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「ラグナロクオンライン2007年度新プロジェクト発表会」レポート(前編)
11月14日
まず壇上に立ったのが、代表取締役社長の森下一喜氏。「ラグナロク オンライン」は長寿タイトルのためにユーザー層が二極化しており、その解決が大きな命題であることを語った
 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは11月13日、「ラグナロク オンライン」に関する、2007年度の新プロジェクトの発表会を行った。ここでは、その模様を前後編に分けてお届けする。

 まず登壇したのは、同社代表取締役社長の森下一喜氏。森下氏は、「ラグナロク オンライン」が2002年12月に正式サービスを開始した当時を語り、数える程度だったオンラインゲームも、いまや200タイトル近くあることを述べ、そんな中で5年目に入ろうとしていることをアピールした。また、本年10月には、累計登録ID数が180万を突破したことも報告。総ワールド数も24ワールドと拡大しているほか、アンソロジーコミックの発刊数が100冊以上、合計の発行部数が200万部以上に達していたり、関連パッケージが15本以上発売され、合計の出棺本数が20万本以上に達していることなども紹介された。まさに、森下氏が自負するとおり、日本最大級のオンラインRPGであるといえよう。


「ラグナロクオンライン」は、去る10月に累計ID数が18万を越えたわけだが、グラフで見てみると、勢いがまったく衰えていないのがわかる
 そんな留まる勢いを知らない「ラグナロク オンライン」だが、運営側としては、問題点も把握しているようだ。そのひとつが、4年に及ぶ長い運営の結果、古参の上級ユーザーと、新規ユーザーとの間の格差が広がりすぎていて、コミュニティーを形成しにくい、という状況ができてしまっていることである。そこで考え出されたのが、すでに発表済みだが、新プロジェクトの第1弾である「アイテム販売」だ。勘違いしてしまいやすいのだが、このアイテム販売とは、アイテム課金のことではない。現在の月額利用料金制はそのままに、利便性の高いアイテムが販売されるということなのである。利便性が高いといっても、あらゆるレベルのユーザーの使用を目的としたものではなく、初級者が中級者へ、中級者が上級者へとレベルアップしやすくなることを目的としている。初心者と上級者と二極化してしまっているユーザーニーズに対応し、融合させることでユーザーノコミュニティの拡大を狙うというものである。もう少し具体的に説明すると、若年層のプレーヤーや時間のない社会人プレーヤーのため、短時間でもレベル上げが楽に行えるような、ブースト系のアイテムを用意するとのことだ。販売を開始する時期は今冬(来年2月ぐらいまで)の予定で、販売するアイテムの種類も、大まかにジャンル(カテゴリ)が発表されただけで、現時点では名称や具体的な効果といったことは不明である。そう遠くない時期に、正式な発表があるので待つとしよう。

 後編では、第一マーケティング部部長代理の飯野平氏と、コンテンツ制作部第一制作課制作担当責任者の廣瀬高士氏による、アイテム販売のより詳細な話や、それ以外の2007年度の新規プロジェクトの話、不正対策に関する話などを紹介していく。

(左)ガンホーでは、「ワンソース・マルチユース」を明確に掲げており、こうしたグッズ展開も今後はさらに力を入れていく模様、(右)フォトセッションにて。左からガンホーの廣瀬高士氏、ゲストの新杵堂代表取締役社長の田口和寿氏、森下氏、ガンホーの飯野平氏

(デイビー日高@RBB)
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