★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
「PvP、5〜10のLv差は操作次第で覆せます」― ネオスチーム正式サービス記念インタビュー
10月18日
ハンビットユビキタスエンターテインメント 金奎萬氏
スチームパンクな世界観とファンタジーを融合したMMORPG「ネオスチーム」。10月19日にはアイテム販売も開始される予定で、いよいよ正式サービスがせまってきた。
今回、ネオスチームの今後などについて、ハンビットユビキタスエンターテインメント 金奎萬(Kim Kyu Mahn)氏にお話を聞くことができた。
Slash:オープンβテスト開始から約1か月、正式サービスが目前なわけですが、ゲーム内の状況はいかがでしょう? プレイヤーの皆さんのレベル分布はどうなっていますか?
金:思ったよりも育成が早いですね。もうレベル70まで行っている人もいます。平均的にはレベル30から40といったところです。レベル40〜50のあたりは育成に苦労するようで、そこについて我々として何か対応できるかを考えているところです。
Slash:職業バランスはいかがでしょう?
金:クローズドβでは放浪者系(※アーチャー・シーフ)が多かったですね。オープンβではいろんなキャラクタを作って試すという人も多かったのですが、クローズドβの影響もあってか放浪者系が多めでした。思ったより生産系が喜ばれるみたいで、ギルドを組んだときに、ギルドメンバーのためにアイテムを生産してあげるといったスタイルで遊ばれているようです。
Slash:クエストの進行状況はどうですか?
金:クエストはネオスチームのウリのひとつで、世界観や国家間で争う意義を感じてもらうためにコンシューマーRPGで採用されているストーリー型の連続クエストを多数準備しています。これらは国家によっても違ってきますし、序盤は職業によっても変わります。ユーザさまも非常にやり込んでいただいておりまして、クエストのストーリーを日記のネタにしたり、ゲーム内でもクエストを話題にした会話が行われていたりと、楽しんでいただいていますね。そのためもあって、不具合はもちろんのこと要望を熱心に報告してくれる方もおられます。特に現状ではレベル30〜40あたりのクエストがもう少し充実して欲しいという声をいただいています。他のゲームと比べてもクエストは多めにあるのですが、ユーザさんの立場からするともっともっと充実して欲しいのだと思います。
Slash:ユーザ参加型運営制度として行われている「あなたのつまんないを教えて!」の反響についてお聞かせください
金:予想を上回る反響を頂きました。内容につきましては基本的にはプレスリリースで発表させていただいているとおりですね。要望をいただいているもののうち、装備品のバリエーションについては、クエストの報酬や、課金アイテムとして出していければと思います。
プレイヤーキャラクタの追加については、開発チームと調整していますが簡単ではないようです。
ユーザインターフェイスについては、特に、チャットが難しいという点とATOKに対応していない点ですが、こちらは開発チームで作業中です。なるべく早く実装したいと思っています。
Slash:こういった要望について、開発チームとはどういったかたちで連絡をとっているのですか?
金:日本で行った会議の結果をメールで知らせています。また、急ぎの時はメッセンジャーや電話、カンファレンスシステムなども使用しています。他社と直接比較したわけではないですが、開発チームの仕事は速いと思います。開発でもできるだけ日本の状況に合わせてくれていますし。
■課金アイテムについて
Slash:正式サービスがいよいよスタートしますが、課金アイテムについて種類や価格などの詳細をお聞かせください。
金:価格など詳細につきましては公式サイトを見ていただきたいのですが、たとえばバランスを崩さない程度の経験値アップや、限定アイテムとして「+7」まで失敗しない精錬補助アイテムなどですね。ユーザの皆さんにお得感をもっていただけるアイテムがたくさんあると思います。
課金アイテムによってゲームバランスが崩れるのは防ぎたいので、ちょうどいいラインがどこにあるのかを常に試行錯誤しています。
Slash:スチームを増量するアイテムなどはニーズがあるのでは?
金:ユーザからの要望で「足りない」というのは実際ありますので、受け止めるようにしています。今回それに関連したアイテムも用意させていただきました。
Slash:アイテムの価格ですが、ざっくりと価格帯はどのあたりになりますか?
金:価格帯は広いですが、ユーザの皆さんがお得に感じていただけるようにしています。PvPが重視されているゲームですので、現金を払えば強い武器が買える、そういう露骨なのは一切ないようにしています。
実際、PvPでもレベルや装備の性能が高い方が必ず勝つわけではありません。第2次クローズドβで行ったギルド対抗イベントのときは、ボイスチャットツールを併用してコミュニケーションをとることで、平均レベルが低いのに強い、というチームがありました。レベルに5から10の差があっても、操作次第で覆せるようなバランスになっています。
Slash:正式サービスが19日から始まるわけですが、これまで実装されていなかった3か国目は同時に実装されるのでしょうか?
