今年の3月に開催されたGDC2005の「シリアスゲームサミット」でも、著者本人が取り上げ、話題になっていた「Theory of Fun for Game Design」(Raph Koster著)の日本語翻訳版だが、オライリー・ジャパンより12月17日に出版された。邦題は「おもしろいのゲームデザイン」(酒井皇治訳)だ。
Google APIやAjaxなどWebサービス的なプログラムが主流になりつつ中、純粋にアルゴリズムやグラフィック処理、ネットワーク処理、データベース処理をひととおり自前で用意しなければならないゲームプログラム開発は、いわゆる「プログラマー」の最後の砦かもしれない。Web時代になっても、オンラインゲーム時代になっても、商用アプリケーションやオープンソース開発にようにならないのは、ゲームプログラム開発において、第一の優先項目が、この「おもしろい」ゲームを作ることだからではないだろうか。そのためには、流行の開発モデルやバズワードは不要なのかもしれない。