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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
【ECO祭】エミルクロニクルオンライン、ユーザカンファレンス「ECO祭」開催(後編)
12月4日
アニバーサリーイベントに登場する、ダンプティー島のダンプティー像。こんな物をなぜ作ったのか? その謎はイベント中に明かされるであろう
(C) 2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc.
■もっとNPCのバックストーリーやキャラクターに焦点を当てたイベントを行いたい

 続いてステージ上では浅間達雄氏より、12月8日のSAGA 5と同じタイミングで始まるゲーム内のアニバーサリーイベント、「タイニーアイランド&ダンプティーアイランド」について発表がなされた。同イベントは2006年9月に始まり、3回にわたって実施されたタイニー&ダンプティーイベントの最終回となるものだ。元々あまり仲のよくないダンプティーとタイニーが、ある事をきっかけに、さらに両者の仲が悪くなってしまう。プレイヤーはこの2匹の関係を修復するのがイベントの目的となるようだ。また、このイベント期間中には過去のイベントに登場したNPCがタイニーアイランドに出現。各NPCに話しかけ、該当するイベントをキャラクターが既に終了していれば「思い出星」を入手できる。この思い出星を複数集めれば、期間中にはスキル/ステータスリセットなどが可能になるメリットが用意されている。その他、能力値が上昇する記念アイテムなどが紹介され、今後もマリオネットや特定のNPC、モンスターにフィーチャーし、そのバックグラウンドを掘り下げるようなイベントを行いたいと浅間氏は語った。なお、このアニバーサリーイベントの実施期間は12月8日〜12月22日午前10時までとなっている。

(左2点)アニバーサリー記念アイテムの帽子とブローチ。イベント期間中のみ、装備すれば能力値がアップする。もちろんイベントが終わっても装備品としては所持可能だ/アニーバーサリー仕様の巨大なモニュメント。こちらはアイテムではないので、ユーザー個人の飛空庭に飾ったりはできない/新コンセプトに合わせて用意された、羽々キロ氏によるキービジュアル。ゲーム内には存在しない衣装を身につけたキャラクター達の間には、よくみるとネコマタが描かれている

 この他、山本氏がゲーム外のプレゼンテーションを行った。まずは羽々キロ氏による新しいキービジュアルを紹介。続いて山本氏は、2007年のECO新コンセプトは従来の「癒す・暮らす」に続き、「自分らしく生きる」になる。また、この新テーマ“生きる”の意味を山本氏は「ゲーム内でも、従来以上に季節感を感じたり、アバター要素を使ってもっと自分らしさを出して欲しい」と説明。そしてこのアバターで自分らしさを出すという部分の展開として、ロリータ系ファッションブランド「BABY THE STARS SHINE BRIGHT」とのコラボレーション企画が発表された。

 同ブランドはフリルやレース、リボンなどの素材やモチーフを多様したロリータ系ファッションとしては良く知られており、熱烈なファンも多い。2007年春頃には同ブランドが実際に販売する洋服などが、ECOのゲーム内アイテムとして入手でき、よりキャラクターの着せ替え部分が楽しめるようになるというわけだ。また、逆にECOのためにデザインされた衣装を実際のメーカーから販売するといったアイディアも検討中とのことで、今回のコラボレーションはそのための第一歩とのことである。ステージでは実際にモデルがBABY THE STARS SHINE BRIGHTの製品を身につけて登場したが、ECOではイメージ的には近い、キュートなワンピースやバッグなどが既に登場していることもあり、違和感はほとんどない。むしろ1点1点が高額な同ブランドのアイテムを、せめてゲーム内の中で好きにコーディネイトできるとあれば、女性プレイヤーを始め、アバター要素への評価は高まるのでは? と個人的には感じた。

(左)BABY THE STARS SHINE BRIGHTが実際に販売している衣装は、こんな贅沢なロリータファッションがメインだ、(右)左はドミニオンの、右はタイタニアの女の子キャラクターが着用したらよく似合いそう……

 また、12月11日〜12月29日まで期間限定で販売され、羽々キロ氏デザイン「マリオネスト」の髪型変更券、飛空庭に飾れる「クリスマスツリー」など全19種類のアイテムが当たる「アニバーサリーチャンス・ECOくじ」、雑誌「月刊少年ブラッド」で連載された,エミル・クロニクル・オンラインの外伝コミック「デルタサーガ」3話分を収録した単行本の発売。12月1日〜1月15日までガンホー公認ネットカフェで実施されるキャンペーンについて山本氏が紹介した。キャンペーンは期間中に公認ネットカフェでECOをプレイすると、抽選でアイテムが当たるというもの。山本氏が「今後はネットカフェからしかプレイできない、インスタンスダンジョンなどが登場するかもしれません」と口にすると、「まずはゲームの間口を広めるのが先です。実装は順次やっていきたい」と岩田氏が釘を刺すシーンも見られた。

アニバーサリー・ECOくじのアイテムの一部

■2007年、これからのECOはバックストーリーの充実?

 その他、実装時期などは決まっていないが今後予定されているアップデート要素として発表された内容をお伝えしよう。大きなものとしては以下の2点となる。
・マイマイ島
・特殊職業「ブリーダー」

 マイマイ島は無人島をイメージし、砂浜と島中央の森で構成されている1つの島マップ。画像はお見せできないのだが、羽の生えたNPCまたはモンスターとおぼしき生物の画像も、会場では1枚だけ公開された。森の中には巨木がそびえ、何か秘密が隠されているとのことだが、実装時期に関してはだいぶ先ということ以外明かされなかった。岩田氏によれば、現在のアクロニア自体にまた移動できなかったり、入れないエリアが存在している。先述のゲーム内キャラクターにフィーチャーしたイベントなどを通じて、それらのエリアを解放するのが先になるだろう、との話であった。

 特殊職業とは、従来のベースジョブ・エキスパートジョブ・テクニカルジョブに続く新カテゴリーに当たるもの。この特殊職業の1つとして、2006年3月に実施されたアンケート結果を元に、「ブリーダー」の実装が予定されている。ペットを育成し、ペットと共に戦う職業という設定なので、いわゆるサモナー的存在になると予想される。既存のどのクラスから転職可能なのか、そもそも転職というスタイルになるのかも未定なので、これに関してはもう少し情報を待つ必要がありそうだ。

 具体的な話は語られなかったが、エミル(人間)以外の種族がどうして人間界にやってくるのか。ECOのバックストーリーであるかつて存在した文明についてや、なぜそれが滅びてしまったのか? という部分が、実は今はまだゲーム内では語られていないことに岩田氏は触れた。今後は各種族同士の結びつき、あるいは彼らとECOの世界をつなぐストーリー部分の充実・強化が図られるようである。

 発表内容が盛りだくさん、という理由で開場が30分も早まった「ECO祭」。完全国産のMMORPGという利点を生かし、アパレルメーカーとのコラボ企画、ゲームと漫画の連動といったECOらしい展開は、今後もさらに発展しそうな様子。ECOファンはこれからの動きに注目していてほしい。


(麻生ちはや@RBB)
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