金:そうできれば良かったのですが、3か国目は韓国でもまだ実装されていません。現在は国家間のバランス調整などを進めているところです。
■PvPとRvRについて
Slash:ネオスチームでは戦争がひとつのキーアイテムとなっていますが、日本での対人戦の状況について教えてください。
金:日本のユーザがPvPやRvRを好むのか心配していましたが、ふたを開けてみると、自発的にいろいろなイベントなどもやっていただいて、安心しています。対人戦に慣れていないユーザさんにも、PvPゾーンや相手国家に進入するような内容のクエストが用意されていますので、徐々に国家が争っている雰囲気を体験してもらえるようになっています。我々も、国家間の戦争を盛り上げるイベントを積極的にやっていこうと思っていますし、新しい戦争システムも開発が進んでいます。
先週、国家間の大規模戦争をやってみたのですが、さっそくサーバ強化のリクエストが出てきましたね。
Slash:大規模戦争はサーバの強化が必要なのですか?
金:サーバ側の最適化は毎週のように進めています。また、クライアント側も低スペックPCで動作させると確かに重かったので、ここについても開発元と話して最適化を進めています。
Slash:ゲームが日本に来て2か月ですが、スキルのバランス調整などは行われていますか?
金:スタンをくらうと魔法使い系は3〜5秒で死んでしまうので、ちょうどいいバランスをさがしているところです。さすがに何も出来ずに死んでしまうというのは厳しいですから。毎週火曜日の定期メンテナンスで、そのあたりの調整を入れています。
Slash:プレイヤーが対人戦をおこなうメリットは結局どういったことになりますか? 個人、PT、ギルド、国家……いろいろなレイヤーがあると思いますが。
金:一番のメリットは今のところ、敵国のキャラクタを倒すとソウルクリスタルが手にはいる、というところでしょうか。ソウルクリスタルについては、装備品の能力値をリセットする際に必要になりますし、新マップのロフアイルにいくとあちこちで必要になります。ネオスチームの対人戦にはデスペナルティがないので、気軽に楽しんでもらえればと思います。逆に、そういうのが苦手な人やキャラクタが十分に育っていない人も、自国内では一方的に戦いに巻き込まれない仕組みがありますから、楽しんでもらえると思います。
Slash:敵国からの侵攻がありましたというメッセージが出ますが、これだけだと応援に行きたくても行けない人もいそうです。
金:マップ上に侵攻地点を表示して欲しいといった要望は既に開発チームに伝えてあります。あと、ゲーム内では敵国が侵入すると、発見者が全体チャットをつかって出現場所や人数、おおよそのLvなどを実況するというのが定着していて、あまり便利にするよりも、こういったユーザ間のシステム以外でのコミュニケーションを尊重したいとも考えています。
■不正対策について
Slash:チート、RMTについて対応状況をお聞かせください
金:BOTなどへの対策として、nProtectでガードしています。その上に、ゲームマスターがゲーム内で調査するなど、プレイヤーさんに快適な環境でプレイしていただけるよう、BOTがなるべくいなくなるよう慎重に作業をしています。
また、ゲーム内に修練場を設置していますが、これはプレイヤーがキャラクタを置いておいてスキルを育てる(接続状態でキャラクタをそこにおいておくと、自動的にスキルアップがおこなわれる)場所です。通常の狩りよりは伸びが遅いですが、BOTをあえて使う必要性を下げているわけです。
Slash:RMT対策はいかがでしょう?
金:基本的なところでは、海外IPを遮断しています。さらに、プロキシなどで接続してくるケースに対応するため、一日2〜3回程度調査しています。また、同じペースでゲーム内のゴールドの流れについても調査しています。RMT業者に「厳しい」と思わせるくらい調べていますね。
BOTやRMTへの対策については優先順位を一番にしています。そういった日々の対策によって、管理がいきとどいていると思わせ、BOTやRMT業者のいない状態を維持しようと考えています。
プレイヤーのみなさんからは、BOTへの対応を評価していただいている部分があるので、そこを大事にしていきたいですね。
Slash:最後になりますが、プレイヤーの皆さんにメッセージをいただけますか?
金:外から見るよりも、中に入った方が内容が伝わってきます。戦争だからと嫌がらずに、ゲームを楽しんでいただけたらなと思いますね。基本無料なのでがんがん入って楽しんでください。
Slash:ありがとうございました。
■インタビューを終えて
PvPをもつオンラインRPGでは、レベル差が圧倒的な有利不利につながるものが多い。しかし、ネオスチームではレベル5〜10程度の差は操作次第で覆せるという。もちろん技量が同じならレベル差が勝敗につながるのだろうが、プレイヤーにとっても後から参入しやすいということにつながるのではないだろうか。
今回のインタビューのなかで、こうしたデザインがMMORPGに新たな人の流れを生むのではないかと感じた。
(伊藤雅俊@RBB)
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