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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
ウルティマオンラインの開発スタッフによるゲームデザイン理論の本
12月19日
 今年の3月に開催されたGDC2005の「シリアスゲームサミット」でも、著者本人が取り上げ、話題になっていた「Theory of Fun for Game Design」(Raph Koster著)の日本語翻訳版だが、オライリー・ジャパンより12月17日に出版された。邦題は「おもしろいのゲームデザイン」(酒井皇治訳)だ。

 この本は、面白いゲームとつまらないゲームの違いはなにか。どんなゲームを面白いと感じるのか。あるいは、ゲームによるの学習効果。などを解説したもので、グラフィックスやプログラミングテクニックではない、ゲームデザインのあり方を考察した本で、MMORPGの開発者やデザイナーの注目を集めていた。

 Google APIやAjaxなどWebサービス的なプログラムが主流になりつつ中、純粋にアルゴリズムやグラフィック処理、ネットワーク処理、データベース処理をひととおり自前で用意しなければならないゲームプログラム開発は、いわゆる「プログラマー」の最後の砦かもしれない。Web時代になっても、オンラインゲーム時代になっても、商用アプリケーションやオープンソース開発にようにならないのは、ゲームプログラム開発において、第一の優先項目が、この「おもしろい」ゲームを作ることだからではないだろうか。そのためには、流行の開発モデルやバズワードは不要なのかもしれない。

 先端ゲーム開発者は要チェックの1冊だ。

●「おもしろい」のゲームデザイン
 Raph Koster 著酒井 皇治 訳
 定価:2,520円
 ISBN4-87311-255-9

(中尾真二)
(RBB TODAY)
関連リンク|Link
「おもしろい」のゲームデザイン
Slash Games編「直撃!ゲーム最前線」:ゲーム技術を広く活用する「シリアスゲーム」とは何か〜シリアスゲームジャパン藤本徹氏インタビュー
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