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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
DirectXのような標準APIセットを携帯電話にも作る― クロノスグループ代表来日会見
8月31日
Khronos Group代表 Niel Trevett氏
OpenGLなどの標準を管理する団体、Khronos Group(クロノスグループ)の代表でNVIDIA副社長のニール・トレベット氏の来日記者会見が8月29日におこなわれ、クロノスグループが管理する標準の現状と、今後のロードマップに関するアップデートを行った。クロノスグループは、携帯電話など組み込みシステムにおけるメディアAPIセット「OpenKODE」の仕様策定も進めている。
クロノスグループは、OpenGLなどのメディアオーサリングとアクセラレーションに関するオープン標準を策定する団体で、100社以上の会員企業によって構成されている。デスクトップ向け2D・3Dグラフィックスの「OpenGL」の管理は現在、OpenGL ARB(アーキテクチャレビューボード)からクロノスグループに移管されており、今年のSIGGRAPHでOpenGL 2.1がリリースされたところ。
組み込み向けに、2Dおよび3Dグラフィックスの「OpenGL|ES」、2Dベクターグラフィックスの「OpenVG」、ストリーミングメディアの「OpenMAX」、オーディオの「OpenSL|ES」がある。OpenGL ES1.1は、PLAYSTATION3に採用される「PSGL」のベースとなっている。また、これらの標準を統合して、PCにおけるDirectXのようなAPIセットを携帯電話など向けに提供するOpenKODEも進行中で、こちらのリリースは2007年はじめが予定されているという。ニール氏によると、携帯電話向けゲームなどでは現在、端末ごとの違いに個別対応する必要があり、1つのアプリに700〜800種類の異なるバージョンを用意しなければならないという。OpenKODEの採用が進めば、こうした状況が大きく改善されることになる。現在、すでに日本国内の携帯電話事業者にも働きかけを進めているという。
また、3Dアセットをツール間でやりとりするためのCOLLADAは、もともとSCEが開発していたが、現在はクロノスグループに移管されており、シェーダや物理も扱えるよう拡張されたバージョン1.4が最新のもの。ゲーム開発関連のツールで採用が進んでいるほか、Google Earth バージョン4でも採用された(作成したデータをCOLLADA形式で送ることで、Google Earth上に表示させることができるようになった)。2006年下半期にOpenGL ES2.0がサポートされる予定。さらに、開発中のデータ交換だけでなく、ランタイムでの利用について拡張が検討されているということで、こちらはバイナリ化や圧縮などが含まれることになりそうだ。
現在開催中のCEDEC2006では、COLLADAやOpenGL ESなどについてのセッションも設定されている。
(伊藤雅俊@RBB)
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