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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
【TGS2006】「ROのようなサイバー共和国を作れればいい」−−元Gravity社長 金 正律氏、新会社サイカンで目指す方向性を語る
9月22日
インタビューは日本語と韓国語が飛び交う中、終始和やかな雰囲気で行われた
 「ラグナロクオンライン」を生み出したグラヴィティの元社長である金 正律(キム ジョンユル)氏。グラヴィティを去った氏が新たに設立したのはサイカン社。このサイカンが本格的に日本に進出するため、日本法人を2006年9月15日(金)に設立したのは既報の通りだ。東京ゲームショウ2006(TGS2006)に、韓国のブースとしては最大規模で出展することで関心を集める中、「注目の人」である金 正律氏へインタビューを行った。

 「ラグナロクオンライン」の成功でキーとなったのがコミュニティだが、ユーザーコミュニティを支援する考えはあるかとの質問に、氏は「日本人は非常にコミュニティを重視する。だからサイカンとしても、コミュニティを支援する考えはある」と回答。日本でのコミュニティを重視する考えを見せた。

 また、「年々オンラインゲームは規模が増大し、資金がかかるようになっている」としながらも「韓国の面積は小さいが、ゲーム市場は非常に大きい。自分にとっては国の国境は関係ない。『ラグナロクオンライン』は全世界に多数のプレイヤーがいてゲームで繋がっている。このようなサイバー共和国を作れればいいと考えている」ともコメント。韓国のオンラインゲーム市場への自信のほどをうかがわせた。

 サイカンがTGS2006で出展したのは6タイトル。オンライン格闘ゲーム「RFC」、紙に描かれたキャラクターが戦うFPS「Paper Man」、オンラインアクションゲーム「R-MAN」、戦闘メカに乗ったキャラクターが最大100人での戦いを展開する「BATTLE BOOM」、3Dの釣りゲーム「Fishing on」、愛犬を育成するコミュニティゲーム「Puppy on」といずれもカジュアル系となっているが、金 正律氏によると、企画に数年かけた大作があと2タイトル用意されており、その詳細は来年に公開されるとのことだ。

 韓国で社会問題となりつつあるBOTやRMTといった不正に対しては「これから大きな問題になると考えている」とコメント。サイカンのタイトルにおける不正対策がどのようなものになるのか注目が集まる。

 サイカンのブースは、奇しくも「ラグナロクオンライン」に深い関係があるソフトバンクグループの隣だったが、「当日まで知らなかったのでビックリした。色々と不幸な誤解はあったが、こちらとしては今後も仲良くやっていきたいと考えている」と発言。

 韓国企業としては最大規模のブースを出展、6タイトルもの作品を引っさげて登場したサイカンの今後の展開が注目されるところだ。
(水口真@RBB)
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