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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
「ド○ゴ○ボール並みに(笑)、ドキドキする展開が用意されている」!? -ECO座談会(後編)
10月28日
10月26日にガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)本社にて行われた、MMORPG『エミル・クロニクル・オンライン』(以下、ECO)のスタッフによる座談会形式の記者発表会の後編をお届けする。
ECOのこれまでにないシステムとして、脚光を浴びているのが「憑依システム」。武器や防具などの装備品にプレーヤーが憑依(ひょうい)して強化することができ、それをほかのプレーヤーが装備できるという仕組みなのだ。ひとりのプレーヤーが、最大3種類まで憑依している武器や防具を装備できるので、ひとりなんだけど4人パーティーという雰囲気を味わえる点も特長である。続いては、その憑依システムの誕生のいきさつがテーマだ。
ヘッドロックの下郷氏によると、前編でもチラリとその口から語られた「黒幕のボスの発案です」だそうで、Tシャツに2次元化して張りついてしまうカエルが主人公の、往年の人気アニメが着想の原点だったとか。ガンホーの山本氏によれば、現在は、アイテムとなって目的地へ運んでもらう、ヒッチハイク的な使われ方をされているそうで、想定していない使われ方が出てくるところが面白いとのことである。
さらに、テーマはもうひとつのECOのシステム面の特長である「マリオネットシステム」の誕生の話へ。同システムは、ヌイグルミのようなアイテムであるマリオネットに、プレーヤーが憑依できるというもの。マリオネットごとに固有の特殊能力があり、またログアウト時にプレーヤーの代わりに活動させるための簡単な命令を与えられるのもポイント。特にプレー時間をあまり取れない人にとっては重宝する、とても便利なシステムである。
こちらも、下郷氏によれば「ボスの発案」だそうで、基本的にはひとりでも憑依システムを楽しめる方向で、ということで考え出されたそうだ。また、変身願望が反映されているそうで、もとは気軽にキャラクターを変えられる楽しさを味わってもらうべく考案されたようである。
また、岩田さんによれば、マリオネットを使えば一時的にしろ強くなれるので、戦闘でみんなに使用されるはず、と予想していたらしい。だが、現時点では足の速い“インスマウス”というマリオネットが移動用として使われるぐらいなのでで、もっと使ってもらうようにするのが今後の課題とのことであった。
そして、続いてのテーマが、イラストレーターの羽々キロ(はねはねきろ)氏を起用した理由。これは、ブロッコリーの中田氏が語ってくれた。ご存じの方もいるかと思うが、羽々キロ氏は、ブロッコリーの人気カードゲーム『アクエリアンエイジ』で活躍しているイラストレーター。今回採用した理由は、中田氏の同僚が「この人はどんどん成長するので、どこまでいけるか見てみたい。この人はブレイクする」という発言されたのが発端だそうである。また、キャラクターだけでなく、そのほかの生き物やアイテムなどすべても含めた世界観全体を描ける実力があり、また優しいタッチであることも大きな理由となったそうだ。ブロッコリーといえば、『デ・ジ・キャラット』のこげとんぼ氏、『ギャラクシーエンジェル』のかなん氏と、同社が作品と共に育てたイラストレーターともいうべき人たちがいるわけだが、同様に作品と一緒に育てよう、という狙いもあるそうである。
羽々キロ氏のポスターを囲み、司会者のガンホー小島氏も加わって記念撮影。羽々キロ氏のイラストは、ハートフルな感じでECOにまさに持ってこいのイメージ
その後いくつかのテーマのあと、コーヒーブレークが設けられた。その間は、座談会出席者の4名に、「トリオ・ECO(ガンホー、ブロッコリー、ヘッドロックの3社)で仕事してみて面白かったことは何ですか?」や、マリオネットのひとつであるタイニー(山本氏のかぶっている帽子がそのキャラクターグッズ)を描く、といった場面も。最後には、「ECOベーターテスターのみなさんへのひとこと」という設問も用意され、中田氏は「いろいろ教えてください」、下郷氏は「一緒に楽しいECOを作っていきましょう」、岩田氏は「待ってます!」、そして山本氏は「みんなで作ろう!!」であった。
ベータテスターへのひと言で、山本氏は、最初は本音(?)の「課金をお願いします!」と書いて、笑いを誘っていた
通常のテーマに戻り、最後は「今後の展開」について。話せる範囲内ということだったが、山本氏のように「11月は楽しみなことが」というあとに、「でも、まだ正式には決まってないんだよね(笑)」などという社内的に微妙な話も。とにかく、今後は「ド○ゴ○ボール並みに(笑)、ドキドキする展開が用意されている」そうである。それを受けての岩田氏は、「ここであまり公開しちゃうと、次に“ボス”と会ったときに怒られるので(笑)、うっかり話せないのですが」といいつつも、実装の可能不可能はひとまず置いて、今後やりたいことを話してくれた。それによれば、「修理」の形が見えてきたので、可能なら11月中にはなんとかしたいという。そのほか、「武器やアイテムなどの外見の変化または性能の強化」も実現させる方向で奮闘中だそうである。また、現在の舞台の東西南北にも国家があり、北側の国は魔法の国なので、魔法ギルドが複数ある……などと、少々公開してはまずい話も特別に(?)聞かせてくれた。下郷氏は、「合成にもっと力を入れたい」とのことで、バックパッカー系のキャラクターが採算が取れるような形に持っていきたいそうである。そして最後の中田氏は、ブロッコリーの得意分野であるキャラクターグッズ関連で、ECOの商品展開を強化していきたいとのことであった。
アメリカ産、韓国産のMMORPGをローカライズした作品が多い中、純国産としてゼロから作られている『エミル・クロニクル・オンライン』。今回の座談会形式の記者発表会は、最前線の開発スタッフの熱意が伝わってくる内容であった。正式サービス開始は12月中を予定しているとのことなので、今後のベータテストの進捗状況に要注目、なのだ。
(デイビー日高)
10月28日(金)から始まる、「ハッピーハロウィン♪イベント」のイメージ画面。カボチャをかぶれ、魔法のほうきで飛べるそうだ。
(左)11月25日にフロンティアグルーヴから、定価2940円(税込)で発売予定のWindows版『エミル・クロニクル・オンライン ビギナーズパッケージ』のパッケージイラスト。 (右)こちらは、11月25日にワンダーコーポレーションから定価3,200円(税込)で発売予定のWindows版『スペシャルパッケージ』についてくる、マリオネット・ダンプティーのぬいぐるみ。
(RBB TODAY)
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