。
※修正:初出時、コーエー代表取締役執行役員社長COO 小松氏のお名前に誤りがありました。正しくは小松清志氏でございます。ここに修正してお詫び申し上げます。
(麻生ちはや@RBB)
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